SIGMA 12mm f/1.4 DC Contemporaryレビュー
シグマの12mm f/1.4 DC Contemporaryのレビュー記事が掲載されています。このレンズはどのように評価されているのでしょうか?
このレンズは非常に満足して使用できるレンズであり、シグマがいかに競争力のある価格で素晴らしいレンズを生産しているかの、また一つの良い例だ。この12mm f/1.4 DC Contemporaryについて欠点らしい欠点はほとんどなく、絞りリングにロック機能が付いていないことぐらいだが、これは注意して取り扱う必要があるというだけで、気をつけていれば大抵は回避できる問題だ。
APS-Cにおける12mmは非常にエキサイティングな焦点距離であり、建築、風景、ルポルタージュに理想的な画角だ。超広角レンズの取り扱いには、その性能を最大限に引き出すため、構図に細心の注意を払う必要がある。普通の距離から撮影しただけでは画面の大部分が無駄な空間になってしまう。劇的な前景や広大な景色を適切に強調するためには、被写体に接近し、そしてさらに接近する必要がある。これは写真のスタイルに関する問題で、もしこのアプローチが撮影者に合うのであれば、候補の中にあるこのレンズを最優先に検討すべきだ。
- 長所
- 印象的で均一な解像性
- よく管理された中央の色収差
- 優れた耐フレア性
- 控えめな口径食
- とてもよく作られている
- 歪みがほぼ直線的
- 防塵防滴性能
- 滑らかなボケ
- スムーズなハンドリング
- 短所
- 絞りリングのロック機構なし
- いくつかの周辺部の色収差
欠点らしい欠点はない
SIGMA 12mm f/1.4 DC Contemporaryのレビュー記事をePHOTOzineが公開しています。上記はまとめ部分であり、より詳細なレビューや作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューによれば長所ばかりが挙げられており、欠点らしい欠点はないということで非常に良いレンズとなっているようです。解像性に関しては、中央部は開放から非常に良好で、ピークはf/2とf/2.8になるとしています。また周辺部に関しては、開放ではまずまず、f/2からf/4がピークで、f/5.6からf/16までは非常に良好だと評価されています。
- 中央部 f/1.4:良好 f/2-16:素晴らしい
- 周辺部 f/1.4:まずまず f/2-4:素晴らしい f/5.6-16:とても良い
また、短所として指摘されている色収差については、中央部分ではかなりの補正効果があるものの、周辺部では限定的であるため、コントラストの高いシーンの周辺部では若干フリンジが目立つとしています。しかし、ほとんどの被写体では目立たず問題はないだろうとしています。
このことから、撮影シーンによっては実質的に欠点がほぼないレンズといえ、さらにf/1.4という大口径により、広角レンズでありながらボケを楽しめる仕上がりになっている様子がわかりますね。
SIGMA 12mm f/1.4 DC Contemporaryは記事執筆時点で約9万円で販売されており、APS-Cミラーレスカメラで超広角レンズが欲しい人にはオススメのレンズと言えそうですね。
さらにシグマが公開したティザー画像について「シグマがさらなるティザーを公開 20-200mm f/3.5-6.3と35mm f/1.2か?」で詳しくお伝えします。
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| 対応マウント | ソニー E マウント、富士フイルム X マウント、キヤノンRFマウント |
| センサーフォーマット | APS-C |
| レンズ構成枚数 | 12群14枚(SLDガラス2枚、非球面レンズ3枚) |
| 画角 | ソニー E マウント:99.6° 富士フイルム X マウント:99.6° キヤノンRFマウント:96.4° |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 (円形絞り) |
| 最小絞り | F16 |
| 最短撮影距離 | 17.2cm |
| 最大撮影倍率 | 1:8.4 |
| フィルターサイズ | φ62mm |
| 最大径x長さ | ソニー E マウント: φ68.0mm x 69.4mm 富士フイルム X マウント: φ68.0mm x 69.7mm キヤノンRFマウント: φ69.0mm x 67.4mm |
| 質量 | ソニー E マウント: 225g 富士フイルム X マウント: 235g キヤノンRFマウント: 250g |





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