キヤノン AF対応ティルトシフトレンズの新特許

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キヤノン 新レンズの特許

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【技術分野】
本発明は、あおり機能を有する光学系に関する。

【背景技術】
撮像に用いられる光学系には、シフト等が可能なあおり機能を有するものがある。

【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
あおり機能を有する光学系では、小型かつ軽量で、良好な光学性能を有することが求められる。

焦点距離 17.00
Fナンバー 4.10
半画角(°) 51.84
像高 21.64
レンズ全長 148.50
Sk 16.76

オートフォーカスに対応か

キヤノンがティルトシフトレンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのか詳しくみていきます(当サイトの解釈です)。

この特許は、構図を上下左右にずらすシフト撮影と、ピント面を傾けるティルト撮影の両方に対応し、さらにオートフォーカスにも対応可能な交換レンズ用光学系に関する特許のようです。建築写真や商品撮影などで求められる精密な構図調整を可能にしながら、従来のティルト・シフトレンズよりも小型・軽量で扱いやすい構成を目指した技術のようです。

One Point!:ティルトとシフトって?
シフトは“構図を上下左右にずらす”動作で、建築写真のパース補正に使われるよ。 ティルトは“ピント面を傾ける”動作で、被写界深度を自由にコントロールできるのが特徴なんだ。 この2つを組み合わせると、通常のレンズでは不可能な構図調整やピント表現ができるよ。

このレンズの特徴は、内部に配置された複数の可動レンズ部分を、それぞれ独立して横方向に動かしたり、わずかに傾けたりできる点にあるとされています。これにより、レンズ全体を大きく動かす必要がなくなり、鏡筒の大型化を抑えつつ、十分なシフト量とティルト角を確保できる構成になっていると読み取れます。

また、シフト動作だけの場合でも、ティルト動作を加えた場合でも、画面周辺部で球面収差、像面湾曲、歪曲収差、コマ収差、倍率色収差などが大きく悪化しないよう、レンズ配置や硝材構成が工夫されていると説明されています。特に、TS操作時に画質が破綻しやすい周辺部の描写を安定させることが、この特許の重要な狙いのひとつになっているようです。

フォーカス方式については、レンズ全体を繰り出すのではなく、内部の一部レンズだけを前後に動かす構成が示されており、モーター駆動を前提とした記載もあることから、マニュアル専用ではなくオートフォーカス対応レンズとしての実用化も想定されていると読み取れます。これにより、TSレンズでありながら通常撮影時はAFで快適に使える構成を狙っている印象です。

One Point!:TSレンズでAF対応が難しい理由って?
ティルトやシフトで光軸がズレると、AFの基準が変わってしまうからなんだ。 従来はMF専用が多かったけれど、今回の特許は“内部の一部レンズだけを前後に動かすAF構造”を採用していて、TS操作とAFを両立しやすい設計になっているよ。

実施例では、フルサイズセンサーをカバーする広角レンズを想定した設計が中心で、大きなイメージサークルを確保しながら、シフト量・ティルト角ともに実用十分な範囲を確保していると説明されています。通常撮影時だけでなく、シフト時やティルト時にも画質を安定させることが、この光学系の設計思想として読み取れます。

この特許が実現すれば、シフトもティルトも可能で、さらにAF対応、しかも小型で高画質という夢のようなティルトシフトレンズが登場する可能性がありそうで、非常に楽しみですね。

さらにキヤノンのセンサーの新特許について「キヤノン グローバルシャッターに関する特許 ノイズ低減を実現」で詳しくお伝えします。

J-PlatPat

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