MENU
  • ニコン
  • キヤノン
  • ソニー
  • 富士フイルム
  • OMデジタル
  • パナソニック
  • シグマ
  • タムロン
ミラーレスカメラの情報を中心にお伝え
ミラーレスカメラ情報
  • ニコン
  • キヤノン
  • ソニー
  • 富士フイルム
  • OMデジタル
  • パナソニック
  • シグマ
  • タムロン
ミラーレスカメラ情報
  • ニコン
  • キヤノン
  • ソニー
  • 富士フイルム
  • OMデジタル
  • パナソニック
  • シグマ
  • タムロン
  1. ホーム
  2. カメラ業界・市場動向
  3. ニコンとRED社が特許訴訟から子会社化へ 映像業界に考えられる影響は??

ニコンとRED社が特許訴訟から子会社化へ 映像業界に考えられる影響は??

2024 3/07
カメラ業界・市場動向
ニコン ニュース
2024年3月7日
当ページには広告が含まれています。
Nikon Z
  • URLをコピーしました!

ニコンがRED社を子会社化

名だたるメーカーとの特許争いでも勝利を収めたRED社の力強いテクノロジーと、その技術がニコンの手に渡ることで業界にどのような変化をもたらすのでしょうか?

当サイトでもお伝えした通り、ニコンが米国のシネマカメラを製造、販売しているRED社を子会社化することが明らかになりました。

ミラーレスカメラ情報
ニコン 動画向けカメラ販売の米RED社を子会社化 かつては特許訴訟の間柄 | ミラーレスカメラ情報 株式会社ニコンが、業務用シネマカメラの開発、製造、販売する米国のRED.com, LLCを子会社化すると発表しました。動画撮影向けのカメラにも注力していくことになりそうです…

RED社は、ニコンのNikon Z 9のN-RAWで採用されている圧縮RAW内部記録に関する技術で、RED社の特許を侵害したとしてニコンを提訴していました。その後、両社は何かしらの合意をして、この訴訟は取り下げられ、いまもNikon Z 9、Nikon Z 8ではN-RAWが採用されています。

特許に関して争っていたということで、RED社とニコンはいわば因縁の間柄と考えてもいいのかもしれません。

このRED社は一部ではパテントトロール、すなわち自らが所有してる特許権に基づいて大企業から巨額なお金を巻き上げることをしているのではないかと噂されていました。しかし、これには裁判で認められる必要があり、いくらどんなにゴネても正当性がなければ認められません。

一見するとRED社の主張には無理があるのに、なんでRED社の主張が認められるのかわからないという意見があったのも事実です。

しかし、RED社はニコンだけでなく、キヤノン、ソニー、アップルなどに対しても訴訟を起こし、それに対して勝訴したと言われています。以下は過去に当サイトで報告したRED社とニコンの訴訟に関しての記事になります。

  • Nikon Z 9の法廷闘争は予想通りの結末だった
  • REDとニコンは法定外で和解し、当事者の要求により訴訟は棄却された
  • つまりREDと技術移転や特許料など裏で合意があったことを意味する
  • REDとキヤノンの間の合意と同様の方法で行われるかもしれない
  • キヤノンは内部C-RAW記録を搭載している
  • REDは見返りにKomodoのRFマウントなど、キヤノンの技術を使用している
  • ニコンは将来のカメラにN-RAWを搭載しないという形で和解したのではないと思う
  • ニコンはN-RAWを継続することを明確にすべきかもしれない
  • REDは過去にソニーやアップルにも勝利している
  • REDは特許が通用しなくなったという理由で和解したのではないはずだ
  • ニコンの特定技術がREDのカメラに搭載されるかもしれない

このように、RED社は過去にソニー、アップルにも勝利しており、キヤノンとの訴訟でも、キヤノンにC-RAWを認めるかわりにRED社がキヤノンのRFマウントに関する技術を使用を許可されるというクロスライセンスを結んだのではないかと噂されていました。

このように特許に関して、名だたるメーカと争っていたRED社ですが、ニコンの子会社になることが明らかになりました。これは今後、どのようなことになることを意味しているのでしょうか?

