新しいAF-S NIKKOR 200mm f/2E FL ED VRレンズが去年にすでにテストされていたというヒントを受けた。すでにディスコンになった現在のモデルの新しいバージョンの発売をニコンがまだ計画しているかどうかは不明だ。
すでに報告したように、去年、ニコンはAF-S NIKKOR 200mm f/2E FL ED VRに言及したプロモーションビデオをリリースしていた。このビデオはすでにニコンのYoutubeチャンネルから削除されている。
(記事を一部引用して意訳しています)
ニコンが200mm f/2E FL ED VRを発売する?
NikonRumorsがニコンの新レンズについて報告しています。画像は200mm f/2G ED VR IIです。
記事によれば、ニコンが200mm f/2E FL ED VRをテストしていた兆候があり、そのことから200mm f/2E FL ED VRをすでにフィールドテストを実施中で発売が間近かもしれないとしています。
どういうことなのか詳しく説明します。以前にニコンのYoutubeチャンネルに投稿されていた動画があったのですが、その動画では撮影された画像が紹介されており、その画像の撮影機材として200mm f/2E FL ED VRというキャプションが入っていたそうです。このことから、200mm f/2E FL ED VRというレンズが、プロトタイプかもしれませんが実際に存在していて、そのレンズによって撮影された画像があるということが明らかになったわけですね。
ということは、少なくともそのレンズは存在していて、実際に撮影されているわけで、すでにフィールドテストが実施されているのでは?ということになったわけです。このことから、200mm f/2E FL ED VRの発売が期待されているということです。
200mm単焦点レンズがラインナップから消える
ニコンの現在の単焦点レンズのラインナップをみてみます。100mm付近からレンズの焦点距離を記述してみると、105mm、135mm、300mm、400mm・・・となっています。ぽっかり200mmが抜け落ちていることがわかりますね。どうしちゃったのか?と思うのですが、そこにラインナップされていたAF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR IIが密かにディスコンされていたことがわかりました。そのレンズの製品ページがこのページです。旧製品になっていることがわかりますね。
海外ではこのレンズがディスコンになったことが記事にも取り上げられていて、伝説のレンズが後継機種の発表もないままディスコンになってしまったとして悲しむ声が多くありました。そして今後はZマウントで同様のレンズが発売されると、一眼レフの高級レンズはディスコンになってしまうのか?という心配をする声なども上がっていましたね。
そんな中で、上記のように過去の動画から200mm f/2E FL ED VRの名称を発見したということで、少し騒ぎになっているというような状況です。何かしらの都合で発売が遅れているようですが、今現在は恐らくZマウントレンズにリソースを集中させているので発売できない状況も考えられるので、ある程度落ち着いたら発売されるのか、それともZマウントへ移行するので発売されないままになるのか、少し気になるところではありますね。
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コメント
コメント一覧 (1件)
レンズ交換式カメラ市場が急速に小さくなっている中で、2種類のマウントを維持しなければならないとすれば中々大変ではないでしょうか?
キヤノンはミラーレスに全振りしていくようなので、結局はNIKONもそうせざるを得ないと思います。
D6相当のAF性能を持ったミラーレスの発売はまだまだ先になるかと思いますが、仮にそのような時が来ればFマウントレンズの新規開発は益々厳しい局面を迎えると思います。
サードパーティーのレンズ専業メーカーは、もうレフ機の専用レンズは新規に作らないっていってませんでしたっけ。(やや記憶が曖昧ですが…….。)
一ユーザーとしては、新規開発は必要ありませんので現行のレンズを出来るだけ長く作り続けてもらえればと思いますね。