1位 D5600 ダブルズームキット D5600WZ(ニコン)
2位 EOS Kiss X9i ダブルズームキット KISSX9I-WKIT(キヤノン)
3位 EOS Kiss X10 ダブルズームキット ブラック KISSX10BK-WKIT(キヤノン)
4位 D3500 ダブルズームキット D3500WZ(ニコン)
5位 EOS Kiss X9 ダブルズームキット ブラック KISSX9BK-WKIT(キヤノン)
6位 D3500 18-55 VR レンズキット D3500LK(ニコン)
7位 EOS Kiss X10 EF-S18-55 IS STM レンズキット ブラック KISSX10BK-1855ISSTMLK(キヤノン)
8位 D7500 18-140 VR レンズキット D7500LK18-140(ニコン)
9位 EOS Kiss X10i ダブルズームキット EOSKISSX10I-WKIT(キヤノン)
10位 EOS 80D EF-S18-135 IS USM レンズキット EOS80D18135ISUSMLK(キヤノン)(記事を一部引用しています)
(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/d237b49ccf3532c45e9ab8a647fff6e9368e6419
2020年に売れた一眼レフは何か?
BCNが2020年の一眼レフの売れ筋ランキングを公開しています。ランキングは2020年1月1日~12月6日の集計データです。
記事によれば2020年に最も売れた一眼レフはNikon D5600だそうです。今年はBCNランキングでもD5600が1位を獲得することが多かった印象がありましたが、年間でもNikon D5600が1位を獲得したということになります。
Nikon D5600は、ダブルズームレンズキットで現在の最安値は7万0179円となっているため、売れるのもわかるというものですよね。通常はダブルズームで10万円を割ると売れるようになりますが、7万円というと破格の価格になります。Nikon 1 J5のダブルレンズキットなどは6万円前後で売られていましたので、長いこと売れ筋1位だったのも理解できる金額です。
ただし、ランキングを見渡すとキヤノンでは2位にKiss X9iが、9位にKiss X10iがランクインしていますし、X10やX9もランクインしているので、全体的にはキヤノンのほうが優勢という印象ですね。しかも価格が安いので利益率はかなり低いはずで、1位だからといって安心できるような状態ではないと思います。
APS-C一眼レフの新作発売はあるのか?
ニコンのD5600は2016年11月の発売でしたので、もう4年以上前に発売された機種になります。D5500の発売は2015年でした。それまでだいたい1年半から2年ほどで新機種が発売されてきたわけですが、4年以上も新機種が発売されないのは異例という状況です。
ひょっとしたらニコンは廉価なAPS-C一眼レフなどは発売をやめてしまい、高額な製品だけにシフトしてしまうのでしょうか?ですが、ニコンは一眼レフではまだまだ世界でのシェアがあり、その戦略的な廉価製品について市場から撤退してしまうことは考えにくいのかな?とも思えます。
たぶんですが、個人的にはニコンは一眼レフの中身をミラーレス化することで開発リソースを最小限にしようとしていると考えているのかな?と思っています。なので、たぶんNikon Z 30などAPS-Cミラーレスの廉価機種の中身をそのまま利用して、廉価な一眼レフとして発売しようと考えているのではないかな?と思っていて、その製品が完成するまで、しばらくAPS-C一眼レフの新機種は発売されない可能性が高いのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (6件)
最も売れたけど、ダブルズームキット+キョッシュバックキャンペーンなので、薄利多売なんでしょうね。
それと業界全体がミラーレスへ移行しレフの新型が多く発売されていないのも一番売れた原因でしょうか?
ただレフ ミラーレスを別々に集計してランキングしてもあまり意味が無いと思います。
キッショバックの多用はそれが当たり前になって、無いときの落ち込みが激しくなるのでほどほどにするべきだと思います。
最近のZが今一つ売れないのもキャショバック待ちの人が多い気がします。
D5600、D3000系のキャッシュバックは、昨年はなかったですよ。
元々の値段が安いですから。
なお、一眼レフをライブビューすればミラーレスになるので、よくある「ミラーレスは進んだ技術、一眼レフは遅れた技術」というのは誤解と思います。
一眼レフとミラーレスでは製造に関し一眼レフの方が部品が多く
高度な技術が必要です。
センサー、焦点板、AFセンサーの位置合わせに細心の注意が必要です。
ミラーレスではこの調整が必要ありません。
ソニーのレンズなど距離目盛りがないのは距離目盛りが付けられ
ないからです。
ミラーレスはデバイスが入手できれば途上国でも出来てしまうかも
しれません。
ミラーレス化が進めば白物家電と同じ運命が待っています。
レフ機の製造技術はいずれ無くなってしまう運命かもしれません。
キヤノン、ニコンとここにはありませんがペンタックスに
頑張って貰い売り上げを維持してほしいものです。
ライブビューでしか撮影しないのなら、OVFもミラーも『無用の長物』に過ぎなくなってしまいますね。
『ありのままの光を捉えられる』のがDSLRのウリの筈なのに、それを使わないのならば、わざわざDSLRを選ぶ必要もありません。
そもそも、NikonのDSLRはD780を除いてライブビュー時にはコントラストAFのみとなり、動体撮影には全く使えません。
DSLRが『古い』と言われるのは、機構的に不要なモノを遺して無駄に図体がデカいからです。
その点、ミラーレスは内部設計やデザインの自由度が高く、市場のニーズに応えやすくなるという大きなメリットがあります。
マスプロダクツである以上、ある程度数を捌けるモノを造らなければ商売になりません(ハイエンド商品は除く)。
となると、メーカーとしては開発費が抑えられるミラーレスにリソースを割くのは当然のコト。
DSLRが『過去の遺物』という意識は、案外ユーザーよりも設計者の方が強いかもしれませんね。
D5600,D3500ともにニコンのホームページでは旧製品になってますね。
ランクインするのもあと少しということですか