充電端子のType-C義務を最終承認
EUで電子機器の充電端子をUSB Type-Cに義務化することが最終承認されたようです。これにより多くの電子機器の充電端子がUSB Type-Cが標準になり、より便利に利用できるようになりそうです。
それでは記事をみてみましょう。なおアイキャッチ画像はiPhoneのイメージ画像です。
欧州連合(EU)理事会は24日(現地時間)、スマートフォンなどの電子機器におけるUSB Type-Cポートの搭載義務化に関して、最終承認したと発表した。充電ポートの統一については、4日に欧州議会にて法案が可決されていた。
今回の承認を受け、議会議長および理事会議長が署名を行なったのち、官報へ掲載され、その20日後より発効する。規則の適用は発効から24カ月後。
EUで電子機器の充電端子を2024年からUSB Type-Cに統一することが最終承認されました。その後様々な事務的な手続きが必要なようですが、概ねいまから24ヶ月後には実施されるということで、2024年1月からは電子機器の充電端子としてUSB Type-Cに統一されることは間違いなさそうです。なお、ノートPCに関しては40ヶ月後ということですので、26年の秋にはUSB Type-Cで統一されることになりそうです。
これをみるとすべての各種端子がUSB Type-Cで統一されるかのように思えますが、実際にはそうではなくあくまで充電用の端子がUSB Type-Cで統一されるというだけです。なので、デスクトップパソコンにはUSB Type-Aは残る可能性もありますし、ノートパソコンも充電用端子としてUSB Type-Cが採用されますが、各種接続機器を接続する端子としてはUSB Type-Aが残る可能性はあります。
しかし、スマホ、デジカメ、ゲーム機、ヘッドフォン/イヤホン、マウス、キーボードなど充電端子がUSB Type-Cで統一されることから、事実上、すべての端子はUSB Type-Cへ移行することが予想されます。
iPhoneもType-Cへ移行か
これによって、これまで特殊端子を利用していたiPhoneもいよいよUSB Type-Cを搭載する可能性がかなり高まりました。このUSB Type-Cへの統一はEU圏内だけですが、EU圏内だけUSB Type-Cで、それ以外をライトニング端子にする意味はあまりありません。むしろ製造コストが高くなる可能性がでてきます。
なので、恐らくですが、今後発売されるiPhoneに関してはUSB Type-Cが搭載される可能性が高いだろうと思います。iPhoneについては、次のiPhone SEの最新版はiPhone XRと同じデザインが採用される可能性が高いと言われています。さらにUSB Type-Cが搭載されると仮定したら日本でもかなり売れる機種になるのではないかと思いますね。個人的には次にiPhoneを買い換えるとしたらType-C端子搭載のものにしたいです。
いまカメラについてもほとんどの製品で、カメラ本体でバッテリー充電が可能になっていて、その端子はUSB Type-Cを採用しています。なのでカメラ製品については比較的スムーズにUSB Type-Cへの移行が行われると思います。
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