キヤノンの超高倍率ズームの特許
キヤノンが高倍率ズームの特許を出願していることがわかりました。どのようなレンズなのでしょうか?
焦点距離 24.72 83.1 291
Fナンバー 4.12 5.1 5.77
画角 37.35 14.59 4.25
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 175 216.95 258.9
BF 13.81 51.78 68.61
焦点距離 24.72 100.11 390
Fナンバー 4.12 5.1 5.77
画角 37.35 12.19 3.18
像高 21.64 21.64 21.64
レンズ全長 180 240.04 300.09
BF 14 58.23 86.92
キヤノンが超高倍率ズームの特許を出願していることがわかりました。
特許では2本のレンズの実施例が記述されていて、それが上記のようなレンズになります。いずれも像高からフルサイズセンサー用のレンズで、バックフォーカスからミラーレス用、またはビデオカメラ用であることがわかります。レンズの仕様をみると概ね以下のようなレンズになるのではないかと思います。
- 24-300mm f/4-5.7
- 24-400mm f/4-5.7
こうしてみると広角から超望遠までをカバーする超高倍率ズームであることがわかりますね。
実は、キヤノンからはすでにRF24-240mm F4-6.3 IS USMというレンズが発売されているわけですが、このレンズのレンズ構成図と、上記の特許のレンズ構成図は非常によく似ていて、ひょっとしたらRF24-240mm F4-6.3 IS USMの元となった特許である可能性も考えられそうです。ただし、開放f値が望遠端でかなり異なるので、別途違う特許があるのかもしれません。
もし、この特許のレンズが発売したら売れるでしょうか?旅行などに使えそうで、一般ユーザには人気がでるかもしれませんね。
さらに「キヤノン CP+に向け最大5本の”ニッチ”なレンズを発表する可能性が??」ではキヤノンレンズの噂について詳しくお伝えしています。
- RF85mm F1.4 L VCMはF1.4 VCMシリーズでも人気上位になるレンズだ
- 米国キヤノンスタッフがRFマウント開放の可能性の質問に回答
- EOS C50の登場はFX3が無敵だった状況を一変させた
- キヤノンの本気!! PowerShot受注再開で瞬く間にコンデジシェア1位を奪還
- 世界陸上にキヤノンブース開設 50台のEOS R1、レンズ140本など1億円越え
- EOS C50には多くの魅力があり動画撮影カメラ市場を大きく揺るがす存在だ
- キヤノンEOS C50はあるゆる面で競合を凌駕していることは明らか
- キヤノン、映像クリエイター向けにVCMシリーズの新単焦点レンズを計画か
- 4メーカーがカメラ製品を一斉発表 発表時間が従来とは異なっていた理由
- キヤノン 全画素読み出し7K 60p記録が可能なEOS C50を国内でも正式発表
コメント
コメント一覧 (0件)
この特許の出願日が令和4年6月30日なので新規のレンズのようです。
デジタル補正で対応するでしょうがここまでズーム比が大きいと
写りはどうでしょうね。