キヤノンが今後発売予定のレンズを語る
RF24-105mm F2.8 L IS USM Zの開発者インタビューが掲載されています。このインタビューではRF24-105mm F2.8 L IS USM Zのレンズの企画意図などが説明されているのですが、今後のレンズ展開についても述べられています。
家塚さん:キヤノンでは、2018年にミラーレスカメラ用のEOS Rシステムを発表してから、これまで約40本の交換レンズを発売してきました。ですが、まだまだ世に送り出せていないレンズはたくさんあります。具体的な内容はお話しできないのですが、ベーシックな仕様のレンズもありますし、これまでになかった、誰もまだ想像できないような仕様のレンズもあります。これらをバランスよく開発を進めていきたいと考えています。
また、これまでの一眼レフカメラやミラーレスカメラは、静止画撮影の用途が先行していました。ですが、今のミラーレスカメラでは、動画が撮れることが当たり前です。静止画、動画問わず、みなさまに気持ちよく使っていただけるようなレンズのシステムを、今後も開発していく予定です。
インタビューではRF24-105mm F2.8 L IS USM Zの開発意図について触れられています。このレンズは主に動画撮影者向けに設計されていて、RFマウントになりショートフランジバックになったこと、口径が大きくなったことで設計の自由度が増し、105mmまでf/2.8通しのレンズを作ることができたとしています。
またミラーレスカメラになったことでEVFのデジタル補正が可能になったことで、一眼レフ時代とは異なり補正後の画像を表示できるため、レンズ側で光学的に補正をしなくともよくなったことが有利に働いているとしています。
RF24-105mm F2.8 L IS USM Zは主に動画向けとなっているようですが、静止画では標準ズームでは少したりない時に105mmまで利用でき開放f値固定のRF24-105mm F2.8 L IS USM Zはウェディングフォトなどで利用されることも念頭において設計をしたのだそうです。
というわけでRF24-105mm F2.8 L IS USM Zの開発意図はわかったのですが、重要なのは、やはりこれからキヤノンが発売を予定しているレンズはどのようなレンズになるのかということですよね。
インタビューでは、まだ世の中に出していないレンズがたくさんあるとしており、よりベーシックな仕様のレンズや、これまでになかった誰も想像できない仕様のレンズもあるとしています。この誰も想像できないレンズというのが非常に気になるところですよね。これまでに見られなかったレンズとしては、オートフォーカスのあるチルトシフトレンズの噂などありましたが、ひょっとしたらそのようなレンズのことなのでしょうか?気になりますね。
さらに「キヤノン EOS R1にはDual Gain Outputセンサーを搭載との噂」ではEOS R1のセンサーの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)鉄道コム
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コメント
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キヤノンの特許を見ると鏡筒内で光路を反転させ極端に短い
超望遠レンズとか反射光学系の光路をグレゴリー式望遠鏡のような
形にして機械的な絞りを設ける方法など様々な物が出願されているので
製品化されたら面白そうです。
時に前者は形状がかなり奇抜なので産業用であろうと想像していますが
後者は発売されるかもしれません。
キヤノンの開発部隊には変わった思考の持ち主がいるようで特許を探せば
面白い物が見つかります。
内面反射を利用したレンズはすでにケンコー・トキナーで販売していますよ。
その割には今年出てるのはAPSCの3.9mmの魚眼レンズと35mmF1.4のみ
もう次のレンズはお盆前には発売されないだろうが、年内にあと5本出せよ
そのベーシックなレンズとやらを
ただのリップサービスのような気も…。
“想像できないようなレンズ”で価格を吊り上げる作戦でしょうが、想像できるレンズでいいので10万円以下で出してください。