デジカメ出荷数量公開
CIPAが2024年2月のデジカメ出荷数量を発表しています。上記はレンズ交換式デジカメの出荷数量で、レンズ固定式、いわゆるコンパクトデジタルカメラの出荷数量などもありますので、すべての統計は本記事下部の記事元リンクからご覧ください(上記の画像タップで拡大します)。
さて、今回の出荷数量ですが、かなり好調に推移していて、前年も前々年も上回る結果となっています。実は2023年の11月、12月が前年をかなり下回る出荷数量だったため、2024年はあまりカメラの販売に期待できないのではないかと考えられていました。しかし、結果的には2024年1月は前々年並み、2024年2月は前々年を超える出荷数量となっており、思ったよりも好調に推移していると考えてもよさそうです。
ミラーレスカメラは対前年同月と比較すると以下のように増加しています。
- 出荷数量 前年同月比129.3%
- 出荷額 前年同月比129.5%
このように対前年と比較すると出荷数量、出荷額ともに約30%増ということで、好調です。地域別では以下のようになっています。
地域 | 出荷前年同月比 % | |
日本 | 出荷数 | 99.9 |
出荷額 | 100.3 | |
中国 | 出荷数 | 132.2 |
出荷額 | 133.0 | |
アジア(日本、中国以外) | 出荷数 | 110.1 |
出荷額 | 108.9 | |
欧州 | 出荷数 | 124.0 |
出荷額 | 136.5 | |
アメリカ | 出荷数 | 177.8 |
出荷額 | 162.5 |
日本では前年同月比ということで、ほぼ前年並みですが、特にアメリカがものすごいですね。前年の70%ぐらい増加している計算になります。
各国でミラーレスカメラが人気となっているようでかなり売れていることがわかりますね。この調子でカメラメーカも復調してくるといいのですが。
(記事元)CIPA
カメラの最新ニュース!
- ニコンのRED買収額 約131億円(推測)は安い高い!? 海外の反応
- マップカメラ “Nikon Z fは今年度もランキング上位に居続ける” 4月ランキング公開
- EOS R1仕様の誤掲載問題が解決 どのような経緯を辿ったのか追う
- パナソニック LUMIX S9の画像がさらに流出 メカシャッターなしとの観測
- シグマが近くもう1本の「壮大な」レンズを発表するのは間違いないとの噂
- シグマ 24-70mm F2.8 DG DN II|Art正式発表 5月20日発売 19万8000円
- 富士フイルムがGFX100S IIを発表 6月発売予定で税込み84万7000円前後
- 富士フイルムがX-T50を正式発表 標準キットで26万4000円 6月発売予定
- 富士フイルム Xズーム最軽量 XF16-50mmF2.8-4.8正式発表 12万1000円
- 【速報】富士フイルムがGFX100S IIを正式発表
コメント