AF-S NIKKOR 180-400mm f/4Eの受注を一時停止
ニコンは5月20日、交換レンズ「AF-S NIKKOR 180-400mm f/4E TC1.4 FL ED VR」およびバヨネットフード「HB-N106」の注文受け付けを5月21日から一時停止すると発表した。
理由は「生産上の都合により、お客様へ製品をお届けするまでに今しばらくの時間を要するため」としており、受注再開時期などについては確定次第告知するという。
デジカメWatchがAF-S NIKKOR 180-400mm f/4Eの受注状況について報告しています。記事によれば、生産上の都合により一時的に生産ができなくなっているようで、生産の再開まで時間がかかる可能性があることから、受注を一時停止するとしています。
理由は生産上の都合としていますが、具体的な理由は明らかになっていません。考えられる理由にはどのような理由が考えられるでしょうか。
半導体不足や工場の閉鎖が原因?
まず一つは、最近の半導体の供給不足や、国内の半導体製造メーカの相次ぐ工場火災などで、レンズを駆動させたり、手振れ補正を実現する半導体の入手が難しくなっている可能性があると考えられると思います。
実際にニコンは、工場火災によりFマウントレンズの製造に影響がでる可能性を認めています。
もう一つの可能性はレンズを製造する一部の国内工場が閉鎖されたことによる影響です。具体的な記事はこちらになります。
AF-S NIKKOR 180-400mm f/4Eは日本生産のようですが、ニコンはその工場について、上記の記事のように日本国内におけるレンズ生産を特定の工場に集約しようとしています。なので、様々な製造機器や人員などを移動させる必要があるわけですが、そんなに簡単に移転して、すぐに製造を開始するというようなことはできないと思います。そのため製造を開始する前に製品の在庫がなくなってしまい、販売ができなくなってしまったというような可能性もあるのかな?と思いますね。
最近は他のメーカでも欠品が相次いでいるようで、何かしらの問題が新型コロナウィルスに起因する形で発生している可能性が高いのかな?と思いますね。これが氷山の一角かもしれないので少し心配です。
[template id=”4241″]
コメント
コメント一覧 (1件)
半導体不足が問題となっているが樹脂も供給量が不足しているのではないでしょうか?
66ナイロンとか6ナイロンなどの樹脂は特定のメーカーしか製造しておらず、今年のアメリカの寒波の時、樹脂の製造を停止したとかニュースになっています。
ここは私の想像ですがこんな原因があるのかもしれません。