キットレンズからは早く卒業するべき!? 最近のレンズは評価されていいとの声も

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RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ
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キットレンズはそんなに悪い性能なのか?

キットレンズを使用するのはできるだけ早く止めて、新しいレンズを購入したほうがいいのでしょうか?

(前略)

キットレンズについての意見をネットで調査してみると、賛否両論あることがわかる。特に、何十年も撮影しているベテランの写真家の中には、「できるだけ早くキットレンズは捨てるべきだ」と主張している者もいる。理由は、解像性に欠ける、暗所性能が弱い、全体的に画質が平凡、作りが安っぽいといった点である。

これらの懸念は、確かに根拠がないわけではない。古い一眼レフ用のキットレンズはこれらの点で弱く、オートフォーカスも遅くてうるさく、防塵防滴性能もなく、手ブレ補正もないことが多かったからである。

私自身を含めて、多くのプロの写真家がキットレンズからキャリアを始めている。キットレンズがあれば、ジャンルを問わずに幅広い撮影が可能であり、いきなり大きな投資をせずに写真の技術を磨くことができる。

現代のミラーレス用のキットレンズは、全体的に大きな進化を遂げている。画面の中心部ではよりシャープになり、暗所でも比較的良好な性能を見せ、手ブレ補正機能があり、オートフォーカスも速くて静かになっている。

(中略)

そう、キットレンズはもはや「足かせとなる存在」ではなくなっている。確かにプレミアムレンズの光学特性や製品品質には敵わないが、そもそもそういった目的で作られているわけではない。何十万円もする価格ではないのだ。

したがって、キットレンズは悪いレンズではない。私の場合のように、長く使用していくうちに物足りなさを感じることがあるかもしれないが、現在の市場においては、多くのシーンにおいて十分に役立つ性能を持っている。

私からのアドバイスはこうである。創作活動のニーズを満たしている間は、キットレンズをとことん使い倒そう。そして、そのレンズの限界を感じたときに、より大口径や望遠レンズへの投資を検討すればよい。それまでは、慌てる必要はない。

性能が向上しているキットレンズ

キットレンズはそんなに悪いレンズなのだろうかとDigitalCameraWorldが伝えています。

記事では、キットレンズの評価には賛否両論あるものの、最近のキットレンズは性能が向上しており、それで満足しているうちはキットレンズを使って撮影し、限界を感じたら新しいレンズを購入すればよいと述べられています。

最近のミラーレスカメラのキットレンズであれば、確かに昔の一眼レフ時代のキットレンズよりも、かなり優れたレンズになっていると思いますね。一眼レフ用のレンズでも、ニコンがAPS-C用のキットレンズとして発売していたAF-Pレンズなどは、比較的優秀だったと記憶しています。

キヤノンのRFマウントカメラやニコンのZマウントカメラのキットレンズには、最初からLレンズやS-Lineがキットレンズになっているモデルもありますが、それ以外のキットレンズもとても優れていると思います。ただし、一部のメーカーでは、かなり古い設計のキットレンズを今でも採用し続けているところもあるため、そのようなキットレンズにはやや注意が必要かもしれません。

ただ一つだけ思ったのは、一つのレンズだけを使い続けていると、他のレンズにどのような描写性能があるのかに気づきにくいかもしれないということです。可能であれば、F1.8程度の標準単焦点レンズを1本購入して、単焦点レンズの性能とキットレンズの性能を比較してみると、レンズを交換したときの違いがはっきりとわかって楽しめると思いますし、単焦点レンズの良さや欠点のなども理解できて、表現の幅が広がるように感じますね。

DigitalCameraWorld

RF-S14-30mm F4-6.3 IS STM PZ

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • RF24−105mmF4も一応キットレンズだし
    RF24−105mmF4−7.1は携帯性と倍率のバランスは良い
    しかしR8のキットレンズになってないのは残念
    RF24−50mmだけだから
    RF-S18−150mmもそう
    R50のキットレンズにすべき
    買い物しにくい

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