富士フイルムUSA 怪しい注文をキャンセルへ
富士フイルムがX100VI Limited Editionの注文について、不正と思われるものをキャンセルし、残りの商品を抽選で販売することを発表しました。詳細な抽選参加方法は後日発表されるそうです。
X100VI Limited Editionについてのお知らせ
私たちのチームは多数の疑わしいX100VI Limited Editionの注文を検出した。これは熱心なファンが、この素晴らしいカメラを購入する機会を失うことを意味している。特定された疑わしい注文はキャンセルされる。
残りのX100VI Limited Editionは抽選のシステムに登録され、すべての人々が公平に購入できるようになる。
注文へ参加する方法についての詳細は後日お知らせする。お楽しみに。
米国の富士フイルムがX100VI Limited Editionの購入で怪しいと思われる注文をキャンセルし、将来的に抽選で発売することが明らかになりました。
富士フイルムUSAのインスタグラムによると、富士フイルムではX100VI Limited Editionの注文に関して、いくつか怪しい点があるとして注文をキャンセルしたということです。これは、先日、お伝えしたボットを利用した大量の転売目的の注文のことだと思われます。
転売ヤーは注文した結果を示すスクリーンショットをネット上で公開しており、このスクリーンショットなどから辿っていった可能性があるのか、それともサーバへのアクセス状況、IPアドレスや配達の住所、決済手段などを調べて同一人物だと割り出したのかは不明ですが、何らかの手段をとったことは間違いないだろうと思います。
アメリカでの注文は注文順で販売される仕組みだったため、ボットを利用して大量に購入することが可能だったようです。注文販売にすれば先着順によるデメリットはなくなりますが、登録方法によっては異なるアカウントで複数の注文を入れることは可能になると思いますので、このあたりをどう解消するかが問題となるかもしれませんね。
さらに「X100VIが転売ヤーの標的に 注文の90%以上を確保したとの情報が流れる」ではX100VIが転売ヤーの標的にされていたことについて詳しくお伝えします。
(記事元)富士フイルムUSA インスタグラム
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コメント
コメント一覧 (1件)
FRの記事を機に抗議が殺到しての対応なら、転売ヤーがボロを出さなければ泣き寝入りだったのかもしれません。そうでなくとも、そもそも先着方式が転売ヤーにカモられるのは想像に難くありません。
せっかくの90周年記念モデルなんですし、完璧な対応が難しいにしてももう少しやりようはあったと思いますがね……。