各メーカとのクロスライセンスはどうなる?

ここで記述している内容は、あくまでネットで流れている情報を元にしていたものや、それを踏まえて想像しているもので、確実に正しい情報ではないことを、あらかじめご承知おきください。

まず、RED社が自社の技術に関して、ソニー、アップルに勝利したと言われています。ということは、その、ソニー、アップルに勝利した特許を所有しているRED社をニコンが子会社化したことになります。つまり、その特許をニコンは自由に取り扱うことができる立場になったことを意味しています。

またキヤノンに関してはC-RAWでRAW圧縮技術の使用を認めたかわりに、RED社はRFマウントの仕様を公開してもらい、RFマウントのシネマカメラを販売していると言われています。つまりRED社はRFマウントの仕様を知っているメーカである可能性があることを意味しています。

これらのことは、今後、どのようになる可能性があるのでしょうか?

RED社が保有する特許について、仮にRED社が他社に使用を許可している場合、その形態が問題になる可能性は考えられるかもしれません。例えば、年単位での更新が必要だとか、一定期間ごとに見直すということが必要になっているのであれば、今後、仮にニコンが他社の特許の使用は認めないとすれば、ソニー、アップル、キヤノンはRED社の特許を利用できなくなる可能性がでてくることになります。

もちろん、経営主体が変わったりした場合には契約内容の変更はできないという条文があったり、永年的に認められている場合には、他社に特許の使用を認めないように求めることは難しいかもしれません。

また、仮にRED社がキヤノンのRFマウントに関する仕様を入手していた場合、その仕様がニコンの手に渡るのかどうかといったことも問題になるかもしれません。もちろん契約には様々な条件があり、今回のような場合でもキヤノンのRFマウントの仕様がニコンに漏れるようなことはないようになっているのかもしれませんが、このあたりは不透明です。

逆に、ニコンはRED社を通じてRFマウント用のカメラを販売できる可能性があるとしたらどうでしょうか?もちろんニコンブランドでは無理だと思いますが、RED社ブランドでNikon Z 8のRFマウントバージョンを発売することが可能かどうかは検討する価値があるのではないかと思いますね。

というわけですが、ここまではあくまでネット上で噂されている内容をもとに考えた妄想で、完全に想像の産物です。実際にどのような契約内容になっているのかは不明ですし、実際にどうなるかはわかりません。ただ、いろいろ考えると複雑な状況になってきているのは間違いないのかなとは思いますね。少なくとも、筆者がソニー、アップル、キヤノンの関係者だったら、RED社との契約がどのようになっているのか、いまあわてて確認していることに想像に難くありません。

まさかのニコンによるRED社の買収ということになったわけですが、少なくともハリウッドなどに対してRED社を通じて、今後はニコンもシネマカメラを販売していくということになるのだろうと思います。今後の状況から目が離せませんね。

さらにニコン関連記事「Nikon Z 9が月面へ! NASAとニコンが協定締結 月で使用される初のミラーレス」ではNikon Z 9が月で使用されることについて詳しくお伝えします。

ニコンの最新ニュース!
  • ニコン フルサイズミラーレス月間シェアで初の1位 Z5IIの強烈な人気が後押し
  • 動画撮影向けNikon ZRに期待する仕様と予想される仕様
  • ニコン Nikon Z9IIを年内に発表し年明けにも発売か 複数の情報筋が伝える
  • ニコン 動画向け箱型Nikon ZRを発表か!? REDの機能や技術を多く搭載
  • カメラのキタムラ 売れ筋ランキング ソニー7製品入賞と圧勝も1位はNikon Z5IIが獲得
  • Nikon Z6、Nikon Z7の新ファームが公開 軽微な不具合を修正
  • ヨドバシ 4月下期売れ筋ランキング Nikon Z5IIが初登場で1位獲得
  • Nikon Z5IIは高価なカメラに迫る性能ながら低価格 短所は特にない
  • Nikon Z5IIのダイナミックレンジ結果公開 Z6IIとほぼ同等か
  • ニコン Nikon Z30の新ファームを公開 操作できなくなる問題を修正
カメラ業界・市場動向
ニコン ニュース
Nikon Z

