Nikon Z50IIの性能
Nikon Z50IIが発表されました。EXPEED 6からEXPEED 7プロセッサに変更されたことで、AF性能や動画性能、連写性能がかなり向上し、多くの人が望んでいた「これでいいんだよ」的な性能と価格になっていると思います。イメージプロセッサの更新以外にも、動画の撮影や自撮りの撮影がしやすいバリアングル液晶となったこと、高輝度のEVFを採用していることなど、この他にも様々な変化がありました。
一方でセンサーが新世代のセンサーでなかったり、高画素化していないことに関する不満もあるようで、このあたりは賛否両論となっていることがわかります。
しかし、このNikon Z50IIの仕様に関しては、ひょっとしたらさらにハイエンドとなるAPS-Cミラーレスカメラの将来的な発売をを念頭に置いているのではないか?より上位機種の布石となっているのではないかという声も一部で上がっています。
それは、このあとにNikon Z70/Z90(ここでは仮称でNikon Z70と記述します)が、より高画素、最新型センサーを搭載して登場するため、Nikon Z50IIには低画素のセンサーを搭載しているのではないかという仮説(推測)に基づいています。
もし、Nikon Z70に3000万画素か、4000万画素のセンサー、または2400万から2600万画素程度の部分積層型センサーを搭載し、さらにEXPEED 7を搭載したカメラを発売する可能性があるならば、その差別化としてNikon Z50IIが前モデルのセンサーを引き続き採用しているというのも理解できるところです。
そして、Nikon Z6とNikon Z7がそうであったように機能的にはほぼ一緒で、異なるセンサーを採用するだけでNikon Z70を発売することができれば、開発リソースも最小限でハイエンドのAPS-Cミラーレスカメラを発売できるのではないかと考えることができるかもしれません。
というわけで、期待が高まるニコンのハイエンドAPS-Cミラーレスですが、実際に発売されることはあるのでしょうか?それとも、やはり今のところはフルサイズに注力するというのがニコンの方針なのでしょうか?
皆さんはニコンからNikon Z70の発売はあると思いますか?
そして「ニコンの次の新製品は何か? Nikon Z9後継の可能性の話も流れている!?」ではニコンの次の新製品の噂について詳しくお伝えします。
センサーサイズ | APS-Cサイズ/DXフォーマット |
有効画素数 | 2088万画素 |
センサークリーニング | - |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | レンズシフト方式 |
高速連続撮影 | 約11コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャ時約30コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4k 60p |
シャッター速度 | メカシャッター:最大30秒~1/4000秒 |
ISO | 標準:100~51,200 |
フォーカスポイント | シングルポイントAF: 209点 オートエリアAF:231点 |
EVF | 0.39型 約236万ドット |
背面液晶 | 3.2型バリアングルタッチパネル式液晶 約104万ドット |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 約127×96.8×66.5mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約550g |
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コメント
コメント一覧 (18件)
APS-Cハイエンドの名称がZ70になるかはさておき(7の子分って感じではない)、ハイエンド機は出ると思うし他社はそういうユーザーをあまり抱えてませんがニコンに関しては出さなければならないと思います。レフ機時代から続く高性能かつ高速機の乗り換え先が現在は空白状態です。
そうなると自ずと必要なスペックは固まってくると思います。40MP近い高画素は過剰ですし、せいぜい26MPが妥当、センサーもBSIでなければなりません。動体撮影を視野に入れるなら読み出し速度も速くなければならないので理想は積層型です。
フジのX-H2sにEXPEED7が載ったようなカメラがイメージとしては近いでしょうね。
フルでの連写速度は Z50 と Z50Ⅱ は同じでしたね。
主なところは動画機能の追加と被写体認識の追加及び
AF機能向上ぐらいかな。
EVFの高輝度化よりも液晶パネルの高輝度化と明暗比の
向上が出来た方が嬉しいです。
ミラーレスは長年使っているがEVFの高輝度化の必要性を
感じたことはないです。
もしもZ70が発売されるなら Z50Ⅱ を3000万画素程度にした
ような物になりそうな予感がします。
間違いなくあるでしょう。
ユーザーの声を聞いて製品を出し続けているニコンが、その声を予想していないとは思えない。
Z6IIIですら部分積層止まりなのに、APS-Cに積層型は無理なのでは。
そもそもキヤノンの販売力を持ってしてもEOS R7があまり売れてない状況なのに、
ニコンがAPS-Cの上位機種を出しても勝ち目はないかと。
今から、メーカー問わず、メインユーザー層の高齢化が進みます。
その中で重たいフルサイズから、レンズも含めて軽量なAPS-C機への買い替え需要は確実にあると思います。
ただ、購入層に向けて、本体重量の軽量化と同時にお値段も軽量化していく必要もあるかと思います。Z50iiやZ6iiiあたりのボディをベースに、3000万画素で高感度耐性もあり、手ぶれ補正内蔵で、連射にも強い新型は必要になると考えます。
コスパと性能のバランスを上手く取りながら、30万円以下でZ6iiiのAPS-C(動画性能は弱めでもOK)を出せば、売れると思うんですけどね。
Z9, Z8 の積層センサー、Z6III の部分積層センサー、
どちらも静止画と動画の両方を見据えた長期に通用するセンサーです。
また D850, Z7 … と続く、ニコンの高画素機の画素数 45MP を APS-C クロップすると大体 D500, Z50 と続く 20MP になります。
なので APS-C 用に新センサーを開発しているとしたら、
これからを見据えた動画と静止画の両方で長きにわたって使えるものである、
Z7III 等向けのさらなるフルサイズ高画素センサーを APS-C クロップした画素数である、
といったところは期待できそうです。
ニコンはAPS-Cサイズのハイエンド機を出すつもりはないと思います。
ニコンとしてはあくまでもハイエンドユーザーはフルサイズでZ50Ⅱはサブカメラという位置づけだと思います。
Z50Ⅱにはサブとしてエントリー層には不要なハイエンドユーザー向けの機能がいくつも搭載されています。
待ってる人は少なくないでしょうし、作ろうと思えば作れるんでしょう。
問題は価格が高くなっても、本体が大きく重くなっても、待ってるであろう購買層が買ってくれるか、さらに言うと他のセグメントと比較して収益を生めるとNIKONが判断できるかだと思いますがね。
つまるところ「ハイエンドAPS-C機が出るまで待ってる」じゃ出ないんだと思います。
出ますかねえ・・Z70?
