キヤノンのスピードライトがすでに1年待ち
キヤノンのスピードライトEL-1が供給不足になり1年が経過しようとしています。実際に1年以上も製品を待っている人がいるようです。この記事ではEL-1が供給不足になっていることについてお伝えします。
今週、ある読者がキヤノンのEL-1スピードライトの注文をかなり長期間待っていることをメールで共有してくれた。
「私は1年以上前にいくつかの数を注文した。キヤノンに問い合わせをしたところ、1000台以上の未処理の注文があることを認めた。遅延の理由はサプライチェーンの問題以外には提供されなかったが、それは信じがたい話だ」と彼らは記述している。
この会話は電話で行われたので、未処理の注文の数についての発言を確認することはできないが、この人物がCanon Professional Servicesのメンバーであることを考えると、新製品の出荷に優先的にアクセスできる可能性が高いことは注目に値することだろう。それにも関わらず、彼らはフラッシュを1年以上も待っている。
キヤノンUSAに確認のために連絡をしたが、同社は次のように回答した。「キヤノンはスピードライトEL-1に関してサプライチェーンの問題を経験している」
これはEL-1を入手しようとしている多くの写真家がいるはずだという長い注文待ちリストがあることを完全に否定するものではないが、確認できるものでもない。従って1000件の注文待ちリストについては慎重に受け取ってほしい。明らかなことは、このフラッシュをすぐに新しく入手できることはほぼ不可能になっているということだ。
サプライチェーンに問題か
記事によれば、キヤノンが発売しているEL-1の供給不足が1年ほど続いているようで、購入しても入手できない状態になっているとしています。ある写真家は実際に購入してから1年が経過しても購入できず、キヤノンのサポートに問い合わせたところ、1000件以上もの注文待ちがあることがわかったそうです。
この1000件というのが実際に本当の数かどうかは上記にもあるようにわかりませんが、米国内での数値なのか世界的な数値なのかも不明です。もし米国内で1000件の注文があるのだとしたら世界で考えると、かなりの数の注文が残っている可能性があり、非常に多くの人が製品を待っているのかもしれません。
キヤノンによれば、この供給不足はサプライチェーンに問題が発生しているからなのだそうで、これだけ長い間、製品を待っている人がいることを考えると、かなり大規模に混乱している可能性があるのではないかと想像されますね。
実は、最近、再び半導体が不足するのではないかと考えている人がいます。

ひょっとしたらすでに1年以上前にその兆候が現れていて、一部のあまり流通していない部品に関しては生産があと回しになっている可能性もあるのかもしれません。そうなるとさらに長い間、製品を待たなければならない可能性があり、スピードライトが欲しいプロフェッショナルな人にとっては死活問題になりかねないので大変だなと思いますね。
(記事元)PetaPixel
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コメント
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EL-1 は既に販売終了製品となっているのでもう入手は出来ないでしょう。
またヨドバシで販売終了時の価格が13万円以上なので需要が少ないと
判断し生産数量も少ないのかもしれません。
あれだけ高くても一定数売れるんだな、と驚きますが、何よりの驚きは(少なくとも日本では)販売終了になってることですね。
https://store.canon.jp/online/goods/goods.aspx?goods=4571C001
ここ数年のキヤノンのストロボ戦略は、新シューの過渡期であることを考慮しても迷走著しく、理解に苦しみます。
新シュー対応のEL-1IIを出すにせよ出さないにせよ、荒れそうですね。趣味カメラマンには縁の無い領域ですが……。