EOS R7のオーバーヒートテスト
EOS R7での動画撮影時における発熱がどの程度であるのか、録画は何時間ぐらい可能なのか?といったテストをしている動画が公開されています。EOS R7は何分まで連続で撮影することが可能なのでしょうか?
それではみてみます。
以前、EOS R5が発売されたときにオーバーヒートの問題はかなり大きな話題となりました。
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その後、新ファームが公開されたり、オーバーヒートの判断基準がセンサーやメモリカードの熱によるものではなく録画時間に起因していることが発見され、電池を抜くと続けて録画できるなどの仕様の裏をつくやり方が出回るなどして、発熱問題については収束していきました。
そんなわけでEOS R7ではオーバーヒート問題があるのかないのか、そのあたりを気にしているユーザも多くいたようです。
というわけで、上記の動画をみると以下のような試験結果になったとしています。
■ 21~24度の室内
4k FINE 24fps 02:14:55まで(電池切れ) 4k 60fps(non FINE) 01:40:26まで 4k CROP 60fps 01:40:26まで ■ 30~32度の屋外
4k FINE 24fps 01:01:17まで 4k 24fps(non FINE) 02:58:26まで(電池切れ) 4k 60fps(non FINE) 00:32:56まで 4k CROP 60fps 00:23:55
オーバーヒートまでの時間
上記のテスト内容について、ちょっと説明が必要だと思いますので記述してみます。
まず、時間の電池切れというのは、電池が無くなるまで撮影し続けることができたという意味です。なのでオーバーヒートすることなん完遂することができたという意味になりますね。
そして録画モードですが、non FINEの記述があるものはFINEではない動画ということになります。さらに、動画フォーマットの種類の違いや、4kクロップ動画かどうかによっとオーバーヒート時間に変化があるのかという比較になっています。
というわけで、それぞれみると室内では60p撮影しても1時間30分以上は撮影できているので、オーバーヒートも特に問題なく運用できそうです。もちろんずっと撮影し続けるということになると1時間30分超えでオーバーヒートが発生する可能性があり、しかも冷却して次に撮影を開始できるまでのダウンタイムも必要になります。しかし通常はある程度の細かいカット割りで撮影するので問題にはならなそうです。
室外ですが、こちらは結構シビアで60p撮影すると4kでも4kクロップでも30分ほどでオーバーヒートで自動停止してしまいます。ですが、4k 24pの場合には電池切れまで、FINEの4k 24pでも1時間の連続撮影ができたということですので、こちらも通常の撮影ではあまり問題とならないのかもしれません。
こうしてみるとEOS R7は比較的、動画を撮影しても発熱に関してナーバスになる必要なく、室内では4k 24pで撮影すれば、Vlogやライブ配信などの長時間の撮影なども無事に行うことができそうです。
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