Z7III登場の可能性は? 登場しない理由 登場したら仕様はどうなる?

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Nikon Z7III
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Nikon Z7IIIが登場しない理由と、もし登場したらの予測

Nikon Z7IIIは、Zマウント初期から続く高画素・静止画特化型シリーズの次世代機として、長らく登場が期待されてきました。しかし、2025年現在も登場しておらず、Nikon Z6IIIやNikon Z8といった他のモデルが先に登場しています。なぜNikon Z7IIIが登場しないのか、そしてもし登場するとしたらどのような仕様になるのか、市場や技術の背景から考察してみたいと思います。

なぜNikon Z7IIIは登場しないのか?

まず、Nikon Z7IIIが登場しない最大の理由は市場の需要の変化です。Nikon Z7シリーズは静止画向けの高画素モデルとして登場しましたが、動画性能や連写性能を重視するユーザーが増えたことで、よりバランス型のNikon Z6シリーズやプロ向けのNikon Z8、NikonZ9に注目が集まっています。特にNikon Z6IIIはEXPEED 7を搭載し、動画・静止画の両方に強く、価格帯も手頃なため、Nikon Z7IIIの優先度が下がっていると考えられます。

また、Nikon Z8との機能重複も大きな要因です。Nikon Z8は4500万画素の積層型センサーを搭載し、静止画・動画ともにハイエンド性能を持っています。Nikon Z7IIIが仮に4500万画素の裏面照射型センサーを搭載しても、差別化が難しく、ラインナップの混乱を招く可能性があります。

さらに、技術的な課題も指摘されています。EXPEED 7はNikon Z8/Z9で実績がありますが、6000万画素以上のセンサーとの組み合わせでは熱処理やバッファ性能に課題があるとされており、Nikon Z7IIIが新センサーを搭載するにはさらなる最適化が必要になるかもしれません。

それでもNikon Z7IIIに期待する理由

とはいえ、Nikon Z7シリーズのコンセプトは今も魅力的です。軽量・高画素・静止画特化という立ち位置は、風景・商品・スタジオ撮影などで根強い需要があります。Nikon Z8ではオーバースペック、Nikon Z6IIIでは画素数が足りないと感じる層にとって、Nikon Z7IIIは理想的な選択肢となるはずです。

Z7IIIが登場するとしたら?予想される仕様

もしNikon Z7IIIが2025年末〜2026年に登場するとしたら、以下のような仕様が予想されます:

  • センサー:新開発の6000万画素裏面照射型CMOS(積層型ではない可能性が高い)
  • 画像処理エンジン:EXPEED 7(Nikon Z6IIIと同等)
  • 連写性能:メカシャッター搭載で6〜8コマ/秒程度
  • 動画性能:4K60p(クロップあり)、8K非対応
  • ボディサイズ:Nikon Z7IIとほぼ同等、Nikon Z8より軽量
  • EVF:576万ドット以上の高精細OLED
  • 価格帯:35〜40万円前後(Nikon Z6IIIより高く、Z8より安い)

このような仕様であれば、Nikon Z8との差別化も可能で、静止画ユーザーにとって魅力的な選択肢となるかもしれません。

Nikon Z7IIIが登場するかどうかはまだ分かりませんが、静止画に特化した「静かに強い」カメラとして復活してくれることを願っています。

Nikon Zシリーズの今後の展望

2025年は、Nikon Zシリーズにとって大きな転換期になる可能性があります。エントリーモデルからフラッグシップ、さらにはシネマカメラまで、幅広いラインナップの刷新が予想されています。

1. エントリー〜中級モデルの進化

  • Nikon Z30 II:Vlog向けのAPS-Cモデルとして、EXPEED 7と2090万画素センサーを搭載し、4K60p動画や顔・目検出AFなどが強化される見込みです。
  • Nikon Z5 II:フルサイズ入門機として、裏面照射型2400万画素センサーとExpeed 7を搭載。Nikon Z6IIIに近いAF性能を持ち、動画性能も向上するとされています。

これらのモデルは、動画対応やAI被写体検出など、上位機種の技術を取り入れつつ、価格を抑えた設計になると予想されています。

2. 高画素モデルの復活

  • Nikon Z7 III:6100万画素以上の裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、8K30p動画やProRes RAW記録にも対応する可能性があります。Nikon Z8との差別化として、軽量ボディやメカシャッターの搭載が期待されています。

Nikon Z7シリーズは長らく更新がなかったため、静止画重視のユーザーにとって待望のモデルとなるでしょう。

3. フラッグシップの次世代化

  • Nikon Z9 II:新世代のExpeed 8を搭載し、AFアルゴリズムや連写性能、動画機能が大幅に向上すると予測されています。グローバルシャッターの採用も噂されており、プロフェッショナル向けの進化が期待されています。

Nikon Z9は2021年の登場以来、長くフラッグシップとして君臨してきましたが、他社の動向を踏まえると、そろそろ更新のタイミングかもしれません。

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