キヤノン レンズの新特許
概要
【出願人】
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【課題】
全長を短縮しつつ高い光学性能を有する光学系が望まれている。
【技術分野】
本発明は、撮像に好適な光学系に関する。
【背景技術】
中望遠および望遠のマクロレンズとして、特許文献1には、最も像側のレンズ群が正の屈折力を有する又は弱い屈折力を有するマクロレンズが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献1】 特開2024-29674号公報
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなマクロレンズにおいて、全長を短縮して小型軽量化を図りつつ高い光学性能を実現することが望まれている。
主な実施例
| 項目 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 焦点距離 | 87.30 | 103.14 | 130.87 | 174.59 |
| Fナンバー | 2.92 | 2.92 | 2.92 | 4.12 |
| 半画角(°) | 13.92 | 11.85 | 9.39 | 7.06 |
| 像高 | 21.64 | 21.64 | 21.64 | 21.64 |
| レンズ全長 | 120.00 | 125.00 | 135.00 | 130.00 |
| BF | 14.62 | 14.00 | 14.00 | 14.70 |
フルサイズ用マクロレンズの特許か
キヤノンが新たなデジタルカメラ用の交換レンズの特許を出願していることが明らかになりました。上記が主な実施例で、特許を読むとデジカメ用の中望遠・望遠マクロレンズの特許となるようです。どのような特徴のあるレンズなのか見ていきましょう(当サイトの解釈です)。
この特許を分かりやすく言い換えると、「レンズの前側はできるだけシンプルにして軽量化し、レンズ中央付近の2つのレンズ群を別々の方向に動かしてピントを合わせることで、小型化と高画質を両立した中望遠~望遠マクロレンズ」という内容になるようです。
レンズ構成を見ると、前方に大きなレンズ群を置き、その後ろにフォーカス用のレンズ群を複数配置し、最後にマイナスの働きをする後群を置く設計です。特許では「正の屈折力」「負の屈折力」という表現が使われていますが、「レンズの配置と役割を工夫したテレフォトタイプの構成」と表現した方が分かりやすいかもしれません。
最大の特徴はピント合わせの方法です。一般的なマクロレンズでは1つのレンズ群だけを大きく動かす場合がありますが、この特許では中央付近の2つのレンズ群を同時に動かします。しかも一方は被写体側へ、もう一方は撮像素子側へ移動します。特許では、この方法によって無限遠から近接撮影まで収差変動を抑えられると説明されています。
また、移動するのは第2レンズ群と第4レンズ群だけで、第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群はフォーカシング時に動かないことも記載されています。つまり、「前玉は動かない」「後玉も動かない」「内部のレンズ群だけが動いてピントを合わせる」構造です。
そのため、この特許の実施例は実質的にインナーフォーカス型のマクロレンズと考えてよいでしょう。特許本文に「インナーフォーカス」という単語はありませんが、記載されているレンズ群の移動方式そのものがインナーフォーカス的な構成になっています。
一方で、手ぶれ補正については特許本文に記載がありません。
フォーカシング方式もこの特許の重要な特徴です。無限遠から近距離へピントを移動させる際には、第2レンズ群と第4レンズ群の2つが同時に動作します。第2レンズ群は物体側へ、第4レンズ群は像側へ移動し、第1レンズ群、第3レンズ群、第5レンズ群は移動しません。特許では、このように2つのフォーカス群を協調して動かすことで、近距離撮影時の収差変動を抑制できると説明されています。
また、この光学系はマクロ撮影を前提として設計されています。条件式では最至近撮影時の横倍率について0.50倍以上とすることが示されており、この条件を満たすことでマクロレンズとしての効果を発揮できると記載されています。そのため、本特許は通常の中望遠レンズではなく、近接撮影性能を重視したマクロレンズを対象としていることが分かります。
このレンズは、最近のキヤノンのレンズの特許によくある、複数のフォーカス用のレンズをそれぞれ別々に動作させることで各種の収差を抑えるような設計となっているようですね。最近では、キヤノンから85mmマクロが登場するという噂がありますが、この特許がそのレンズに該当するのかもしれません。
さらにキヤノンの新しいデジカメの噂を「キヤノン EOS R7 Vの発売も検討か 動画向けレンズにも注力へ」で詳しくお伝えします。
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| Nikon Z9II発売延期? | 2027年はじめ |
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| Nikon Z8II | 2026年末までに |
| Nikon Z90 | 2026年~2027年 |
キヤノン
| カメラ | |
| エントリーPowerShot | 2027年1月まで |
| EOS R7 V | 2027年後半 |
| 認証を受けた4台のカメラ | 2026年10月から2027年初旬にかけて |
| EOS R7 Mark II | 2026年内の発売はない |
| EOS R3 Mark II | 2026年 |
| EOS R10 Mark II | 2026年内 |
| レンズ | |
| 90mm F2.8マクロ | |
| RF400mm F2.8 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
| RF600mm F4 L IS USM後継 | 2026年発表 2027年初め登場 |
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| RF500mm単焦点レンズ(おそらく F5.6 L IS) | |
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ソニー
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| 認証を受けたカメラ(R1 III、R7S IV) | 2026年末から2027年初旬 |
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| α6900 | 2026年内 |
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