タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Z/RFマウント用を開発発表
タムロンが18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDのZマウント、RFマウントバージョンの開発を発表しました。この記事で詳しくお伝えします。
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDの主な仕様
スクロールできます
画角(対角画角) | 77°24′- 5°30′ <APS-Cサイズ ミラーレス一眼カメラ使用時> |
---|---|
レンズ構成 | 15群19枚 |
最短撮影距離 | 0.15m (WIDE) / 0.99m (TELE) |
最大撮影倍率 | 1:2 (WIDE) / 1:4 (TELE) |
手ブレ補正機構 | 〇 |
フィルター径 | Φ67mm |
最大径 | Φ75.5mm |
長さ* | 125.6mm (ソニー用) 125.8mm (富士フイルム用) |
質量 | 620g (ソニー用 / 富士フイルム用) |
絞り羽根 | 7枚 (円形絞り)** |
最小絞り | F22-40 |
標準付属品 | 花型フード、レンズキャップ |
対応マウント | SONY E マウントFUJIFILM X マウント |
希望小売価格 | 96,800円 (税込) |
発売日 | 2021年9月24日(SONY E マウント)2021年10月28日(FUJIFILM X マウント) |
製品画像
Zマウント、RFマウントを追加
タムロンがすでにEマウント、Xマウントで発売されている18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDのZマウント用、RFマウント用の開発を発表しました。発売日は2025年の夏頃を予定しており、現在のところ希望小売価格は未定としています。
なお、18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDのソニーEマウント用は記事執筆時点の最安値で7万円を割る価格で販売されています。同様の価格が期待されますが、ライセンス料などが上乗せされる可能性があり、もう少し高めの価格設定になるかもしれません。
18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDはAPS-Cミラーレス用の高倍率ズームで、発売当時に世界で初めてズーム倍率16.6倍を達成したレンズとして発売されています。18-300mmまでの焦点距離をカバーしており、レンズ交換の手間なく広角から超望遠まで撮影できるレンズだとしています。また、コンパクト設計で、旅行や登山などへも気軽に持ち歩くことが可能で、最短撮影距離は広角端で0.15m、最大撮影倍率は1:2を実現していて、様々な撮影が可能なレンズとしています。
というわけで、ついにこのレンズがニコンとキヤノンのAPS-Cカメラ用に発売されるのですね。これ1本で広角から超望遠、さらにある程度の接写も可能なようですので、非常に汎用的に利用できるレンズとなりそうです。
(source)タムロン
タムロンの最新ニュース!
- タムロン 18-300mm F/3.5-6.3のZマウント版、RFマウント版の開発を発表
- ヨドバシ交換レンズ売れ筋ランキング 望遠レンズがズラリ 人気はソニーとキヤノン
- ヨドバシカメラ交換レンズ売れ筋ランキング ニコンのあの大口径レンズが1位に
- タムロン “今後は単焦点レンズも開発 年間最大10本程度の新製品を発売する”
- タムロン ベトナムの新工場が稼働を開始 生産能力は約1.2倍に増加
- タムロン 決算説明会資料を公開 2026年には年間10本のレンズを発売へ
- タムロン90mm F/2.8 MACROは低価格 中央部の解像は最高 重大な欠点がないレンズ
- タムロン RFマウント用APS-C 11-20mm F/2.8の発売日決定 12万5400円で発売
- タムロン 90mm F/2.8 Di III MACROは欠点を見つけられない、ただ良いレンズ
- タムロンインタビュー “Zマウントでタムロンは目立ち安い”
コメント
コメント一覧 (4件)
Z50IIにとても似合いそうな超高倍率ズームがきましたね。Zでのフルサイズ版でのタムロンレンズを考慮すると、こちらもEマウント版から+2万円程度でしょうか。運が良ければ1万程度のプラスで済むかもしれませんね。RF版も似たような値付けになるのか気になるところです。R7やZ50IIにとってはある意味待望の旅&便利ズームレンズでしょうね。
一方でシグマは16mm始まりで出してきますが、こちらはEマウント版の後に別マウントで出したとしてもX版とRF版のみになるかもしれないですね。
キヤノンの場合、動作するだけでなくDLOに対応しているのかが
問題になります。
一眼レフ用は未対応だったので後処理で対応してました。
但しシグマ製レンズにて、タムロンは所有してないので未確認。
DPP4を使わなければ関係ありませんがその点は要確認ですね。
ボディ内手振れ補正を持っていないニコンとキャノンのAPS-C用にはレンズ内手振れ補正を搭載していますね。
後はソニー用を発売されてからもう少し短期間で発売して欲しいですね。
なぜこれをRFの初手に持ってこなかったのかなぁと思います。1年前のRF参入時点で出していれば競合品無しの独壇場でしたが、シグマ16-300に発表も発売も先行された今となっては……一方でZユーザーにとっては嬉しい1本ですね。
ちなみにE/X用にも手ぶれ補正機構VCは搭載されています。DLOにはおそらく非対応ですが、シグマと同様歪曲や色収差などの補正には対応しているでしょう。レフ機時代とは違う正式ライセンス品の利点ですね。
(以下、シグマHPより引用)
※ 周辺光量・歪曲収差・色収差・回折の補正が可能です。デジタルレンズオプティマイザには非対応ですが、デジタルレンズオプティマイザの補正を標準または強めに設定した際は色収差と回折の補正が可能です。
https://www.sigma-global.com/jp/support/camera-compatibility/?maker=canon&type=mirrorless_aps-c&camera=eos_r10