いつかは出るかもですけど。
それより来年の春あたり?にZ5Ⅱを出すのが急務じゃないですか。
Z50Ⅱを一回り大きくしたようなデザインと操作性で。
中身はZfみたいな。
フルサイズ優先で開発するんじゃないですか。
ニコンはフルサイズのためのマウントとして企画されたZのコンセプトに拘っており、少なくともあと数年はAPS-Cに関してはZ30・Z50・Zfcのような3モデルを揃える以外に取り組まないような気がします。
変わるとすれば、RED機種との共用も視野に入れてじっくり開発されるであろう三世代目からでしょうか。
レンズ展開が未だ消極的である以上あまり期待しないでおきます。
積層センサーならZ8のボディで、部分積層or裏面照射センサーならZ6IIIのボディを採用でしょうか。
D500相当待ちのユーザーは多少高くても飛びつきそうではありますが
ニコンがミラーレスに本格参入して既に6年経つ中示唆すらないわけで、優先度がかなり低いのは確実です。売れると思うなら早々に出すでしょう、売れるんですから。
特にD500後継論は、高度で複雑な要求が多いように見えます。積層、高感度、IBISはもちろん耐久性や小型軽量化も求められますが、これで40万となったら高いと言われそうで。
フジがX-H2Sをあの価格で出せてるのはGFXと食い合わないからで、ニコンだと確実にZ8と食い合います。それすなわち、全てでなくとも多くを代替できるということで……。
あと、この手の話題でよく出る動画不要論はもはや「無い」と思うべきかと。動画を捨てて得られるパイより、失うパイの方が遥かに多いんですよね。かく言う私も動画はほぼ撮りませんが、今の時代少数派なんでしょう。
ニコンのAPS-C用レンズのラインナップを見ているとZ50Ⅱの上位機種が登場するかは疑問です。
フルサイズレンズを流用する仮定しますとボディ内手振れを搭載する必要があり、価格も高いものとなります。
ニコンとしては、Z8、Z6Ⅲを購入して欲しいと思います。
Z50Ⅱの上位機が出るのは間違いないと思いますよ。
典型的には超望遠用途ですが、最近出てきた廉価なF1.4レンズを開放で使おうと思えば、1/8000シャッターが必要になります。
また、s−lineの単焦点やズームは手ブレ補正がないものが大半で、APS−Cで使おうとすればボディ内手ブレ補正が必要になります。
デュアルスロットを望む声もあるでしょう。
動画向けにsuper35用途もあります。
レンズの不足はタムロン、シグマの協力で解消出来るでしょう。
D500の後継になるのかはともかく、Z50Ⅱの上位機を出さない理由がありません。
来年7月でZfcは4年
そこが肝何だよな
その前に新センサーのZ70出すとZfcⅡがZ50Ⅱと同じセンサー出すと魅力低下して売れなくなるリスクがある
ただZ70はよく売れる
26MPの裏面照射でIBIS付きは理想的な展開
それは出さないとイケない
まあZfcⅡ購買層はそこまでスペックに敏感じゃない
中身がZ50Ⅱと同じでも文句は言わない
ZfcⅡの発売を遅らせてもZ70は来年夏までには出すべきかな
仮にZfcⅡ販売が遅れても
Z50Ⅱも5年経過してから発売なら、ZfcⅡが4年半経過してから発売でも今更だから
Z70は税込20万、実売価格18万なら売れる
Z50Ⅱより5万高いなら買うから
ボディZ50IIと流用だとバッテリーが弱いし、ボディZ6IIIと流用だとデカすぎません?
新開発してまで出さないと思うけどな〜
Z50Ⅱの中身の大盤振る舞いぶりと相変わらず少ないDXレンズのラインナップを見てるとハイエンドDX機は無いと思います。
ニコンのZ DX購買層の開拓よりもフルサイズ購買層の拡大の方が重要というスタンスは変わらないでしょう。
EN-EL25・表面照射センサー×EXPEED7の最適化の為の開発費回収、利益最大化の為、その殆どを流用したZ30(と個人的にはシリーズ化は懐疑的なZfc)の2型を出すことはマストでしょうし、そういった開発体制を今後も継続すると思います。
Z50Ⅱに物足りなさを感じる方はフルサイズ機を買うか、次期新型エンジン用に開発されるであろう新型センサー、そして同時にDX専用に開発される(かもしれない)IBISの登場を待つしかないですね。
ハイスペックaps-c機の登場、D500の様な物を皆さん待っていると思いますが、後1年ぐらい先かなと感じています。すでに2年前にcanonは7D2の後継機R7を発売していますから、これを上回る性能のモデルを出す必要があります。今急いで発売すると、好調なフルサイズと共喰いになるので、z50IIを先に投入するのは妥当な判断です。