Nikon ZR 大幅アップデートの噂
Nikon ZRは来年、多くのファームウェアアップデートを受けると噂されている。ニコンは最近、ファームウェアアップデートにおいて優れた仕事をしており、Nikon ZRも例外ではないだろう。今後のNikon ZRファームウェアについての詳細はないが、潜在的なアップデートのいくつかは以下の通りだ:
Nikon ZRの潜在的な将来のファームウェアアップデート 初期レビューからのユーザーフィードバック、シネマ/ハイブリッドカメラにおける一般的な要望、そしてニコンの過去のアップデートのパターンに基づき、現実的な可能性は以下の通りである:
- オートフォーカス機能の改善 — 被写体検出のさらなる改善(例えば、現在の9種類を超えた拡張、または低照度/明暗が混在するシーンでのトラッキングの改善)、他のZモデルへのアップデートから鳥検出や高度な3Dトラッキングを取り入れる可能性がある。
- 動画機能の追加 — シャッター角度表示/制御(他のZカメラで予告されているのが見られた)、特定のモードでのより高いフレームレート、波形/ベクタースコープの改善、または追加のLUTサポート/プレビューオプションなどのオプション。
- オーディオおよびモニタリングツール — 32ビットフロートワークフローの拡張、フォールスカラー/ゼブラの強化、または外部マイク/アクセサリーとのより良い統合。
- ワークフローおよび接続性のアップグレード — 映像/レシピ/ファームウェアアップデートの自動アップロードのためのNikon Imaging Cloudサポート(Nikon ZfやNikon Z5IIなどの最近のモデルにすでに追加されている)、またはFrame.io Camera to Cloudの機能の改善。
- バグ修正とパフォーマンスの調整 — ローリングシャッターの最小化、長時間撮影中の熱管理、コーデックの最適化、またはサードパーティレンズ/アダプターの互換性など、初期に報告された問題への対処。
- 静止画撮影の強化 — Nikon Z6IIIセンサーを共有しているため、ハイブリッド撮影者向けのピクセルシフト高解像度モードや改善されたバースト速度などの追加の可能性がある。
オートフォーカスの改善ほか
Nikon ZRに大幅アップデートが登場するという噂をNikonRumorsが伝えています。
噂によれば、ニコンはNikon ZR向けに大幅アップデートを行う可能性があるようです。内容はかなりの大幅なものになるようで、オートフォーカスの機能が改善されるばかりか、他のカメラにはない被写体認識機能が取り入れられる可能性があるとのことです。まだ、動画機能もLUT(ルックアップテーブル)をサポートし、色味を変更できるうよになったり、より高いフレームレートでの撮影も可能になるということです。
この他ワークフローも改善され、外部との接続性も向上、クラウドへのデーターのアップロードなども簡単にできるようになるということです。またローリングシャッター歪も改善させるということで、さらなる読み出し速度の向上も期待できるようです。
気になるのはデュアルゲイン出力によるダイナミックレンジの改善で、これがファームウェアの改善で実現できるのかどうか非常に気になるところではありますよね。可能であれば、デュアルゲイン出力の有効/無効を選択できるようになるといいなと思います。
さらにニコンの2026年の新製品の噂を「2026年 ニコンの本気が見られる? 新型フルサイズ&APS-C登場か」で詳しくお伝えします。
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Nikon ZR 主な仕様
| 型式 | レンズ交換式デジタルカメラ |
| レンズマウント | ニコン Z マウント |
| 有効画素数 | 2450万画素 |
| 撮影素子 | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー(フルサイズ/FXフォーマット) |
| ボディー内手ブレ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| シャッター | 電子シャッター、電子シャッター音あり |
| シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
| フォーカスポイント | 273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時) |
| 連続撮影速度 | ・低速連続撮影:約1~7コマ/秒 ・高速連続撮影:約16コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約20コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C15):約15コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C30):約30コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C60):約60コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C120):約120コマ/秒 |
| ISO感度(推奨露光指数) 動画撮影時 | 撮影モードM:ISO 100~51200、ISO 51200に対し約0.3、0.7、1段、2段(ISO 204800相当)の増感が設定可能 感度自動制御が可能、制御上限感度が設定可能(R3Dモードを除く)※動画記録ファイル形式R3D NE 12-bit(R3D)設定時は、ベースISO感度として低感度(ISO 800)または高感度(ISO 6400)を選択可能※階調モードHLG設定時は、ISO 400~51200※階調モードN-Log設定時は、ISO 800~51200 ISO800に対し約0.3、0.7、1段、1.3段、1.7段、2段の減感が可能撮影モードP、S、A:感度自動制御(ISO 100~Hi 2.0)、制御上限感度が設定可能オート:感度自動制御(ISO 100~51200) |
| ダイナミックレンジ | 15+stops(Log3G10) |
| 映像圧縮方式 | R3D NE(12bit)、N-RAW(12bit)、Apple ProRes RAW HQ、Apple ProRes 422 HQ、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit) |
| 画像モニター | バリアングル式/4.0型LCDモニター(タッチパネル)、アスペクト比16:10、約307万ドット、表示最大輝度1000cd/m2 |
| 記録媒体 | CFexpress(Type B)、XQD、microSD |
| 寸法(幅x高さx奥行き) | 約134×80.5×49mm |
| 質量(重さ) | 約630g(バッテリー及びメモリーカード2枚を含む、ボディーキャップ、デジタルアクセサリーシューカバーを除く)、約540g(本体のみ) |






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