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Follow @Nikon1Blog
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
  • ニコン 動画向けカメラ販売の米RED社を子会社化 かつては特許訴訟の間柄
  • ソニーが新レンズ4本を夏までに発表?? 3本のレンズの内訳が判明か??

関連記事

  • INSTAX MINI 99
    富士フイルム チェキ 累計販売台数1億台を超える 一時期の低迷から大復活
    2025年5月11日
  • tariff tax kanzei
    関税の影響でアメリカ市場を手放す中国写真関連企業も 米国内に影響が出始める
    2025年5月5日
  • EOS R7
    キヤノン 米国の関税で発生したコストについて製品を値上げして対応へ
    2025年4月27日
  • キヤノンが第1四半期の決算を発表 レンズ交換式の販売台数は対前年比-15%
    2025年4月24日
  • tariff tax kanzei
    米国の関税でカメラ販売に懸念の声 再興した米国カメラ市場を縮小させる可能性も
    2025年4月22日
  • SONY alpha
    TIPAアワード2025発表 α1 II、R5 II、OM-3、Z50II、Z6IIIなどが受賞
    2025年4月21日
  • SONY alpha
    デジカメメーカ顧客幸福度ランキング 2位ニコン、3位キヤノン、1位は!?
    2025年4月17日
  • Nikon Z5II
    米政府 “電子機器の関税除外発表していない” 別関税を設定か 混乱する世界
    2025年4月14日

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こりじょん より:
    2024年3月7日 23:57

    まさに現代版『牛若丸と弁慶』なストーリー。界隈が面白くなってきそう…

    返信
  • CanonX50 より:
    2024年3月8日 07:57

    通常は相互ライセンスを結んでいる場合、競合メーカーに買収された場合の
    対処条項は含まれているはずです。
    もしも例えばRFマウントに含まれる秘匿条項がニコンに漏れた場合ニコン(RED)と
    キヤノンで裁判沙汰になるでしょう。
    ニコンとキヤノンが敵対関係になってしまうかもしれません。
    そうならないように通常は対処条項が含まれているはずです。

    返信

コメントする コメントをキャンセル

ブログ内検索
お知らせツイート始めました
ミラーレスカメラ情報
@Nikon1Blog

更新お知らせツイート始めました
カテゴリー
  • その他
  • カメラ業界・市場動向
  • コラム
  • ニュース
  • レビュー・製品情報
  • 新製品の噂
  • 未分類
  • 販売・価格情報
メーカ別リンク
  • ニコン
  • キヤノン
  • ソニー
  • 富士フイルム
  • OMデジタル
  • パナソニック
  • シグマ
  • タムロン
最近の投稿
  • ニコン フルサイズミラーレス月間シェアで初の1位 Z5IIの強烈な人気が後押し
  • 富士フイルム ハーフサイズカメラ X Halfのティザー動画を公開
  • タムロン ズームレンズの特許 28-400 f/3.6-6.5、50-500mm f/4.5-7.8ほかを出願
  • 動画撮影向けNikon ZRに期待する仕様と予想される仕様
  • ホーム
  • プライバシーポリシー /利用規約
  • お知らせ

© ミラーレスカメラ情報.

当サイトでは、サイト利便性向上を目的に Cookie を使用しています。詳細はプラバシーポリシーをご覧ください。引き続き閲覧する場合、Cookie の使用と当サイトの利用規約を承諾したものとみなされます。OKプライバシーポリシー