Nikon Imaging Cloudサイトが公開
ニコンがNikon Imaging CloudのWebサイトを更新しています。ニコンが新たに始めるカメラに関するクラウドサービスですが、実際にはどのような機能が利用できるのでしょうか?
- 画像転送
- 撮影した写真をカメラからNikon Imaging Cloudに転送し、さらに様々なクラウドサービスへ自動転送できるサービスです。クラウドサービスへの画像取り込みまで自動化できるため、データ移動操作の煩わしさから解放され、スムーズな画像転送を実現します。
- イメージングレシピ
- 写真の編集設定を「レシピ」として作成・保存出来るサービスです。保存したレシピは自動的に登録したカメラへ同期されます。公開されているレシピも保存できるので、憧れの写真表現を気軽に楽しめます。あなたらしい表現を追求してみませんか?
- ファームウェアバージョンアップ
- 新しいファームウェアがカメラに直接ダウンロードされるサービスです。自動バージョンアップを設定すれば、常にカメラを最新の状態に保てます。
- NIKON IMAGE SPACE
- ニコンが提供する無料のフォトストレージサービスです。写真を見返して、整理して、共有する一連の機能をクラウド上でシームレスに行うことができます。
ニコンがNikon Imaging CloudのWebサイトを公開しました。
提供される機能は4つあるようです。一つは画像をNikon Imaging Cloudに転送する機能で、そこから他のクラウドサービスへ画像を転送する機能、二つ目はイメージングレシピといい、自分/他人が作成し保存したレシピで自由に自分の画像の色味などを変更できる機能のようです。最近はパナソニックのLUTだったり、富士フイルムのフィルムシミュレーションなど、写真の表現を変える手法が流行していますね。
3つめはカメラのファームウェアを自動的にアップデートしてくれる機能で、最後の機能は写真を共有するストレージサービスとなっています。
現時点で、Nikon Imaging Cloudに対応しているカメラはNikon Z 6IIIのみで、いまのところ残念ながら他のカメラでは利用することができません。ファームの自動アップデートは無理だとしても、ファームの修正でその他の機能が他のカメラでも使えるといいと思いますね。
そして、これまでニコンのスマホ連携アプリは接続性が悪いという評価がありましたが、このNikon Imaging Cloudによってスマホとの親和性が向上し、利便性が高まっているといいなと思います。
そしてSnapBridgeと何が違うのか?ということですが、ニコンでは下記の関係図が公開されていますので、それを参考にしてみるといいかもしれません(画像タップで拡大します)。
これをみると残年ながらSNSでシェアするのには使えないのですね。接続性が向上しているとしたら、Nikon Imaging CloudからSNSへ投稿したいという人も多いかもしれません。
さらに「Nikon Z 6IIIのダイナミックレンジ 低ISOでZ 6IIとほぼ同じという測定結果」ではZ 6IIIのダイナミックレンジについて詳しくお伝えします。
(記事元)ニコン
- Nikon Z9新ファームでの修正点が一部判明 主にZ 28-135mm f/4 PZへの対応か
- 中古カメラ市場ではニコン製品が人気!? 中古ランキング席巻の謎
- ニコン Nikon Z50IIの使用説明書を公開 N-Log動画編集ガイドも併せて公開
- Nikon Z70には この4機能は絶対に必要だがZ70が登場する可能性は低い
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- Nikon Z50IIが供給不足なのは日本だけ? 日本市場は優遇されていないとの声
- Nikon Z9の新ファームを間もなく登場?? ファームが適用された展示機が見つかる
- 今の時代、Nikon Z50IIの2000万画素では十分ではないのか? vs Nikon Z8
- Nikon Z50IIの売り出し価格が判明 各ショップ、ニコン公式での価格は!?
- Nikon Z50IIはZ50よりはるかに能力が高く真剣な製品
コメント
コメント一覧 (1件)
少し、image.canonと似たサービスですね。
これからはカメラからwifi使ってデータをクラウドに転送するサービスがスタンダートになっていくのでしょうか..