シャオミ 1億画素フォーサーズセンサー搭載のモジュール式カメラ試作機を公開

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シャオミ スマホ外付けレンズを発表

シャオミがレンズ後付タイプのモジュラー式レンズを発表したとして話題になっています。この記事では、後付式のレンズについて詳しくお伝えします。

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シャオミは新しいスマートフォンUltra 15(ライカとの共同開発)の発表と同時に、新しいスマホ用のカメラモジュールのプロトタイプも公開した。

  • モジュラー式光学システム
  • まだコンセプト、プロトタイプ
  • 1億画素Fusion Xマイクロフォーサーズセンサー
  • 35mm f/1.4レンズ(f/4-f/11)
  • Android OS

多くの製品があったがすべて失敗だったものの

シャオミがレンズ後付式のモジュール式カメラを発表したとして話題になっています。上記の画像にもあるように、レンズとセンサーが一体化した小型なカメラとなっていて、撮影された画像はBluetoothなどを利用してスマホに転送され、スマホで操作するとスマホの画面に映し出された画像が、画像ファイルとしてスマホに転送されて保存されるというようなことをしているのだろうと思います。

このようなスマホを背面液晶がわりにするようなカメラの仕組みは昔からありました。衝撃的だったのは今から10年ほど前に発売されたソニーのQXシリーズではないでしょうか?これも今回のシャオミのと同じで、スマホを背面液晶がわりに使用するタイプの小型カメラになります。

今回シャオミが発表した製品は、マイクロフォーサーズセンサーを採用し、35mm f/1.4レンズを採用しているそうで、見た感じでは単焦点ですので中望遠レンズとして利用するようですね。おそらくスマホには広角レンズが搭載されているので、望遠側を補強するという目的があるのかもしれません。

サイバーショット DSC-QX30
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これまで多くのメーカが同様のアイデアのカメラを発表していますが、現在ではほとんど撤退していて、大きく成功した事例はないように思います。今回のシャオミのモジュール式カメラも失敗してしまうのでしょうか?それとも成功する可能性はあるのでしょうか?

個人的には可能性があると思っています。それはいまは技術が進歩して、昔とはいくつかの点で状況が異なるからです。

まず、最近はワイヤレス充電規格が進歩して、スマホの背面にマグネットが取り付けられています。これでワイヤレス充電器とスマホがズレることなく充電できるわけですが、このマグネットを利用すれば、これまで上記のソニーのカメラのようにスマホを固定するベースマウントが必要でしたが、マウントがなくとも磁石でレンズを取り付けることが可能です。

また、最近のカメラには同様にワイヤレス充電のQiを利用してチャージシェア技術が確立されています。これは本来はスマホ同士を重ね合わせることで、スマホでスマホを充電する仕組みですが、このチャージシェアの技術を応用すれば、スマホからレンズにワイヤレスで電源を供給することが可能になります。これにより、レンズにはバッテリーが不要になり、よりレンズの小型化をすることが可能になります。

そして最後になりますが、Bluetoothの技術の進歩です。最近は低消費電力で高速なデータ転送が可能になり、さらに正続安定性も向上しており、以前よりもより柔軟な利用が可能になることが期待されます。

これらの利便性向上により、ひょっとしたら今度こそモジュラー式カメラシステムも成功するかもしれないなと感じているのですが、実際に人気となるでしょうか?もし小型なズームレンズとして登場したら期待できるのかなと思うのですが。

(source)PhotoRumors

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 今のスマホは3眼ぐらいのカメラが搭載されて用途別に
    使い分けている事を考えると外付けは手軽さをスポイルするので
    あまり売れないような気もします。
    パナソニックのDMC-CM1も売れた記憶もないしコミュニケーション
    ツールに高性能カメラが必要なのよく考える必要もありますね。

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