GoPro 第2四半期決算発表
アクションカメラメーカーのGoProが発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比31%減の1億500万ドル(約170億円)と、アナリスト予想を大幅に下回った。カメラ販売台数は38%減、小売売上高は48%減とハードウェア事業が急減速する一方、サブスクリプション事業は11%増の2900万ドル(約45億円)と成長を維持し、新規購入者のサービス加入率は過去最高の69%に達した。ニコラス・ウッドマンCEOは、5月に開始した戦略的選択肢の検討が最終段階に入り、防衛、一般消費者、金融セクターから問い合わせを受けていることを明らかにした。
身売り検討が最終段階に
アクションカメラのGoProが第2四半期の決算を発表し、予想を大幅に下回ったことをBigGoファイナンスが伝えています。
GoProは以前から経営的な苦境が続いていました。満を持して新たな製品やサブスクを開始したものの、残念ながらデジカメ販売台数は38%減少しており、今後も苦しい状況が続きそうです。
低迷の理由には様々な要因があるようですが、やはり市場への参入障壁が低いことが原因として指摘されています。参入障壁とは、他社がその市場に参入するハードルの高さのことで、技術的な要因や工場設立などの資金規模の要因、ブランド力などがあります。
今回のGoProのような製品は、既存の部品の寄せ集めで簡単に同様の製品が製造できてしまうため、中国メーカーなどが低価格で同じような製品を発売することで、ブランド力はあったものの価格で競争することができず、GoProが行き詰ってしまったようです。
同じような製品として、iRobotのロボット掃除機のルンバがあります。こちらも基本的には寄せ集めの部品で簡単に同様の製品を作ることができるため、中国メーカーが競合製品を発売することで破産してしまいました。
どちらも素晴らしいアイデアの商品でしたが、参入障壁が低かったことでシェアを他社に奪われたということになりますね。アイデア主体のイノベーション商品だと、ブランド力やサブスクなどのエコシステムをうまく構築しないと、低価格で製品を製造できるメーカーにシェアを奪われてしまうという典型例と言えそうです。
GoProの場合は、例えば簡単に動画を編集して公開できるサブスクや、様々なスポーツイベントに協賛して飲料のレッドブルのようにブランド力を徹底的に高めたり、他社にはない機能を搭載したりなどが必要だったようですが、それぞれうまくいかなかったことも指摘されているようです。
サブスクに関しては成長を維持しているようですが売上高全体を下支えするだけの規模になっていないため、いよいよGoProとしては身売りするかどうかなどを検討する最終段階に入ったようです。
一世を風靡したアクションカメラですが、やはり安い中国製品に押されてなかなか経営を再建できないようですね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
GoProはハードに関するものだけじゃないんですよね。
HERO11以降、たいした変化がなかったですし、
Mac用の編集ソフトは出したけど、Windows用編集ソフトは途中で開発中止。
故障時などの対応はinsta360などに比べてかなりよかったのですが、
サブスク関連のサービスがいまいちだったり…
ハード面でもっと頑張ってほしかったし、ソフト面でも改善はしてほしかった。
この手の種類のメインで頑張ってきたので何とかできそうな感じでしたけどね。
価格、仕様、その他サービス、他の方が圧倒的になってきてましたからね。
とても残念です。