WordPressの運営に必要な知識
この投稿はカメラとは無関係なオリジナルの記事になります。あらかじめご了承ください。
WordPressを利用して自分でブログサイトを立ち上げたい人に向けての情報をお伝えする投稿の第3弾になります。連載物になりますので、前回までの記事は上記の連載記事一覧からご覧ください。
では始めましょう!
WordPressのテーマに関する知識
ほぼ必須!
WordPressのテーマとは、いわばワードプロセッサのテンプレートやひな形のようなもので、基本的には何かしらのテーマを適用して利用することになります。よくワードプロセッサや、名刺、年賀状のデザインを作成できるサイトなどにありますが、基本的なデザインがすでに用意されていて、あとは必要な文章、色味、文章のフォントなどを自分好みに設定するだけで、自分オリジナルのチラシ、名刺、年賀状などができる機能があります。それと同じで自分好みのデザインを設定していくだけで簡単にオリジナルのサイトができるのがテーマです。
テーマは標準で適用されているテーマもありますが、外部の人が提供しているテーマもあります。また無料のものも有料のものもありますし、シンプルなテーマから、かなり凝った機能があるテーマまで様々です。標準で付属しているテーマは非常にシンプルなWebサイトしか作ることができないため、おそらく多くの人が外部から提供されているテーマを利用することになると思います。
なので基本的には何かしらの自分好みのデザインができるテーマを利用する必要があり、テーマに関してある程度は調査して調べておく必要があります。
どのテーマがいいかは完全にお好みです。無料のテーマに関しては海外のものも国内のものも、おおむね基本的な設定しかすることができず、テーマの管理画面でできることが少ないです。もし細かいデザインの変更をしようと思うと自分でCSS(スタイルシート)を記述したり、PHPのプログラムを変更する必要があります。しかし、中には十分に利用できる無料テーマもあり、テーマにコストを掛けたくない場合には無料テーマも選択の余地があります。
一方で有料テーマは、もちろんテーマにより異なりますが、かゆいところに手が届くような設定ができるテーマが多く、より高性能になっています。
一般的に有料テーマは、海外製はシンプルながらも表示速度が速く、だいたい年単位のサブスクリプションになっています。年間でだいたい1万円ぐらいです。しかし機能のほとんどを後述するプラグインに頼っているものも多く、プラグインを多く導入すると表示速度が遅くなる場合があります。
国内製のテーマはかなり複雑な処理ができるものも多い反面、表示速度が遅いテーマもあります。こちらは買い切り制で、1万5000円ぐらい支払うと永年無料でバージョンアップし利用することができるものが多いです。
また国内製の機能が豊富なテーマであっても、基本的なデザインは似たようなものができあがるので、見慣れてくると、このサイトはあのテーマで作られているなとか、このテーマで作られているなとわかるようになります。デザイン的には優れているものの、大きな変更はできないというのも特徴として挙げられるかもしれません。
そしてWebサイトの表示速度は検索エンジンの上位に表示される指標にもなっていますので、できる限り上位に表示させたい場合には表示速度の速いテーマが望ましいですが、海外製は英語力が必要なこと、シンプルなものが多いこと、年単位で支払いを続けなければならないことなどデメリットも多く、国内製は機能が豊富だけれども表示速度が遅いテーマもあり、ここは悩むところです。
筆者は国内の無料テーマ1つ、有料テーマ2つ、海外の有料テーマ1つでこのサイトを運営していましたが(いろいろなテーマについて知りたかったため)、結構、選択に関しては、どちらも一長一短で微妙なところですね。
- 自分好みのテーマを適用する必要がある
- 無料や有料があるが、有料テーマは機能が多い
- 海外製はシンプルだが表示速度が速いものが多いがプラグインを多く導入すると遅くなる
- 国内製は機能が多いが表示速度が遅い場合がある
WordPressのプラグインに関する知識
必須!
WordPressのプラグインとは、あとから機能を追加できるアドオンのようなものです。例えば、アップロードした画像を、見た目にわからない程度で画像品質を落とし画像サイズを抑え、ページ表示の高速化を実現するプラグインや、検索エンジンの上位に表示させるように様々な設定を行ってくれるプラグインなど様々あります。
この他にも、ページを作るときにhtmlのテーブルを簡単に作れるようにしてくれたり、吹き出しを表示してくれたりなど、文章構成上のデザインを助けてくれるプラグインなどもあります。
また広告の掲載を検討している場合、おおむね国産の有料テーマには簡単に広告を掲載できる機能がありますが、より自分好みの場所に広告を配置したいといった場合には、広告掲載用のプラグインを利用しなければならないこともあります。
そのためプラグインを利用するとサイトの運営が簡単になったり、編集が楽になったりしますし、検索されやすくするためには必須のプラグインがあったりするので、プラグインに関する知識はほぼ必須と考えてもいいと思います。
どのようなプラグインがあるかどうかを探すのは難しいですが、導入するべきプラグインを紹介しているサイトがいくつもありますので、それらのサイトで調べてみることをお勧めしたいと思います。
- 表示を速くするキャッシュ系のプラグイン
- 検索されやすくするSEO系のプラグイン
- Adsenseなどの広告を好みの場所に表示する広告系プラグイン
- スパムなどのコメントを排除するアンチスパム系プラグイン
- より簡単にデザインや文章を作成できるようなエディタ系プラグイン
- タグ、カテゴリを管理するカテゴリ管理系プラグイン
- 画像サイズの圧縮やEXIFを削除する画像系プラグイン
- 外部へのリンクの有効性を確認するハイパーリンク系プラグイン
長くなったので続きます
今回はLinuxの使い方、WordPressそのものの使い方の知識が必要かどうかについて取り上げてみました。次回はhtmlややスタイルシートなどについて取り上げてみたいと思います。
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