富士フイルムへのインタビュー
富士フイルムへのインタビュー記事が掲載されています。富士フイルムはどのようなことを考えて最近のカメラを発売しているのでしょうか?この記事で詳しくお伝えします。
- 今年の富士フイルムはどうだったか?
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- 最近、発表した製品は他のブランドとの差別化を図る要因となっている
- 市場で自分たちのニッチな市場を作ろうとしている
- イギリスでは、フルサイズ製品がなくとも強い存在感を占めている
- 実際にイギリス市場で売上高3位にランクインしキヤノンとソニーに続く立場にある
- X100VIの需要を過小評価したことについては?
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- 私たちはそうは思っていない
- どんなビジネスでも予測を立て慎重に行動する
- 長期間、棚に在庫が残ることは誰の利益にもならない
- 誰もが注文がどのように増えていくかを予測することはできなかっただろう
- 計画に批判はあるが、背景で何が起きているか知らなければ私たちにとって不公正だ
- X100VIの発表から数日以内に増産の手続きを開始し、9月以降に増やすことができた
- 複数のレンズを購入する時代は終わったと思うか?
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- スマホ世代の多くは1本か2本のレンズで満足していると思う
- 最近ではユーザの種別や発売されるカメラのタイプによって異なる
- 例えば70-300mmはいくつかの単焦点レンズとともに非常に人気がある
- レンズの人気がなくなったというよりも、以前ほど4本のレンズの購入に大金を支払う人の数が少なくなったと言う方が正確だ
- 最近のユーザはより多くの動画機能を求めているのだろうか?
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- まったくその通りだ
- X-MやX-Aは英国ではそれほど人気がなく世界的なヒットにはならなかったが、アジアでは人気だった。これは従来のユーザがファインダーを求めていたからだ
- X100VIはこれまで見たことないユーザ層への扉を開いた
- X-M5にも惹かれる人がいるが、彼らはファインダーやフラッシュに期待していない
- これらを求める従来のユーザにはX-T50やX-S20などがある
独自の市場を作り上げ富士フイルム
富士フイルムへのインタビュー記事が公開されています。上記は記事の一部を引用して要約したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、富士フイルムは2024年のカメラについて、他のカメラブランドとは異なる戦略で、あらたな市場を求めてニッチな製品を作っている様子がわかりますね。いま、富士フイルムの新製品の噂として、中判センサーのコンデジや1インチのハーフフレームカメラなどの噂がありますが、どれも尖ったカメラで、独自の市場を作り出そうとしていることがわかります。
今年、富士フイルムが発売したX100VIの供給不足への批判については、実際に富士フイルムがまさか本当にこれだけ売れるとは考えておらず、生産能力が需要に対してまったく足りていなかったことが示唆されています。さすがに世界的にも有名なインフルエンサーに取り上げられたということで、かなり人気となってしまったという感じなのかもしれません。しかし、すぐに増産の手続きをして、その結果は今年の9月になって効果が出始めているらしいことがわかります。
また引用外になりますが、富士フイルムの独自のフィルムシミュレーションの機能が欲しいということで、X100VIが売れている側面があるようですが、富士フイルムの他のカメラにもフィルムシミュレーションがあることを知らない人が多いということで、フィルムシミュレーションがあるカメラであることの周知が必要であると考えている様子がわかりますね。
X-M5についてはカメラの天板部にフィルムシミュレーションダイヤルを設定したことに賛否両論ありましたが、世界的にはかなりフィルムシミュレーション機能が欲しい人が多く、それを主張する意味でもフィルムシミュレーションダイヤルが設定された可能性も考えられそうです。
この調子で来年も面白いカメラを発売してくれてカメラ市場が盛り上がるといいなと思いますね。
そして「X-Pro最新機種は第6世代となりX-Pro6になるのではとの憶測が流れる」ではX-Proの最新機種の機能について詳しくお伝えします。
(source)AmateurPhotographer
(source)AmateurPhotographer
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コメント
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日本国内ではフジフィルム熱が冷めたユーザーが沢山居ると思います。理由は周知の通り私もその一人です。
売れないカメラ作って叩き売りされたトラウマに支配されてる経営者
周回遅れのプロセッサーをフラッグシップに導入して勝手にコケたりしたクセに
結局偉そうな事言ってもセンサー頼み、高画素化頼みのカメラの中身だとクラシカルな外観に惹かれて購入してるという言葉も嘘臭く聞こえるから
元々メインストリームになれない前提で規模も追わないし、結局正面衝突から逃げまくってる企業体質
会社の規模からすれば弱者でもないのに弱者の戦略取り続けてるチートに見える
スマホ世代がカメラに興味持っても、ソニーとキャノンに集まるだけで、富士フィルムとニコンは没落するだけやな。
せいぜい、ニッチ戦略と古参を養分にして食ってってくれや。
古参なら、ボディ30万でも40万でもポンと出してくれるで。
フルサイズが手頃になった今、マイクロフォーサーズより先にAPS-Cが衰退しても構わへんで。