Nikon Z5IIC 日本国内で発売されるのか?
ニコンの新しいデジタルカメラNikon Z5IICが海外で正式発表されたことで大きな話題となっています。しかし現時点では日本国内で正式発表が行われておらず、「日本では発売されないのではないか」「日本市場では需要がないデジカメと判断されたのではないか」といった声も見られます。
しかし、あくまで憶測になりますが、その可能性はそれほど高くないように思われます。
発表前には、ニコンイメージングジャパンのイベントページ「NIKON MEETUP」のデジタルカメラの機材フィルターに「Nikon Z5IIC」が表示されていたことが複数のユーザーによって確認されていました。現在は表示されていませんが、少なくともニコンイメージングジャパン側でNikon Z5IICという製品名が扱われていた形跡があったことになります。
また海外では発表前にニコンドイツのサイト上にもNikon Z5IIC関連のキャンペーン情報が一時的に掲載されていたと報じられており、発表前から各地域で準備が進められていたことがうかがえます。
もし日本で発売しないデジカメであれば、日本で開催されるイベントでNikon Z5IICが貸し出される理由はありません。こうした状況を考えると、「日本だけ発売しない」というよりも、「何らかの理由で日本での発表タイミングを遅らせている」と考えるほうが自然に見えます。
では、なぜ海外と日本で発表日が異なるのでしょうか。
まず考えられるのは価格設定の問題です。
Z5IICは海外では比較的戦略的な価格で投入された製品ですが、日本では近年の円安や部材価格の上昇によって価格設定が難しくなっています。特に今年はメモリー価格の上昇なども指摘されており、ニコン自身も映像事業におけるコスト上昇の影響を受けています。海外価格をそのまま換算すると競争力が低下する可能性もあり、日本市場向けの価格調整に時間を要している可能性があるかもしれません。
次に考えられるのは供給の問題です。
近年のカメラ業界では、新製品発表と同時に長期の納期待ちが発生するケースも珍しくありません。Z5IICはこれまでのニコンにはなかった小型フルサイズという新しいカテゴリーの製品であり、ニコン側も需要予測が難しいと考えられます。そのため、まず欧米市場へ供給し、生産状況を見ながら日本市場へ展開する計画である可能性も考えられそうです。
その次に考えられそうなのが、新製品発表体制の問題です。
海外では9月24日に発表されましたが、これは日本ではシルバーウィーク明け直後のタイミングになります。ニコンもそうですが、国内の販売店、メディアなども休日明けですし、なんなら2日間休暇をとって日曜まで連休を取得していた人も多いと思います。そのため発表体制が整わないと判断し、国内の発表日を遅らせた可能性が考えられるかもしれません。
さらに、日本市場向けの販売戦略を調整している可能性もあります。
Z5IICは従来のニコン機とは少し異なる立ち位置の製品です。EVFを省略し、小型軽量化を重視したモデルであり、従来のフルサイズ機とは異なる層を狙ったカメラと考えられます。実際に海外ではα7Cシリーズの競合として語られることが多く、日本でもどのように訴求するべきか検討している段階なのかもしれません。
また、今年のニコンは全体的に新製品投入が遅れているという見方もあります。
海外の噂サイトでは以前から複数の製品計画の遅れが指摘されており、Nikon Z5IICについても本来想定していたスケジュールから変更が生じている可能性があります。もしそうであれば、日本向けの準備だけが後ろ倒しになっているというより、全体スケジュールの調整の影響を受けているのかもしれません。
現時点では日本国内で正式発表されていないため断定はできません。しかし、発表前にニコンイメージングジャパン関連ページで製品名が確認されていたことを考えると、日本市場向けの準備そのものは進んでいた可能性が高そうです。
そう考えると、日本での未発表は「発売しないから」ではなく、「いつ、どの価格で、どのように投入するかを最終調整しているため」と考えたほうが自然なのかもしれません。日本での発表はあるのでしょうか?それとも発売しないという選択肢もあるのでしょうか?気になりますね。
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Nikon Z5IIC 最新情報
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Nikon Z5IIC 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 23.9 × 35.9 mm(FXフォーマット/フルサイズ、CMOS) |
| 有効画素数 | 約2450万画素 |
| 連射性能(メカシャッター) | 最大約14コマ/秒(連続高速(拡張)) |
| 連射性能(電子シャッター) | 最大約30コマ/秒(高速フレームキャプチャー+(C30)、フル解像度JPEG) |
| 動画フォーマット(最大) | 4K UHD(3840×2160)60p。内部12bit RAW(N-RAW)記録に対応。ファイル形式はNEV/MOV/MP4、圧縮はH.265/HEVC・H.264/AVC。フルHDは最大120p |
| フォーカス方式 | ハイブリッドAF(位相差検出/コントラスト)、AF補助光付き |
| 測距点数(静止画) | シングルポイントAF 273点、オートエリアAF 299点(FX選択時) |
| 測距点数(動画) | 記述なし |
| 被写体認識対象(静止画) | 顔・瞳のほか、魚を含む10種類の被写体をディープラーニングで自動検出(10種類の内訳は記述なし) |
| シャッター方式 | 電子制御縦走りフォーカルプレーンメカニカルシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター |
| シャッター速度範囲(メカ) | 最速1/4000秒~30秒(Mモードで最長900秒まで拡張可、バルブ・タイム対応)。全体の表記は1/8000~30秒 |
| シャッター速度範囲(電子) | 記述なし(電子先幕シャッターの最速は1/2000秒) |
| ISO感度 | SDR:ISO 100~25600(Lo 0.3~Lo 1.0[ISO 50相当]、Hi 0.3~Hi 1.7[ISO 204800相当]に設定可)/HLG:ISO 400~64000 |
| ファインダー形式 | ファインダーなし(ファインダーレス設計) |
| 背面液晶 | 3.2型、約104万ドット、バリアングル式、タッチ対応TFT液晶 |
| 手振れ補正の有無 | あり(5軸ボディ内手ブレ補正、VRレンズ使用時はレンズシフトにも対応) |
| 手振れ補正効果 | 記述なし |
| ワイヤレスLAN | あり(IEEE 802.11b/g/n/a/ac[米国・カナダ・メキシコ]) |
| Bluetooth | あり(Bluetooth 5.0、Bluetooth Low Energy対応) |
| マイク端子 | あり(ステレオミニジャック 3.5 mm、プラグインパワー対応) |
| ヘッドホン端子 | あり(ステレオミニジャック 3.5 mm) |
| USB端子 | USB Type-C(SuperSpeed USB)。UVC/UAC対応でウェブカメラとして利用可能、USB-Cで充電可 |
| 質量 | 約538 g(バッテリー・メモリーカードを含むかどうかは記述なし) |
| サイズ | 約134 × 80.5 × 72 mm(幅×高さ×奥行) |



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