WordPressの運営に必要な知識
この投稿はカメラとは無関係なオリジナルの記事になります。あらかじめご了承ください。
当サイトはWordPressを利用してBlogを立ち上げています。当サイトは、当初、ライブドアブログで運営していたのですが、カスタマイズ性が低いため自分でサーバをレンタルし、WordPressを導入して独自運営のブログとして運営していくことになりました。
当サイトでWordPressの利用を開始したのは2018年9月からで、すでに6年ほど経過しています。さらにWordPressのテーマやプラグインについてもいくつか有料なものも購入して利用したことがあります。その経験から気がついたこと、分かったことがありましたので、そのことについてお伝えできることがあればと思い記述しています。
WordPressはホームページ作成やブログのほぼデファクトスタンダートのサーバサイドプログラムで、管理画面を通じてブログの投稿や、様々なブログの設定などができるようになっているWebサイトを公開するためのプラットフォームとなっています。当サイトと似たような見た目のサイトがいくつかあると思いますが、たぶん同じWordPressを利用しています。
このWordPress自体はオープンソースなので無料で利用することが可能です。そこに、やはり無料/有料で公開されているテーマ、プラグインを適用すれば簡単に小さなWebサイトとして運営することが可能です。大企業が公開しているような大規模なサイトは難しいのですが、中小企業で業務内容をお知らせしたり、自社製品を紹介する程度でしたらWordPressで十分に対応できるようになっています。
WordPressで自分のブログを公開したいという人もいると思いますが、WordPressの運営にはどのような知識が必要になるのか、どのような知識はあまり必要でないのかまとめてみました。よかったら参考にしてください。
レンタルサーバ、ドメインの契約に関する知識
絶対に必要!
WordPressの運営で発生するコストとして絶対に必要になるのが、レンタルサーバのレンタル料金と、ドメインの取得料金と更新料金です。そのためレンタルサーバの契約とドメインの契約に関しては知っておく必要があります。しかし、この手のサービスを提供している大手の場合、かなり詳しく説明してくれている会社がほとんどですので、そんなに戸惑うことはないと思います。
レンタルサーバを選ぶポイントはいくつかあります。まず、WordPressのインストールに対応しているサーバです。レンタルサーバの運営会社では独自に無料で自動的にWordPressをサーバにインストールしてくれるサービスを行ってくれる会社があります。そのため、WordPressを自動で設定してくれるサービスがあるレンタルサーバを選択したほうが無難です。
この他、WordPressの動作を高速化するアクセラレータ、キャッシュなどのサービスを無料で提供しているレンタルサーバが理想的です。さらに、1日に1回、1週間分のサーバ上のデータやデータベースのデータを自動でバックアップしてくれて、簡単にそのデータに戻せることができるようなサービスを無料で提供してくれるレンタルサーバが望ましいです。何か間違った設定をしたり、消去してしまったときに、最低でも前日までの状態に戻すことが可能です。
次にドメインの取得も行ってくれるレンタルサーバ運営会社が望ましいです。サーバをレンタルするサービスと、ドメインを取得するサービスを別々の会社で行ってしまうと、一括して設定することができず、何か変更するたびにレンタルサーバ会社とドメイン提供会社のWebサイトを行き来しなければならず面倒です。その点、同じ会社であれば同じ設定画面で対応できるので便利に利用することができます。
そして最近ではhttpsに対応していないWebサイトはブラウザで表示されないように設定されていることが多いです。通常のhttpsサービスは身元を提示して、お金を別途支払って、外部の認証機関に認証してもらう必要があります。しかし、レンタルサーバ運営会社による独自のhttpsサービスを無料で提供している会社もあり、その場合は無料でhttpsを利用することができます。今となってはhttps対応かは必須ですので、レンタルサーバ運営会社が無料でhttpsを提供してくれるかどうかを確かめたほうが無難です。
レンタルサーバやドメインに関するコストですが、概ね上記のサービスを満たしているレンタルサーバとしては1年契約で1ヶ月800~1000円程度(年間1万円から1万2000円程度)で、ドメインの取得に関しては初年度の手数料が概ね1000円以下、その後1年間の更新料が年間で1500円程度です(トップレベルドメインの種類によって金額が異なります)。
- WordPressの自動インストール機能がある
- WordPressの表示高速化機能がある
- 数日分のサイトとデータベースのバックアップ機能がある
- ドメインの取得を行ってくれるサービスがある
- httpsに無料で対応してくれるサービスがある
- WordPressの利用に関するヘルプが充実している
レンタルサーバの運用に関する知識
ある程度必要!
自動でWordPressをインストールしてくれるサーバをレンタルしているとはいえ、いくつかの設定をしなければインストールすることができません。ブログを運営すると、そのブログのドメインでのメールアドレスが必要になったりすることもあります。そうなるとレンタルサーバの設定画面でメールアドレスを新規に作成する必要もでてきます。
また、ブラウザのURL表示欄の横や表示させているブラウザのタブに、そのサイトのアイコンが表示されていたりしますが、そのように表示させたい場合にはそのロゴをサーバ上にアップロードしなければなりません。また収益を考えている場合には、そのサイトが自分のサイトであることを示すファイルをサーバ上にアップロードしなければならないため、サーバ上にファイルをどのようにアップロードするのか、電子メールはどのように作成するのか程度の知識は必要です。
ただ、これについてもヘルプが充実しているレンタルサーバ運営会社であれば丁寧に説明してくれているので、あまり問題になることはないと思います。
また特殊な運営をしたい場合には、レンタルサーバや、レンタルサーバの設定画面の使い方の知識が必須となります。例えば、1つのレンタルサーバに複数のドメインを用意して、複数のWordpressを動かすことができます。1つのサーバですが、Aというドメインでこのサーバにやってきた人はAのブログ、Bというドメインでこのサーバにやってきた人はBのブログを表示させるといったことが可能なのです。しかし、この設定方法はやや複雑になるため、レンタルサーバの設定画面の使い方の知識が必要になります。
この知識があれば複数のWordPressブログを1台のサーバで運営できるため、複数のサーバをレンタルする必要がなくコストが安く済むので複数のブログの運営を考えているなら知っていて損はありません。
- ファイルをサーバ上に簡単にアップロードできる機能がある
- メールアドレスを簡単に作ることができる機能がある
- これらの機能のヘルプが充実している
長くなったので続きます
というわけで、まずは基本的なところから記述してみました。次回はプログラム言語であるPHPや、Webサイトの基本であるhtmlやCSS、その他、WordPressのテーマやプラグインに関する知識が必要なのかどうか、必要な場合はどの程度の知識が必要なのかまとめてみたいと思います。
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