X-M5が受注を一時停止
富士フイルムが公式オンラインショップでX-M5の受注を一時停止していることが明らかになりました。この記事で詳しくお伝えします。
想定以上の注文で受注を停止
富士フイルムがX-M5を、富士フイルムの公式オンラインショップで受注を一時停止していることが明らかになりました。富士フイルムの公式オンラインショップに記載されているもので、カラバリ、レンズキットなどすべてで受注が一時停止されています。
理由としては、想定を上回る多くの注文ということで、かなり多くの注文が入っていることが理由であることがわかりますね。
X-M5はランキングによっては上位にランクインしていることから、人気のある製品であることは間違いないと思います。しかし、富士フイルムがどの程度の生産能力があり、そのうちどの程度を国内に供給しているのかわからないため、実数としてはどうなのかというところはわかりません。
個人的に気になっているのは、富士フイルムは最近のカメラから、言語設定を日本語・英語のみの製品として販売しているところです。他の言語をすべてインストールしておいて、自由に設定できるのが理想なのですが、そのようにすると為替が大幅に変化したときに、為替が安くなった特定の国で転売用として購入されてしまう可能性があるため、特定の言語のみ選択できるように変更されたようです。
これは転売目的としては、一定の効果があるかもしれません。しかし、逆に考えると、特定の国で在庫がなくなったときに生産分を日本に振り分けるとか、日本で過剰になったら海外に振り分けるといったことが柔軟にできなくなることを意味しています。そのためこれまで以上に供給不足になりやすい環境になっているのだとしたらと考えると、少し心配です。
さらに「富士フイルム GFX100RFの操作系に関する新情報と価格情報が流出」では富士フイルムの中判センサーコンデジの噂について詳しくお伝えします。
センサーサイズ | APS-C X-Trans CMOS 4センサー |
画素数 | 約2610万画素 |
センサークリーニング | 圧電素子による超音波方式 |
イメージプロセッサ | X-Processor 5 |
手ぶれ補正 | 電子防振(動画のみ) |
手ぶれ補正効果 | - |
高速連続撮影 | 電子シャッター:約30コマ/秒 (1.25x クロップ)、約20コマ/秒 メカシャッター:約5.0コマ/秒 |
動画撮影 | 6.2k 30p、4k 60p |
シャッター速度 | 電子シャッター:15分〜1/32000秒(S/Mモード) メカシャッター:15分〜1/4000秒(S/Mモード) |
ISO | 160~12800 |
フォーカスポイント | 13×9 / 25×17のエリア選択 |
EVF | - |
背面液晶 | 3.0インチ 約104万ドット バリアングル式 タッチ可能 |
メモリカードスロット | SD×1 USH-I対応 |
サイズ | 11.9×66.6×38.0mm |
重量 | 約355g |
(source)富士フイルム
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コメント
コメント一覧 (4件)
国内の需要に応えられる価格設定が出来た結果として売れ行き好調なら良いですが
実は英語が使えるなら十分とやはりインバウンドや転売目的で売れている可能性もあるかもしれないですね。
コレも月産台数次第
バックオーダーの台数次第
月産がそもそも1万台とかなら白ける
月産1.5万台とかでバックオーダー半年分超えるなら仕方ないけど
月産1万台なら増やしてから言えよって話になるし、バックオーダー3〜4ヶ月分で受注停止とか胆力が足りない
フジならその位は当たり前と思ってるユーザーは未だに多いから
半年超えると小売店の負担も考えないとイケなくなるから仕方ないけど
コレも月産台数次第
バックオーダーの台数次第
月産がそもそも1万台とかなら白ける
月産1.5万台とかでバックオーダー半年分超えるなら仕方ないけど
月産1万台なら増やしてから言えよって話になるし、バックオーダー3〜4ヶ月分で受注停止とかならば胆力が足りない
フジならその位は当たり前と思ってるユーザーは未だに多いから
半年超えると小売店の負担も考えないとイケなくなるから仕方ないけど
富士は現行の機種が多いためか、全機種の生産を同時に行っているわけではなさそうな気がしますね。となると定期的にこうした受注停止の機種が出てくるのも分かる気がします。実際今までもX-S20等がそうした受注停止を受けているので、恐らく今回も同じ流れなのでしょう。特に新機種は初期ロット分が一番捌けると思われるので、次のロットが回ってくるまでこうした受注停止になりやすい傾向があるのかもしれません。
次々と機種を出す開発力と話題性は確かに見事ですが、それで生産能力が増えるわけでもないでしょうしね。何にしろX-M5は次の生産開始時期までこの状態が続きそうです。