Nikon Z50IIレビュー
ニコンのNikon Z50IIの初期レビューが掲載されています。この記事ではどのようにZ50IIが評価されているか詳しくお伝えします。
新しいユーザを対象としたエントリークラスのカメラとして、Nikon Z50IIがどれほど真剣な製品であるかに関心した。よりプロフェッショナルなデザインのボディから、強化された動画機能やオートフォーカスモードまで、新しいバージョンは前モデルよりもはるかに能力が高い。「簡略化」されたカメラではなく、成長の余地が多くあり、学ぶのも簡単で直感的なカメラを使用することができるのは素晴らしいことだ。主な弱点は、古いセンサー、基本的な液晶、そしてボディ内手ぶれ補正がないことだ。Nikon Z50IIには、もう少しハイエンドの技術があって欲しかったが、その場合には価格も上昇してしまうだろう。
私は東京の雨の街から静かな午前4時の散歩、隠れたところにある寺院、そして鎌倉への長い観光旅行まで、Nikon Z50IIで楽しんでいた。Nikon Z50IIは、より高度なユーザが楽しむための十分なコントロール類を提供しつつ、旅行や長距離の徒歩移動にも適したコンパクトなカメラだった。
ニコンが提供するAPS-Cレンズは約5本と標準的なものだが、この数が増えることに期待したい。他のメーカもZマウント用レンズを製造し始めており、Nikon Z50IIにとっては絶好のタイミングだ。画質は変わらないかもしれないが、新規ユーザは新しい柔軟なピクチャーコントロールを扱う喜びを得るだろう。最新のニコンのAPS-Cカメラには愛すべきポイントが多くあり、ボディのみの価格が959.95ドルということで、ほとんどの人がNikon Z50IIを楽しむことができるだろう。
Z50IIはZ50よりはるかに能力が高い
Nikon Z50IIのファーストインプレッションが公開されています。
記事では、やはり他のレビューと同様に、古いセンサーが採用されていること、天板部の液晶がないこと、ボディ内手ぶれ補正が搭載されていないことを指摘しています。しかし、その場合には価格が高くなってしまうので、仕方がないだろうと考えている様子がわかりますね。
また、決して簡略されたカメラではなく、簡単に学ぶことができて、直感的に使えることができるカメラで素晴らしいと評価していることがわかります。
国内では為替の問題で、かなり高く感じてしまうのですが、為替を考慮するとZ50IIは国内でもかなり戦略的な価格設定になっているのかなと思いますね。金銭的に一番良いのは、初期需要が落ち着いてキャッシュバックが実施された頃に購入すると、ひとまず最安値で購入できそうです。
センサーサイズ | APS-Cサイズ/DXフォーマット |
有効画素数 | 2088万画素 |
センサークリーニング | - |
イメージプロセッサ | EXPEED 7 |
手ぶれ補正 | レンズシフト方式 |
高速連続撮影 | 約11コマ/秒 ハイスピードフレームキャプチャ時約30コマ/秒 |
動画撮影 | 最大4k 60p |
シャッター速度 | メカシャッター:最大30秒~1/4000秒 |
ISO | 標準:100~51,200 |
フォーカスポイント | シングルポイントAF: 209点 オートエリアAF:231点 |
EVF | 0.39型 約236万ドット |
背面液晶 | 3.2型バリアングルタッチパネル式液晶 約104万ドット |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 約127×96.8×66.5mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約550g |
(via)PetaPixel
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コメント
コメント一覧 (6件)
新製品の性能と価格は、供給されるメーカーにとっても大変むつかしいものがあると思います。
今回のZ50Ⅱは日本国内の販売品は日本語のみ表記で他国言語にする場合は別途手数料が発生するというしかけを行っていますが転売屋の買い占めをどれだけ阻止できるのか、既に予約殺到で供給不足が発生しているとアナウンスされています。ユーザが殺到して供給不足なら良いのですが実態はどうなんでしょう。
この情報の記事でも供給が落ち着いてキャシュバックキャンペーンで購入するのが良いと言われています。従来の製品も半年から一年もすれば需給バランスが取れてきてキャシュバックキャンペーンの対象になる場合が多いので納得です。
ただ新製品を販売初日に購入して使いたいという方には馬耳東風ですね。
ここで約960ドルで販売って書いてるけど、一体どこの販売価格なのかスレ主は調べて教えて欲しい
手ぶれ補正が無い。
エントリーモデルにどこまで求めるんじゃ?
初心者はキットレンズを使うんじゃよ。
キットレンズはVRだから、ボディ内手ブレ補正なんぞ無くとも問題ない。
上部液晶が無い。
エントリーモデルにどこまで求めるんじゃ?
昔のDシリーズで言えば5000番代くらいの位置づけじゃ。
それらにも上部液晶なんぞなかった。
繰り返し言おう。
エントリーモデルにどこまで求めるんじゃ?
初期需要はどこのメーカーも同じで品不足は一過性の事柄なので
慌てず待つのが良いのかなと思います。
落ち着いた頃の需要を考えればライン増強は出来ません。
日本語表記は隠しコマンドで他言語に切り替えられるでしょうから
転売ヤー対策にはならないような気がします。(内部に切り替え
スイッチが用意してある可能性もありますが)
機能的にはキヤノン EOS R10 が近いかもしれません。
今日R7m2の噂情報も出てきましたね(事実かどうかは不明)。
Z50Ⅱの登場は高価格・高スペックのハイエンドモデルから割り切った分低価格のローエンドモデルまでを揃えるキヤノンと、機能を充実させるがあくまでエントリーモデルに終始するニコンのスタンスの違いを改めて浮き彫りにしたと感じます。
実際様々なレビューを見ているとZ50Ⅱは1型の時よりターゲット層の枠が広がっている印象を受け、ハイエンドZ DXモデルは出しても売れない雰囲気すら感じます。
初代から見ると大きな進化と言えるでしょう。出来ることは間違いなく増えてますし。撮影領域は格段に広がりました。IBISが非搭載な点を指摘する声は多いですが、現状DXのズームはVR付きで、本格的な単焦点にVRが付いたものがあれば尚良しという感じです。望遠に関してはレンズ側のVRの効きが大きく作用するのでボディ側の有無は大きな問題にはならないと考えられます。
R7Ⅱの仕様を見ていたらハイエンドAPS-C機の需要は明らかにあるように思えますけどね。
決めつける意見とは裏腹に現場では望む声しか聞きません。
動体撮影は難しい…ハイエンドが欲しい方はZ8(約50万)買ってDXクロップして使ってね。これでは他社の中から手に取ってもらうには厳しいでしょうね。まだまだラインナップに隙間が多いなと感じます。