シグマレンズの販売状況
半導体不足や新型コロナウィルスの影響による部品調達不足が原因で、様々なカメラやレンズの供給状況が厳しくなっているようです。特に最近発売された人気レンズについて顕著になっているのですが、シグマが発売しているレンズはどのようになっているのでしょうか?
そこで価格.comで売れ筋ランキングTOP10に入っているレンズについての販売ショップ数について調べてみました。
・28-70mm F2.8 DG DN [ソニーE用] 43/48
・18-50mm F2.8 DC DN [ソニーE用] 21/27
・150-600mm F5-6.3 DG DN OS [ソニーE用] 26/38
・14-24mm F2.8 DG DN [ソニーE用] 40/51
・150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary [キヤノン用] 25/40
・100-400mm F5-6.3 DG DN OS [ソニーE用] 25/37
・24-70mm F2.8 DG DN [ソニーE用] 29/40
・85mm F1.4 DG DN [ソニーE用] 14/26
・16mm F1.4 DC DN [ソニー用] 31/47
・18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM [キヤノン用] 1/13
これが価格.comで販売されているシグマレンズ、ランキング上位10本のレンズの販売状況です。分母は掲載ショップ数で、分子が販売ショップ数になります。
販売状況を見てみる前に、もうソニー用のレンズばっかりですね。サードパーティー製レンズですが、ほぼ純正のような状態ですし、純正と同等の光学性能があるということで、特に一般的なユーザはソニーのミラーレスカメラに互換レンズを利用している人が多いことがわかります。
さて、これらのリストをみると概ねほとんどのレンズで販売は続けられているようですが、3割から4割のショップで在庫無しの状況になっているレンズがあることがわかります。
それでも全般的に言えるのは、全国規模で名の通っている有名ショップでのレンズの販売が少なくなっていることです。特に、コジマ、ヤマダ、ビックカメラ、ヨドバシ、ケーズデンキ、ジョーシンなどでレンズの在庫がなくなっていることが多いようですね。これは有名ショップへの供給が乏しいのか、有名ショップでのレンズの需要が高いのかはわからない状況です。
これまで様々なメーカのレンズを取り上げてみましたが、最も供給状況が悪いのがキヤノンのレンズのようなイメージです。もともとシェアの多いキャノンユーザが、EOS R5とEOS R6の発売でいっきに買い換えが進んでいるからだと想像しているのですが、実際にはどうなのでしょうか。
過去に投稿した他のメーカのレンズの販売状況については、こちらからどうぞ。
-人気交換レンズ多くが在庫不足 ニコンレンズの在庫はどうなっている??
-続く交換レンズ不足 特にキヤノンRFレンズに目立つのはなぜ??
-タムロンレンズ在庫状況 人気製品は在庫僅少 他レンズも減少傾向か
[template id=”4241″]
コメント