オリンピックでの各メーカの様子
各カメラメーカがどの程度の機材を持ち込んでいるのか、そしてどのような貸し出しをしているのか詳細にレポートされています。パリオリンピックでのメーカの様子はどのようになっているのでしょうか?
例えば、キヤノンは大会開始時にEOS R3が150台、EOS R1が100台、EOS R5 Mark IIが100台あったほか、EOS R6 Mark IIも多数用意していた。ニコンも同様にNikon Z 9が200台、Nikon Z 8が100台、最新モデルのZ6IIIが50台用意されていた。
ソニーもα1やα9 IIIなどのプロフェッショナル向けスポーツカメラを提供しており、α7 IVなどのモデルも用意されていた。訪問時にはほとんど在庫がなくなっていたが、ソニーは他社よりも多くのカメラを用意していたそうだ。
大会の1週目が終わりに近づくにつれ、各社の在庫も減っていく。ソニーは大会期間中の貸し出しのため在庫が早くなくなったが、他社は1日や、48時間といった単位での貸し出しを好んでいるようだ。
一方、これまで主流だった一眼レフは徐々に姿を消しつつある。ニコンは15台のD6と10台のD5を用意したが、ほとんどの需要はミラーレスカメラだったそうだ。キヤノンも一眼レフの需要を過大評価していたようだ。
一眼レフの需要を過大評価
オリンピックで各カメラメーカがブースを開き、カメラやレンズを貸し出ししたり、メンテナンスをしているのは毎回話題になりますよね。今回、各カメラメーカがどのような機材を持ち込んでいるのか明らかになりました。上記のほか、レンズなどにも触れられていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。なお上記は機械翻訳したものになります。
記事によれば、キヤノンは400台以上ものカメラを持ち込んで貸与しているらしいことがわかります。R3が最も多くて150台、R1は100台だそうです。この他一眼レフも持ち込んでいるため500台近く用意されている計算になるかもしれません。
ニコンもZ9を200台、Z8を100台、Z6IIIを50台ということで、こちらも400台程度は持ち込んでいるらしいことがわかりますね。一方でソニーについてはどの程度の数を用意していたのかわかりませんが、キヤノンやニコンより多いと記述されていることから、600台かそれ以上ぐらいは持ち込んだ可能性があるようです。
また貸し出し方法がメーカによって異なるようですね。どうやらソニーは期間中のまるまるの貸し出し期間を設定しているようです。逆に、キヤノンやニコンはその日だけ、または1泊2日のレンタルという貸し出しをしているようですね。
そのためでしょうか?ソニー製品が最も在庫がない状況だったとしています。ソニーのカメラが人気なのか、それとも大会期間中の貸与だからとりあえずキープしておこうと考えたのか・・・。
そしてニコンは一眼レフを25台程度しか持ち込まなかったようですね。キヤノンは「一眼レフの需要を過大評価」したとしているため、ニコンよりもさらに多くの一眼レフを持ち込んだ可能性がありそうです。キヤノンの想定以上にプロフェッショナルの分野でもミラーレス化が進んでいることがうかがえますね。
(記事元)photorend
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コメント
コメント一覧 (5件)
CanonとNikonは、ほとんどの場合はお金をもらって貸し出しているだろう。SONYは無料か、もしかしたらSONYがお金を払って使ってもらっているかもしれない。貸出条件にも、それが表れている。性能はともかく、SONYの機材の信頼性が、CanonやNikonと同等かそれ以上とは、到底思えないが。
カメラメーカーが自社ブースに持ち込むカメラは様々なプロが持ち込む機材の
修理対応のための機材です。
修理の代替え機として用意しているので一眼レフもあるでしょう。
通常、貸出期間は修理が終わるまでなので長くても1~2日程度のはずです。
皆さん、使い慣れた機材を使用するので新型機は使われることはなく、
余裕のあるときにちょっと使ってみようかなという程度です。
ソニーに貸出機がないとすれば訪れた場所がプロサポートではない又は
機材がブースの裏側に用意していると思われます。
通常は大きなラックに並べてあるので外からは見えな場所の可能性もあります。
photorend のレビュアーさんは何か勘違いをしているようです。
全てが修理の代替え用ではなさそうですね。発売前のEOS R1の100台、EOS R5 Mark IIの100台はお試し用に貸し出しされるのでしょう。
元記事は3社のスタッフ協力の上で書かれています。取材として舞台裏に入れてもらいながら、ソニーだけ貸出機の場所や貸出状況を間違って案内されたとお考えでしょうか?
プロと言っても色々な方がいて、しっかり慣れるまでは絶対に実用しない人も、軽く触って大丈夫orより良いと捉えれば実用する人もいるでしょう。もちろん修理時の交換機材貸出とのみ捉えているプロも多いでしょうね。ちなみにRFレンズだと100-300は48/50が貸出中と書かれていますよ。
ソニーが長めの貸出期間なのは、この機に他社と比較して乗り換えを促す意図もあるかもしれません。
また、キヤノンもニコンも「デポジットを支払う必要さえなく借りることができ」ると記載があります。
私もコメントの際には色々な想像をしていて、間違っていることも多々あります。
ただ、せめて元記事に何が書いてあるかくらいはきちんと読むべきではないでしょうか。あからさまなクリックベイトというわけでもないのですから。
ソニーの在庫がほとんどなかったというのはソニースタッフが話した内容であって、記者はそれを見て確認することはできなかったと書いてますね。つまりソニーに関しては舞台裏には案内してもらえてないということになります。
実際に記事にある写真を見るとキヤノンとニコンのカメラやレンズの棚の写真はありますが、ソニーの棚の写真は一つもありません。