ニコンレンズの在庫状況
当サイトでは交換レンズ市場に異変があり、様々なメーカの様々なレンズで在庫不足になっていることをお伝えしていました。
今回はニコンの交換レンズで、価格.comの売れ筋上位にランクインしている交換レンズについて、価格.comにおける在庫状況を調査してみました。その結果が以下のリストになります。このリストはその製品を販売しているショップ数と、現在、在庫があるショップ数のリストになります。
・NIKKOR Z 40mm f/2 0/14
・NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR 16/30
・NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S 17/28
・NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 34/39
・NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 29/38
・NIKKOR Z 50mm f/1.8 S 24/38
・NIKKOR Z 50mm f/1.2 S 21/30
・NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 36/41
・NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR 10/22
・NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S 35/40
上記の在庫状況をみると、販売しているショップが少ない交換レンズもありますが、基本的にはおおむねレンズの在庫はまだあるようで、購入するショップを選ばなければ入手できるような状態にはなっているようです。
しかし、人気のあるZ 40mm f/2は販売しているショップがゼロという状況ですし、Z 24-200mmやZ MC 105mmは販売しているショップが登録しているショップの半分程度しかありません。
キヤノンと比較するとまだ在庫はあるものの
先日、キヤノンの交換レンズの在庫状況を調べてみましたが、キヤノン用のレンズは特に供給不足になっている印象でした。
キヤノンの状況から比較すると、ニコンはまだ安定して交換レンズの供給があるようにみえます。しかし、これは個人的な印象ですが、少しずつではありますが、ニコンの交換レンズについても在庫状況が悪化しているように思っていて、今後はさらに販売するショップが少なくなる可能性が高いのかなと思っています。
ニコンの交換レンズがキヤノンと比較して在庫があるのは、ニコンのフルサイズミラーレス機の販売が思わしくないからだと思っているのですが、Nikon Z 9の発売により一時的に交換レンズの需要が増す可能性がありますので、ニコン製レンズも今後は入手しにくい状況になる可能性もあるかもしれません。
いまのところ、一部の人気レンズ以外はまだまだ入手がしやすい状況にあると思いますが、半導体不足が長期化すると交換レンズの製品供給に問題が発生するかもしれませんので、今後の状況が少し心配です。
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