カメラマン不足が深刻
学校の行事などを撮影するカメラマンが、写真館の廃業によって人員不足になっているそうです。この記事では全国的にカメラマンが不足している状況について詳しくお伝えします。
スマホ、デジカメ普及で地域の写真館が廃業に
以前、当サイトでもお伝えしていますが、全国的に学校行事を撮影するカメラマンが不足しているようです。
以前は地域の個人経営の写真館やカメラ屋さんが数多くあって、その店主が近くの学校の行事の撮影をしていることが結構ありました。フィルムカメラの場合は現像しなければならないので、フィルムやカメラの販売だけでなくフィルムの現像をお願いしたり、また併設されたスタジオがあったりして、そこで免許証、履歴書、家族の写真などを撮影していたように記憶しています。
しかし最近は写真屋さんでフィルムの現像のお願いをすることもなくなりましたし、免許証は地域によって異なるのかもしれませんが写真を持参しなくても済むようになりました。履歴書やパスポートの写真は、セルフ写真館で済んでしまうため、わざわざ写真屋や写真館に行くことも少なくなってしまいました。
いま思い出すだけで、近くに4カ所もセルフ写真館があり、これで済むのなら写真館に行かなくてもいい状況になっています。
しかしその影響で、地域の写真館やカメラ屋さんが少なくなり、学校行事を撮影する人も減少し、かなり問題となっているようです。筆者の場合は学校行事、修学旅行などに専属のカメラマンが同行することはなかったのですが、卒業時や、3学期の終わり頃にクラス全体の集合写真を撮影するのに近所の写真館の人が来て撮影してくれたのを覚えています。
しかし写真撮影は現像しなくてよくなり、証明写真もセルフで済むとなると写真館の出番がなくなり、結果廃業する人が増え、そして学校行事を撮影するカメラマンも不足するという状況になっているそうです。学校の行事はほぼ季節や時期で決まっているので、需要が集中してしまい、それだけで生活を成り立たせるほどの稼ぎにはならないようで、なかなか難しい職業なのだなと改めて思うわけですが、フィルムからデジタルにカメラが移行したことで、意外なところにも影響がでるものですね。
そんな中で筆者が先日紹介した記事では、アルバムそのものを生徒が作成するという取り組みを行っている学校もあるようです。そのうちに親たちが複数人で共同して写真撮影を行うような仕組みを採用する学校もあるかもしれませんね。
- パナソニック 欧州でLUMIX S5Dを正式発表 S5との違いは? 価格はどの程度か?
- シグマ フルサイズ用50-100mm f/1.8ズームレンズの特許
- 富士フィルムの”ミステリアスなカメラ”はデジタルハーフフレームカメラの可能性!?
- ソニー α1 IIはAIチップを搭載し同じ5000万画素で2025年1月までに発表との噂
- パナソニック 世界最小最軽量LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3レンズを正式発表
- パナソニック LUMIX S5II/S5IIX/S9/GPPROIIに大規模アップデート
- パナソニック フルサイズミラーレスLUMIX S9Nを正式発表
- Nikon Z50II 迫る発表までのリミット Z70発表などAPS-C機再編の可能性はあるのか?
- 内閣の集合写真画像データの加工の話題 海外でも報道
- パナソニック LUMIX S5D、18-40mmレンズ以外の新製品も発表する?
コメント
コメント一覧 (1件)
散々当たり前みたいにこき使っといて不足して困ってるとかざまあみろとしか思わない
学校も公共性があるからとか、プリント代で儲かるからとか甘く見てるし、下に見てる
自分達で責任やリスクは負わない丸投げのご都合主義
正当な対価を支払わない世間知らずは思い知るが良いとしか思えない
少なくとも今支払ってる5倍は学校ないしは親御が負担すべきなんじゃないの?
ボランティアじゃないんだから