コンデジが再ブーム
コンパクトデジタルカメラが再流行しているという記事が公開されています。なぜ再流行しているのでしょうか?
スマートフォンの普及でオワコン(終わったコンテンツ)とも呼ばれたコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)の販売が持ち直している。2024年の出荷台数は7年ぶりの増加に転じた。一時的なブームにとどまらず、存在感を取り戻せるのか。
7年ぶりに販売数増加
コンデジが再流行を迎えていると毎日新聞が伝えています。上記は記事の一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
記事によれば、コンパクトデジタルカメラの出荷台数が7年ぶりに増加したと伝えられています。これは出荷台数なので、中古商品ではなく新品の商品が増加に転じているということで、確かにデジカメが再流行していると言えるのかもしれません。また、今は中古のコンパクトデジタルカメラも非常に人気で売れているため、中古を含め売買されているコンパクトデジタルカメラは、かなりの量になると思われます。
記事では、コンデジのほうがミラーレスカメラより小さいのでカバンの中に入れて持ち歩くことができ、カメラを持ち出す機会が増えたという人を紹介していますが、カメラの小ささはやっぱり一つのメリットになるのでしょうね。
よく言われているコンデジ再流行の理由は以下のような意見が多いです。
- 古いカメラなので歪んだ写真が撮れたり古い写真のように撮影できてエモい
- 価格が安い
- 小型で持ち歩きしやすい
- 昔のカメラのレトロな感じのデザインが良い
このほか、最近はデジタル疲れがあるのではないかとも言われています。できるだけスマホを使いたくないため、通信機能のないコンパクトデジタルカメラのほうが良いという人も一定数いるようですね。また、スマホを使用して写真を撮影していると、通知が来たりして、気になってついついスマホのアプリを使用してしまうことがあるようです。そのため写真撮影に集中できないため、やはり通知が来ないコンパクトデジタルカメラを利用している人もいるようです。
さらにスマホは誰でも所有している時代ですが、カメラを持っている人は少ないので、デジタルガジェットとしてのコンパクトデジタルカメラという側面もあるようですね。
当サイトではフィルムブームから写ルンですブームに始まり、中古コンデジのブームの記事をいくつも公開していましたが、実際にコンパクトデジタルカメラの出荷台数が増加に転じるところまで来ているというのは、少し感慨深い感じがします。
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–毎日新聞
コメント
コメント一覧 (2件)
今は中古コンデジが高騰して買いにくくなりましたね。
新品の修理部品もないでしょうから使い捨てに成らないとも
限らない。
安いコダックが売れるのは当然と言えば当然。
年別レンズ一体型カメラ出荷台数
2024年 188万台
2023年 172万台
2022年 208万台
2021年 301万台
2020年 357万台
2019年 675万台
2018年 866万台
2017年 1330万台
2016年 1258万台
7年ぶりと言っても2017年のわずか14.1%
増え始めたと言うより下げ止まったと言う方が表現は正しい
2〜3割の世界の話じゃねーんだから
もう質的に必要だから買うから、欲しいから買うに変化してる
その辺を筆者は読み取らないとイケない
流行ではなく減らしすぎただけの話
毎日新聞が書く程度のレベルだからたかが知れてる
今年の上期のコンデジは105万台出荷
上期の対前年比は120%
昨年の上期は87万台
年間比で46%
コレを今年に当てはめると
105万÷46%≒228万台
5月の出荷がトランプ関税の駆け込みで異常に増えてるのを間引いても、年間210〜220万台程度の出荷にはなりそう
間違いなく、200万台は超えるので2022年以来3年ぶりの大台に乗る
この流れならば来年には250万台超えるでしょう
あくまで私の予想では2028年には2020年レベルには到達すると見てる
キヤノンはG7XシリーズのマークⅡとマークⅢを7月からタイに移管して増産すると言ってるし、来年からはV1の月産台数増やす
またV1の高倍率ズームであるG1も来年には出すと予想される
これらの話だけで年間50万台は増える話になってくる
しかも再来年にはG7XⅣも8年ぶりに更新される可能性は高い
G7XⅢでも2019年、G7XⅡだと2016年だからかなり古い
2027年にはG7XⅡはディスコンにしてG7XⅣ投入は妥当
今のR7のセンサーでも入れとくとか
R10のセンサーでも人気出るとは思うが
場合によっては、画素数でラインナップ分けるか
何なら明るい単焦点用意するとか
バリエーションは出るでしょう