E PZ 10-20mm F4 Gレビュー
E 10-20mm f/4 PZ Gのレビュー記事が公開されています。E 10-20mm f/4 PZ Gはどのように評価されているのが、この記事で詳しくお伝えします。
- 歪み
- GクラスのレンズはGMクラスのレンズほど補正されていない
- RAWでは10mmで6.5%というかなり大きな樽形歪み
- 20mmで1.4%という中程度の糸巻き型歪みになる
- デジタル補正を適用すると10mmの歪みはわずか0.7%に減少する
- 口径食
- フルサイズで3EVの口径食がみられる
- 絞ると改善されるがf/11でもAPS-Cレンズ以上の口径食がある
- 解像度
- 10mmでは中央部は全般的に優れ、中央付近は非常に良好、隅は少し劣る
- 極端な焦点距離としては非常に良好
- 14mmは画像の周辺部がやや優れる
- 20mmでは品質が低下し中央ではそれほど鮮明ではないが周辺部は高品質を維持している
- 色収差
- 横方向の色収差はよく制御されている
- 極端な四隅で若干増加するがデジタル補正で処理できる
レンズのサイズに驚く
ソニーのE PZ 10-20mm F4 Gレンズのレビューが公開されています。上記は一部を引用して要約したもので、より詳細なレビューやサンプル画像がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、レビューではまずその小さなサイズと軽量さに驚くと評価しています。またGレンズであるためGMレンズほどの性能は期待できないとしていますね。実際に歪みは結構盛大にでていてRAWだと明らかに歪んでいることがわかります。しかし、デジタル補正で補正すればほとんどわからないレベルになるとしています。
このレンズはPZという記述があることからパワーズームで、Vlogで利用されることを目的にしたレンズであることは明らかです。自撮りをしながら動画を撮影する場合、20mmのレンズか、それ以下の焦点距離のレンズが望ましいとしていて、そう考えるとこのレンズは自撮りVlogにはぴったりのレンズと言えそうです。
手持ちで自分一人だけを撮影する場合には20mmでもいいのですが、複数の人と自撮りしたり、街にある被写体と自分を一緒に収めたい場合には、より広角が必要になるケースもあります。また望遠端は換算で30mmになりますので、このレンズはいろいろなところで利用できると思いますね。
またVlogや自撮り目的なら、より小さくて軽量のほうが使いやすいでしょうから、画質に多少問題があってもサイズや重量のほうが重要になるのかもしれません。
そして「ソニー α1 Mark IIの画像が流出したと話題に デザインはα9 IIIを踏襲か」ではソニーの新製品の噂について詳しくお伝えします。
(via)OpticalLimit
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こういうレンズをキヤノンユーザーは待ち望んでる