ニコンがキャッシュバックキャンペーンを実施
ニコンがカメラとレンズのキャッシュバックキャンペーンを開始することがわかりました。どのような製品がキャッシュバックの対象になるのか、この記事で詳しくお伝えします。
Z7IIが高キャッシュバック、Plenaも対象に
ニコンが2月14日以降に購入した製品を対象にキャッシュバックを行うことが明らかになりました。
カメラに関してはNikon Z7IIをはじめ、Nikon Z6IIIやNikon Z8も対象となっており、幅広い製品が対象になっていることがわかります。レンズも800mm f/6.3、600mm f/6.3、600mm f/4が最大で7万円のキャッシュバックとなっていて大幅キャッシュバックとなっています。また、135mm f/1.2 S Plenaも2万円の対象となっています。一眼レフなども対象となっていますので、すべての製品については本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、今回の目玉はやっぱりNikon Z7IIボディが対象になっていて、しかも7万円というかなり高いキャッシュバック金額になっていることですね。もちろん発売されたばかりのNikon Z6IIIや、長らく人気となっているNikon Z8が対象になっていることも目玉といえば目玉といっても間違いないと思います。
Nikon Z7IIに関しては、カメラのキタムラなどでは約39万円ほどで販売されていますので、7万円のキャッシュバックを考慮すれば約32万円程度で購入できることになり、高画素なカメラがこの価格で購入できるというのは一定の訴求力があるのではないかと思います。
しかし、やはりカメラの噂を扱う当サイトとして気になるのは、Nikon Z7IIそのものが大幅キャッシュバックの対象となっているところですね。ニコンの次の新製品を考えると、Nikon Z5IIやNikon Z7III、Nikon Z9IIなどを考えてしまうわけですが、ここにきてNikon Z7IIの大幅キャッシュバックが開始されるということは、何かしらの関連性があるのではないかとどうしても勘ぐってしまいます。
もしニコンがNikon Z7IIIの発売を検討していて、そしてNikon Z7IIの在庫を一掃したいと考えている場合には、Nikon Z7IIに大幅なキャッシュバックがあってもまったくおかしくありません。この場合、このキャッシュバックキャンペーンは5月7日までですので、Nikon Z7IIIは5月7日から数ヶ月後に発表されてもおかしくない状況にあることになります。
一方で、高画素機はNikon Z8に任せるという判断になった場合には、そろそろNikon Z7シリーズをディスコンにするという意味で在庫一掃セールとしてキャッシュバックキャンペーンを実施してもおかしくないのかなとも思います。
そして、今回のキャッシュバックにはNikon Zf、Nikon Z5、Nikon Zfc、Nikon Z30が対象になっているところも見どころです。つまり、これらの後継機種は少なくとも2025年5月までには発表されない可能性が高くなりました。キャッシュバックキャンペーンを実施した直後に新製品を発表することは、キャッシュバックをきっかけに製品を購入した人の印象を悪くする可能性があるためで、通常はキャンペーンから適度な期間が経過してから新機種を発売するのが一般的です。
そう考えると、これらの機種ははやくとも2025年7月以降にしか発表されない可能性があると考えると、様々な妄想が膨らみますね。
少なくとも、Nikon Z7III、Nikon Z5II、Nikon Zfc IIは2025年の前半の発表はなくなったと考えていいのではないかと思います。Nikon ZfcIIは、もしあるとしたら中身はNikon Z50IIになると思いますので、Nikon Z50IIの需要が一巡するまで発表がない可能性が高いと考えると、2025年前半の発売はないということは織り込み済みだったと思います。しかしZ5IIがしばらく発表がない可能性がでてきたのは、ちょっと意外だったかもしれません。
皆さんはこのキャッシュバックの内容を見て、今後の新製品の動向についてはどう思うでしょうか?
(source)ニコン
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コメント
コメント一覧 (4件)
やはりZ7Ⅱの在庫一掃でしょうね。Zレンズの性能をフルに引き出せる、ソニー、パナソニック対抗の超高画素機でしょう。
Z5Ⅱが同時期に出る可能性もありますが、Z6Ⅲが5万円のキャッシュバックで実質値下げ、Zfも3万円のキャッシュバックですから、優先度は下がるでしょう。
キャッシュバックでの予想はあまり当てにならないことがこれまでの記事でよく分かったので今回も過度な期待は禁物かと。
Z7シリーズはZ8と役割が被っている部分が多く優先度はかなり低いでしょう。Z8→Zf→Z6Ⅲ→Z50Ⅱと7は飛ばされてしまったのが答えだと思います。次なるはZ5Ⅱですが現状Z6Ⅲが伸び悩んでいる状態ですから登場はまだ引っ張ると予想します。
タイミング的に次はAPS-C上位機(Z90)かZ9Ⅱor ZfcⅡといったところでしょうか。いずれにしても当面先でしょうね。
超望遠レンズを使うことが多いからかもしれませんが、Zの光学性能について他社より抜きん出ている印象をさほど持ちません。かといって超高画素のセンサーが不要という理論に繋がる訳ではありませんが、現状は45MPでも必要十分な描写が得られますし、BSIセンサーのZ7Ⅱは現在でも評価され続けています。過剰な画素数は性能も成約が多くなり、使用用途も限られてきますから45MPで良い塩梅と思います。
色々なご意見がありますが、ニコンZ5Ⅱが夏頃発表して秋以降発売を期待しています。
ニコンZ7Ⅱは役目が終わったので在庫一掃といった感じですか。
あとニコンZ6ⅢとかZfのキャッシュバック金額を見ていると国内向けの価格調整の様に感じられます。
レフ機の販売が続いているので量産効果のあるZ7Ⅱの販売も続くと思っています。
一方でEXPEED7搭載の4500万画素カメラも使ってみたい気持ちはあり、Zfのボディで登場しないものかと密かに期待しています。
いやしかし、Plenaが対象なのはまだわかりますが、Zロクヨンもというのは中々すごいですね。