SDカードを購入するなら今です。
SDメモリカードが値下がりを続け、現在が底値と言われるような状態になっているようです。上記のグラフはサンディスクのUltra 128GBのmicroSDカードです。価格は最安値で1956円となっています。1年前は5000円ほどしていたわけですが、それから考えると信じられない価格になっていますね。
SDカードについても値下がりしていて、一部の製品では128GBの製品が5000円から2200円に値下がりするなどしていて、とってもお買い得な価格になってきています。
なぜこのような価格下落になっているのでしょうか?
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まずはインテル製のCPUの在庫不足というのが影響しているそうです。インテル製のCPUは新しい設備の運営が遅延しているため、世界的な需要を満たすことができず供給不足になっているそうです。CPUがないとPCは作れませんから、そのぶん必要なメモリやSSDといったパーツの需要が低下しており、メモリ需要が低迷しているということのようです。
次に仮想通貨のマイニングからの撤退が相次いでいるからという理由もあるようです。仮想通貨のマイニングというのは、仮想通貨を実現するためのサーバなどのリソースを提供するかわりに、ビットコインなどの仮想通貨を得られる仕組みになっています。仮想通貨の価値が高かったときには、マイニングに参加するメリットがあったのですが、ここのところ仮想通貨の価値はかつてほど高い状況になっていません。そのためマイニングに参加しても利益が少ないということで、マイニングから撤退する企業も多いようです。そうなると、高性能なサーバ需要を押し下げることになりますので、それによりメモリ需要も少なくなってきているということのようですね。
さらにスマホなどの販売不振も影響しているようです。スマホはこれまで機能的に様々な機能が向上し新製品を発表してきたわけですが、もはや現在のスマホは一般的に利用するぶんには十分な機能を備えるまでになりました。なので、以前のように頻繁に買い換える必要なく、一つの機種を長く利用するような状況になってきています。このような状況をコモディティ化と呼んでいますが、いまデジカメと同様にスマホも、ほとんどの人が満足できる機能を備えてしまい、買い替え需要が低迷しているそうです。そのため、スマホなどに搭載するメモリ需要などが低迷しているということのようですね。
このような理由で様々なメモリが安くなっているようですが、購入する側としては非常にお得な状況と言えると思います。SDメモリなどのフラッシュカードは寿命もありますし、今は価格が非常に安いので、低容量のメモリしか持っていない人は大容量のメモリに買い換えるのにちょうどいいですし、将来のメモリの買換えに備えて安い今のうちに買いだめしておくということも選択肢になってきそうです。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
(記事元)https://kakaku.com/camera/sd-card/
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