90mm F/2.8 Di III MACRO VXDレビュー
タムロンの90mm F/2.8 Di III MACRO VXDのレビューが公開されています。90mm F/2.8 Di III MACRO VXDがどのように評価されているのか、この記事では詳しくお伝えします。
タムロンの90mm F/2.8 Di III MACRO VXDには特別な魔法がかけられている。自然光やLEDのみを使用している場合、少し柔らかさが感じられる。しかし魔法が本当に現れるのは、フラッシュを使用して物理法則によってのみ現れる光源が写り込んだハイライトを照らすときだ。さらにフラッシュはカメラの中では見えないものを作りだすことができる。
おそらくオートフォーカスや製造品質について、まだ話していない理由に疑問を感じているだろう。それは、今のところタムロンはそれらを最後に考えさせるからだ。ソニーのカメラでは、彼らのレンズはシグマやViltrox、多くのブランドでは見たことがないように、単純にうまく機能する。
実のところ、このことは昔ながらの撮影スタイルにとても魅力を感じている。これを私が言うのは少しおかしいことだが、まるで皆がクリエイターと呼ばれる前の時代に撮影をしているかのように感じられるからだ。
そして12枚の絞り羽根は素晴らしい。しかし、何か他のものと比較しない限り、特にボケ味に引き込まれるような違いを感じない。少なくともマクロ写真を撮影するまではそうだった。そういうわけで、常に比較は喜びを損なうものであることを思い出して欲しい。
90mm F/2.8 Di III MACRO VXDは画質、性能、オートフォーカス、防塵防滴性能、軽量性、実用性に関して全体的に優れたレンズだ。欠点を見つけることができない。ただただ良いレンズだ。それは、彼らが群を抜いて素晴らしいレンズを作る方法を見つける必要があったはずだという私なりの言い方である。タムロンからはそのようなレンズをあまり見たことがなく、もう少し積極的になって欲しい。
- 長所
- 防塵防滴性能
- 手頃な価格
- 軽量
- 高速なAF
- オートフォーカスは最短撮影距離まで機能する
- 12枚の絞り羽根で美しいボケを表現
- 短所
- 特になし
90mm F/2.8 Di III MACRO VXD
タムロンの90mm F/2.8 Di III MACRO VXDのレビュー記事が公開されています。上記はまとめ部分を引用したものになり、より詳細なレビューやサンプル画像がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
タムロンの90mm F/2.8 Di III MACRO VXDは絶賛されていますね。欠点が特にないし、描写も昔ながらの撮影方法を思い出させるものだとしています。また、絞り羽根が12枚あり、最短撮影距離までオートフォーカスが使えることは多のレンズのマクロと比較してかなりのメリットがあるとしています。
またプラスティックではあるがプラスティックを感じさせず、軽量で、さらに手頃な価格、高速なAFともう手放しで褒められている感じですね。
90mm F/2.8 Di III MACRO VXDは記事執筆時点の最安値で約9万7000円となっていて、フルサイズ用の中望遠マクロとしてはかなり廉価な設定になっているようです。
中望遠なのは、例えば近づくと逃げてしまうような昆虫を撮影したりですとか、時間や撮影する方角によって自分自身の影が被写体にかからないようにする必要があったり、より広角特有の歪みがなるべくすくない焦点距離として、中望遠(ほぼ望遠?)が設定されています。
個人的には標準レンズとしても使える標準マクロが好きなのですが、撮影するシーンによっては、このレンズもマクロからポートレートまで様々な使い方ができそうで良いレンズとなりそうですね。
そして「タムロンインタビュー “Zマウントでタムロンは目立ち安い”」ではタムロンへのインタビュー記事について詳しくお伝えします。
主な仕様
モデル名 | F072 |
---|---|
焦点距離 | 90mm<35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ使用時> |
明るさ | F2.8 |
画角(対角画角) | 27°2’<35mmフルサイズミラーレス一眼カメラ使用時> |
レンズ構成 | 12群15枚 |
最短撮影距離 | 0.23m |
最大撮影倍率 | 1:1 |
フィルター径 | φ67mm |
最大径 | φ79.2mm |
長さ | 126.5mm (ソニー用)、128.5mm (ニコン用) |
質量 | 630g (ソニー用)、640g (ニコン用) |
絞り羽根 | 12枚 (円形絞り) |
最小絞り | F16 |
標準付属品 | 丸形フード(フィルター回転窓付)、フロントキャップ、リアキャップ |
対応マウント | ソニー Eマウント用、ニコン Z マウント用 |
MTF曲線
レンズ構成図
(via)ThePhoblographer
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コメント
コメント一覧 (2件)
同じEマウントでシグマの90mmF2.8は295gと半分以下で軽量
しかもiシリーズで見た目も良い
光学性能的に多少劣ってても2万7000円安くてハンドリング良いならそっちを選ぶな
マクロ撮影しない人なら
MTF曲線は確かにシグマよりは上だけど630gは決して軽くはない
「タムロン 90mm F/2.8 Di III MACROは欠点を見つけられない、ただ良いレンズ」、これではコメントのしようがないですね。
発売されて実機を使用された方のレビュー待ちとなっているのでしょう。
カメラ使用者が激減して、購入される方が限られてきているため、逆に大きさ、価格の制限がある程度拡大したため、タムロンの自家薬籠中の90mmマクロの自信作と言ったところでしょう。
そしてソニー、ニコンのそれぞれに対応した製品が同時に提供されるのも画期的です。
ニコンZが販売促進に舵を切ったのかなと感じています。