キヤノンの新レンズの特許
この記事では、キヤノンが新たに出願した特許について詳しく解説します。特許はマクロレンズのAF性能を向上させることを目指しており、その具体的な内容と可能性について深く掘り下げます。
焦点距離 111.29
Fナンバー 4.12
半画角(°) 11.00
像高 21.64
レンズ全長 125.00
BF 34.03
焦点距離 90.00
Fナンバー 4.12
半画角(°) 13.52
像高 21.64
レンズ全長 120.00
BF 21.58
焦点距離 110.00
Fナンバー 4.12
半画角(°) 11.13
像高 21.64
レンズ全長 119.99
BF 43.07
焦点距離 110.22
Fナンバー 4.12
半画角(°) 11.11
像高 21.64
レンズ全長 120.00
BF 40.00
焦点距離 52.00
Fナンバー 4.12
半画角(°) 22.59
像高 21.64
レンズ全長 115.00
BF 24.18
マクロレンズの特許
キヤノンが新たな特許を出願していることが明らかになりました。
特許をみると仕様的には110mm f/4や50mm f/4といったマクロレンズになるようです。この特許をみると以下のような記述がありました。
【0005】
しかしながら、特許文献1および2に記載のマクロレンズでは、大型のフォーカスレンズ群を動かすためアクチュエータが大型化し、また、フォーカスレンズ群が大型化するためフォーカス停止精度およびフォーカス速度の低下を招くという課題があった。
【0006】
本発明は、マクロレンズにおいて、フォーカスレンズ群を軽量小型化し、フォーカス停止精度の高精度化およびフォーカス速度の高速化を実現し、小型で高性能な光学系を提供する。
これをみると画質の向上ももちろんなのですが、レンズを工夫して、よりAFを高速化したり、精度の高いするものができることに主眼が置かれている特許にようです。こうすることで、中望遠マクロや標準マクロでも小型なものができるのかもしれませんね。
また、マクロの場合は最短撮影距離も短いのフォーカスのレンズの駆動量も多いため、フォーカスリミッターがついているマクロレンズもありますが、この特許を活用することで、より高速なAFが実現できるのかもしれませんね。
さらに「キヤノン新レンズの特許 18-54mm f/2.8(APS-C)ほか」ではキヤノンの新レンズの特許について詳しくお伝えしています。
- キヤノンからRF70-150mm f/2L USMのようなレンズは本当に登場するのだろうか?
- キヤノン APS-C向け50-250mm f/4.6-6ほかのレンズ特許を出願
- キヤノンがフルサイズ用70-150mm f/1.8レンズほかの特許を出願
- ニコンの部分的にグローバルシャッターで撮影するセンサーの特許
- タムロンの大口径超広角ズームレンズの特許 16-24mm f/2.8ほか
- キヤノン フルサイズ用70-200mm f/2.8レンズの特許 製品化の可能性は?
- キヤノン レンズ鏡筒のスライドスイッチの特許を出願 意図しない切り替わりを防止
- キヤノンが300mm f/4、200mm f/4などの望遠マクロの特許を出願
- キヤノン 16-27mm f/2.8ほかの大口径超広角ズームレンズの特許
- キヤノン 新レンズの特許 400-600mm f/2.8-4、100-300mm f/4ほか
コメント
コメント一覧 (3件)
これは廉価版のセンターフォーカスマクロかハーフマクロのようですね。
通常のマクロレンズと考えると収差曲線が悪すぎます。
焦点距離によりますが恐ら4~7万円台の価格でしょう。
”恐ら”の後ろに”く”が抜けていました。
申しわけありません。
F4なのに結構大きいですね。マクロレンズはなかなか難しい。。。