ニコン APS-C用Zレンズ需要を認識 AKM工場火災の影響にも言及

Zシリーズ用のDXレンズにさらに取り組む予定はあるのか?現在、ニコンは2本のDXレンズがあり、そして1本のレンズがロードマップ上にある。いくつかのさらなるプライムレンズやズームレンズは必要か?

私たちは適切に対応するために、常に市場のニーズを評価している。さらなるDXフォーマットレンズの需要があることを認識している。レンズラインナップ戦略はつねに更新され続けており、さらなるDXフォーマットレンズも進行している最中だ。

Z 6IIとZ 7IIの更新は比較的にマイナーチェンジだった(デュアルカードスロットその他)。これで新しいユーザを引きつけるのに十分だと確信しているのか?

Z 7IIとZ 6IIの両方のモデルは、Zマウントシステムという確かな基盤に基づいて構築され続けているモデルだ。私たちはこれらのモデルを、プロフェッショナルカメラマンを含む多くのユーザからのフィードバックをもとに開発している。カメラシステムの一貫した進化により、カメラは手に馴染み、取り扱いやすさと形状のさらなる改善によるおかげで、よりいっそう手に馴染みやすいものになっていることを表している。繰り返しになるが、リリースされたこれらのモデルは安定した販売が見られている。

最後に、ニコンは日本のAKMセミコンダクターの火事で供給が少なくなっている影響を受けているか?

サプライチェーンの問題で、一部のデジタル一眼レフおよびFマウントレンズの生産に影響が及ぶ可能性があると予想している。

(記事を一部引用して意訳しています)

ニコンヨーロッパとのインタビュー記事

AmateurPhotographerがニコンヨーロッパの取締役とのインタビュー記事を掲載しています。なかに面白い内容がありましたので、一部を引用してご紹介します。全文は記事元リンクからご覧ください。

記事で興味深い部分は上記で引用した内容になるわけですが、それぞれかいつまんで記述してみます。

まずニコンは常にレンズロードマップを更新しているため、今現在は実際に販売されている2本のZマウント採用のAPS-Cミラーレスレンズの他に、レンズロードマップに掲載されている1本のレンズとは他にも発売される可能性があるとしていますね。APS-Cミラーレス用のレンズのニーズがあることを認識しているということで、市場にニーズがあれば発売する可能性があるということなのだと思います。

そして、Z 6IIとZ 7IIは、それぞれ旧機種と比較して更新された部分が少なかったのではないか?ということも指摘されています。このことについては、ユーザからのフィードバックを元に開発していて、そしてこれらのモデルは販売以来安定して売れているとしています。

先日、日本の旭化成マイクロシステム(AKM)の延岡工場のLSI製造工場が火事になりました。その工場は世界でも有数のLSIを製造する工場で、日本の各メーカも旭化成マイクロシステムの製品を利用している可能性が高いことから、日本の各カメラメーカも影響を受ける可能性があるのではないか?と言われています。このことを質問しているわけですが、インタビューでは一眼レフとFマウントレンズに影響がある可能性があるとしていますね。

当たり障りのないインタビュー?

インタビューの内容を単純にみると、ニコンはAPS-Cミラーレス用のレンズもこれから拡充する可能性があるのか?とかZシリーズはそこそこ堅調に売れているのだな?という印象を持つと思います。ですが、よく読むとそう明言しているわけではなく、レンズについては単に需要があることは知っているしけどニーズがあれば発売するよ程度のことしか言っていないし、Z 6IIとZ 7IIがマイナーチェンジだったことについては、ユーザの意見を取り入れたものでそれなりに売れているよと、まともに返答したような返事にはなっていません。

ニコンヨーロッパの取締役ということで、主に販売に関する仕事がメインなので開発などについては、恐らく多くの情報はもっていなくて、それで、このような返答にならざるを得なかったのかな?という印象を持ちました。

ただ、一つ確かなことがわかったのは、旭化成マイクロシステムの工場火災の影響は一眼レフとFマウントレンズのみに影響が限定されるようです。インタビューの返答では一眼レフとFマウントレンズと述べていますので、ミラーレス一眼とZマウントレンズについては影響ないということになりますよね。

ですが最近のZ 6IIはかなりの供給不足になっています。例えば価格.comの調査では、26ショップ中、19ショップで在庫なしの状況になっており、供給が足りないのか、需要が旺盛なのかはともかく、市場に製品が投入されていない状況が明らかになっています。

