キヤノン新レンズの特許
キヤノンが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのか、この記事で詳しくお伝えします。
RF50mm F1.4 L VCMの特許か?
キヤノンが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。
特許では複数の実施例が記載されていますが、似たような仕様のものを除外すると、おおむね上記のようなレンズの特許ということになりそうです。まとめると以下のようになります。
- 50mm f/1.4
- 24mm f/1.4
- 35mm f/1.4
ということで、それぞれ大口径単焦点レンズの特許であることがわかります。また、この特許の目的として、高速なオートフォーカスを実現しながら、各収差を良好に補正したレンズとなっています。
このレンズの構成図から考えると、おそらくこのレンズはRF50mm F1.4 L VCMのもととなった特許であると思われます。以下が、RF50mm F1.4 L VCMのレンズ構成図です。非常に似ていることがわかりますね。
先ほど記述したようにオートフォーカスの高速化を狙った特許なわけですが、RF50mm F1.4 L VCMはボイスコイルモーターを採用していることから、VCMを利用してオートフォーカスの高速化を狙った特許であることがわかります。
また、キヤノンのVCMシリーズでは24mmと35mmレンズも発売されているわけですが、レンズ構成図を見ると非常に似ているため、それらのレンズもこの特許がベースになっている可能性も考えられそうです。
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