SIGMA 14mm F1.4 DGの販売方式・価格を変更
シグマが入手が困難となっているSIGMA 14mm F1.4 DGの販売方式と販売価格を変更することが明らかになりました。
株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)は、現在お届けまでに相当な時間をいただいております「SIGMA 14mm F1.4 DG DN | Art」につきまして、今後も多様なニーズにお応えし、安定的に製品をご提供するために販売方式の見直しを行うことといたしました。
また、これに伴い製品名を変更するとともに、外観およびパッケージの刷新、ならびに価格の改定を実施いたします。
お客様には一部ご不便をおかけいたしますが、より良い製品とサービスの継続提供のため、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
販売方式の変更
現在、本製品については市中在庫を除き当社在庫がない状況が続いております。このため、新規受注に対しては出荷まで相当なお時間をいただいており、お客様にはご迷惑をおかけしております。
今後は、以下の通り「受注生産方式」へ移行いたします。
・従来:通常販売
・今後:受注生産方式(期間限定でご注文を承り、後日出荷)
受注受付期間・スケジュール
・本年(2025年):9月4日~10月31日
・販売開始時期:翌年(2026年)3月より順次出荷予定
来年以降の詳細な受注受付期間およびスケジュールにつきましては、改めてご案内申し上げます。
供給不足が続くSIGMA 14mm F1.4 DG
シグマがSIGMA 14mm F1.4 DGの受注方法と価格を変更すると告知しています。
プレスリリースによれば、SIGMA 14mm F1.4 DGは非常に入手が困難な状況になっているとして、販売方法と価格を変更するとしています。販売方法は通常販売から受注生産方式に変更されるようです。具体的には、受注期間を定めて受注を行い、期限が過ぎたら受注を打ち切り、その後に生産された分から順次出荷する形になるようです。そして、おそらく初回受注分の出荷が終わりそうになったら、次の受注を受け付けるという流れになると思いますね。
価格についてはオンラインショップ価格が22万円から23万1000円に値上げされると伝えられています。
今回の告知からわかることは、現在のSIGMA 14mm F1.4 DGの納期状況です。今回の受注は9月4日から開始され、販売開始時期は2026年3月から順次出荷ということになるそうです。9月4日の受注分が2026年3月に出荷可能ということは、現時点では約半年分のバックオーダーを抱えていることになり、これが解消するのが来年の3月ということになります。
ということは、すでに予約しているレンズについては半年以内に手に入れる可能性があるということで、このレンズを予約していた人にとっては最大で半年の我慢ということになりそうですね。
しかし、受注生産方式になるほどSIGMA 14mm F1.4 DGは売れているというのはすごいですね。もう発売から1年以上経過しているわけですが、それだけ人気レンズになっていることがわかります。
さらにシグマが新製品のティザーを公開していることについて「シグマがさらなるティザーを公開 20-200mm f/3.5-6.3と35mm f/1.2か?」で詳しくお伝えします。
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–シグマ
コメント
コメント一覧 (2件)
受注生産とは注文があってから生産するのでそれ以前に生産された物は
無関係です。
恐らく今現在の受注品がかたずいた後、受注生産に切り替えるつもり
なんでしょう。
来年3月から出荷なので現在の受注残が来年の2月前後に片付くのかも
知れません。
注文に応じて作る事になるので市場にダブつく事が無く環境には良いかも
知れません。
受注形態の依っては転売防止にもなりそう。
新しいレンズをどんどん目一杯発表していきたい足枷に、過去のレンズ生産がならないようにしていく施策で、かつ値引させないで直販比率上げて利益率アップの両方狙ったやり方に見える
これから買う人はかなり限られるし
にしてもシグマのハイペースは凄すぎる
135mmF1.2と20-200mmと35mmF1.2?
タムロンはじめとして中華製に早目に手を打つ布石なんだろうね