なので、旭化成マイクロシステムの火災の影響を受けているのでこのような状況になっていると思っていたので、どうやらミラーレス関連への影響はないというのが意外でした。まさか、わざと影響がないように振る舞っているということはないと思いますが、それならなんでZ 6IIの供給が不足しているのか、少し疑問という感じがします。

(記事元)https://www.amateurphotographer.co.uk/latest/photo-news/nikon-sales-steady-more-dx-lenses-for-z-series-coming-dslr-lens-supply-issues-144212

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「ニコン APS-C用Zレンズ需要を認識 AKM工場火災の影響にも言及」への6件のフィードバック

  1. Z 50が出てもう1年以上が経ちましたがDX用レンズは未だにキットレンズの2本しかないんですよね。
    FX用レンズと併用してほしいならさっさと50mmか35mmの撒き餌レンズを用意するとかしないとソニーとキヤノンにどんどんシェアを持ってかれ兼ねないと思いますが。
    ニコンてこんなに開発スピード遅かったかと悠長なことやってる場合じゃないと思います。

  2. DXフォーマットレンズの需要があることを認識している。
    と言うことは開発、販売に関し社内で企画が進んでいるとも
    とれます。
    いずれにしろある程度のラインナップがないと売りにくいですね。
    Z 6II の供給不足は海外でも同様でしょうか?
    需要の多くは海外なので輸出が多く国内が足りないという現象なら
    仕方がないですね。

  3. これで同じこと言うの三回目である^^;
    もう言わん、最後。

    富士フィルムと連携しろニコン!!!
    ニコフジ同盟結成!!!

    APS-C機はみんなXマウントにしたらレンズはフジのレンズ群をそのまま使える。
    その代わり、フジはZマウントのフルサイズ機を出すのである。
    じゃ、フジはフジでニコンのフルサイズレンズをみんな使える。
    ついでにGFXマウントの中判カメラをニコンも出したら良いのである。
    レンズはフジのを使える。

    ニコフジで、APS-CはXマウント。
    フルサイズはZマウント。
    中判はGFXマウントで共通化するのだ!!!!!!

    これしかない。

    過去には連携したこともあるし、まんざら荒唐無稽な案でもなかろう・・・とわしは思いますm(__)m

  4. キューちゃん

    ニコンとしては、発売予定のFX28mm、40mm小型レンズを、DXでも使って欲しいと考えているのでしょう。
    しかし、展開は遅いですね。

    Z 50よりもややビギナー寄りのKiss Mクラスだと、ユーザーはキットレンズ以外ほとんど買わないので、DXのレンズを充実させるか否かは難しい判断になるのでしょう。

    自分は、Z50でFマウントの単焦点なども使っています。
    24mm F1.8、DX40mmマイクロ、DX18-140mmはZ 50購入後に買ったものですが。
    なんとなく無駄な感じはしますが、中古等にも目を向ければ、安く買えるので仕方なしという感じです。

  5. mzdogさんのご意見に大賛成。Nikon・FUJI同盟が結成されれば、かなり市場は面白くなると思います。フイルムカメラ時代みたいに、チマチマとレンズを発表しているような時ではない筈です。今回発売されたフジのX-S10は非常に優れたカメラです。このようなAPS-CカメラがNikonから発売されていたら、充分マーケットも賑やかになっていたのではないでしょうか?
    ハイブリットだ電気だ、水素だ、と賑やかな自動車メーカーの提携も複雑に入り組んで簡単な図式化もできないくらいです。カメラ産業が復興し、今の若年層にトレンドとして受け入れられるようになることを切に希望します。

  6. ロンサム・カーボーイ

    若年層の方々にカメラ単独機能で10万円以上を出すように求めるのは、かなり難しいでしょうね。

    安価な入門機を買っていただいて、そのご1割でも良いからカメラの面白さに目覚めて先に進んでもらうのが理想的です。ニコンとしてはZ30をうまく仕上げて、それなりの数を出すことは重要じゃないかなと思いますね。

    ここまで数が出なくなってくると何かブレークスルーが必要なんですが、どうも各社旧来の技術向上を物量でこなそうとしているようで、全体的に地盤沈下しているようです。秒間20枚とか、普通に必要ないですよね。実際。

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