タムロンレンズとシグマレンズの比較
25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2 | 20-200mm F3.5-6.3 DG | |
対応マウント | Eマウント | L / Eマウント |
センサーフォーマット | フルサイズ | フルサイズ |
レンズ構成枚数 | 14群18枚 | 14群18枚(FLDガラス1枚、SLDガラス3枚、非球面レンズ4枚) |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) |
最小絞り | F16-32 | F22-40 |
最短撮影距離 | 0.16m (WIDE) / 0.8m (TELE) | 16.5cm (焦点距離28mm時) 25cm(W) – 65cm(T) |
最大撮影倍率 | 1:1.9 (WIDE) / 1:3.9 (TELE) | 1:2(焦点距離28-85mm時) |
フィルターサイズ | Φ67mm | φ72mm |
最大径 × 長さ | Φ76.2mm x 121.5mm | L マウント: φ77.2mm x 115.5mm ソニー Eマウント: φ77.2mm x 117.5mm |
質量 | 575g | L マウント: 550g ソニー Eマウント: 540g |
AFモーター | リニアモーター | リニアモーター |
防塵防滴 | 簡易防滴構造 | 防塵防滴構造 |
公式通販価格 | 12万8700円 | 14万3000円 |
25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2が正式発表
開発を発表していたタムロンの25-200mm F/2.8-5.6 Di III VXD G2(以下、タムロンレンズ)が正式発表されました。当時は具体的な仕様は明らかになっていませんでしたが、今回は正式発表ということで詳細な仕様や価格が判明しています。
気になるのは20-200mm F3.5-6.3 DG(以下、シグマレンズ)との仕様の違いではないでしょうか?ということでまとめたのが上記の表になります。
仕様的には似ているものの、シグマレンズは広角端20mmを実現しているのに対し、タムロンレンズは広角端が25mmスタートとなっています。しかし、タムロンレンズのほうが全体的に開放F値が明るく、広角端ではF2.8を、望遠端ではF5.6と、それぞれシグマより明るいレンズとなっています。
ただし、開放F値に関しては、どこでF値が切り替わるのかで評価が変わってくるかもしれません。タムロンレンズで標準域ぐらいからF3.5程度に落ち込むようだと、実用上はシグマレンズとさほど変わらない可能性もありそうです。
レンズ構成や絞り羽根の枚数は同じで、最短撮影距離や最大撮影倍率もほぼ同じになっており、同じようなフィロソフィーを持ったレンズかもしれません。
物理的なサイズや質量に関しても、全長はほぼ同じで質量もほぼ同じとなっており、どちらが優位に優れているとは言えないようです。 公式通販価格は1万5000円程度の差がありますが、このあたりもほぼ同じと考えられそうです。
問題はAF性能や解像性になるわけですが、このあたりはレビュー待ちということになりそうです。 ただし、広角端の5mmの違いはかなり大きく、より広角側で撮影したいと考える人にとってはシグマレンズを選択するということになりそうです。 一方で、タムロンレンズの場合はより明るい開放F値が欲しいユーザー、より安いレンズが欲しい人にとっては魅力的になるかもしれませんね。
みなさんはどちらのレンズを選択するでしょうか?
コメント
コメント一覧 (1件)
シグマは、85mm域からf6.3になるようなので、正直暗いレンズという印象。
タムロンは、28-200は確か100mmでもf4.9だったと思う。1絞り違うことになる。
25-200になって、そのへんがどう変わったのかが興味ある。