PEN “低価格ながら多機能かつ小型化を実現したカメラ”

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PEN

OM SYSTEM PEN レビュー

要約

OM SYSTEM PENは、高級感のある造りや最先端機能を備えたPEN-Fの直接的な後継機を期待していたマイクロフォーサーズ愛好家にとっては、おそらく期待外れな製品だろう。だが、OM SYSTEM PENはそもそもそうしたカメラを目指しているわけではない。

しかし、これを比較的小型で、依然として魅力的なデザインを持ち、比較的手頃な価格のミラーレスカメラとして捉えるなら話は変わる。特に、小型なボディとレンズというシステムへ引き込むための製品と考えれば、EVFを搭載していることも含めて興味深い提案だ。

機能の多くは見慣れたもので、AF性能も最新のカメラほど信頼性が高くなく、ユーザーの操作を必要とする場面も多い。しかし、このスタイルのカメラにEVFとこれだけ多くの操作系があり、さらにレンズ装着時でも小さいカメラとしては、実質的にX-E5くらいしかライバルがいない。そしてX-E5はかなり高価だ。

愛好家とエントリーユーザーをターゲットにする場合、PENにはシンプルさとカスタマイズ性のバランスが必要だが、そのバランスがうまく取れているとは言い難い。カスタマイズ機能はカメラに慣れるまでは無視できるものの、初心者を助ける基本機能に欠けていると感じる。例えば、シャッターショックが発生しやすいシャッター速度になると自動的にアンチショックモードへ切り替わるようなモードがあれば良かった。現状では、ユーザーが問題の回避方法を理解しなければならない。

私はPENを14-42mmキットズーム、17mm F1.8、12mm F2.0と使用してきたが、とても快適な旅行システムになった。これらのレンズはポケットに入るほど小さく、柔軟性を維持しながら持ち運ぶことができた。別の日には、バッグに余裕を残しながらシステムを持ち歩くこともできた。ポートレート撮影が好きなら、そのうちの1本を45mm F1.8に置き換えてもいいだろう。そうすれば、大型センサーのシステムでは実現が難しいほどコンパクトで汎用性の高い組み合わせを作ることができる。

オートフォーカスシステムについては、AFエリアモードや測距点位置、被写体認識のオン・オフを頻繁に調整する必要がある。これは、このカメラにおける最大の弱点だろう。それ以外の部分では、手頃な価格でありながら、多くの機能を備えつつもコンパクトさを維持したカメラとして非常に優れた仕事をしている。

写真用途では魅力的な小型機

OM SYSTEMの新しいデジタルカメラOM SYSTEM PENのレビュー記事が公開されています。上記はまとめ部分の引用になり、より詳細なレビューや解説、作例がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

このレビューでは、OM SYSTEM PENは工程プラスチック主体の構造ながら、厚みのある素材感によって十分な剛性感があり、小型のグリップや親指レストが扱いやすく、二つのコマンドダイヤルも操作性に優れるとされています。一方で背面のボタン配置は密集しており、初めて使う人にはやや複雑に感じられると指摘しています。

静止画の画質については、2000万画素センサーらしい以前の同等機と同水準の描写が得られるとされ、特に手持ちハイレゾや三脚ハイレゾの活用で画質を底上げできると紹介されています。しかし、AFに関してはは認識精度の誤判定が起こりやすく、被写体認識が任意のAFポイントより優先される挙動が扱いづらいと伝えられています。追従性能も現代的な水準には届かず、ユーザー側の操作が必要になる場面が多いとされています。

動画性能は8bit・4K/30までという仕様が時代遅れとされ、ヘッドホン端子がない点も運用上の弱点とされています。写真中心のカメラであり、動画モードが電源スイッチ上で大きく扱われている点には疑問の声もあるようです。EVFは小型フォーマットながら十分な解像感があり、背面液晶はバリアングル式で評価が分かれるとしていますね

全体的には、写真用途では魅力的な小型機であり、価格も手頃ですが、AFと動画性能には課題が残るとまとめられています。ただPENに関してはほぼ静止画を撮影したい人が購入するデジカメだと思いますので、動画性能についてはあまり気にしない人も多いかもしれませんね。AF性能に関しては、どのような認識をするのか動画などで確認したり、自分で実機を触って確認してみたほうがいいかもしれません。

さらにPENの別のレビューについて「PEN “撮影者の要求を満たす魅力的な相棒となるカメラ”」で詳しくお伝えします。

OM SYSTEM PEN レビュー要約
項目内容
製品品質工程プラスチック主体ながら十分な剛性感と適度な重量感のある質感
静止画の画質20MPセンサーによる過去10年程度の同等機と同水準の画質傾向
AF性能認識精度の誤判定や追従の古さが指摘されるAF挙動
連射性能30fps(AF/AE固定)や8fpsメカなどの記載のみで詳細評価はレビューなし
動画の画質・性能8bit・4K/30までの仕様で時代遅れとされる動画性能
オーバーヒート耐性レビューなし
ボディ内手振れ補正5.5EVの補正量の記載のみで詳細評価はレビューなし
操作性多数のボタンと高いカスタマイズ性があるが初学者には煩雑な操作性
EVF236万ドットの小型フォーマットで十分な解像感のEVF
背面液晶104万ドットの多関節式で評価は分かれる構造
重量約393g前後の適度な重さのボディ
バッテリー新型BLS-7でCIPA約400枚の実用的な持ち
記録メディアUHS-I SDカードのみ対応という制限
アプリ連携レビューなし
WiFiなど接続性USB-CはUSB2.0相当でやや古い接続仕様
総合的な使い勝手写真向け中心で操作は慣れれば快適だがAFと動画は弱点
価格約1000ドル前後の比較的手頃な価格帯
記事元

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OM SYSTEM PEN 最新情報

OM SYSTEM デジタルカメラ 最新情報

OM SYSTEM PEN 主な仕様

OM SYSTEM PEN 主な仕様
項目内容
センサーサイズ17.4mm × 13.0mm(4/3型 Live MOS)
有効画素数約2037万画素
連射性能(メカ)約5コマ/秒(通常)、約4.8コマ/秒(低振動)
連射性能(電子)静音連写H:30コマ/秒、静音連写:8コマ/秒
動画フォーマット(最大)C4K(4096×2160)24p / IPB
フォーカス方式ハイスピードイメージャAF(位相差+コントラスト)
測距点数(静止画)121点(クロスタイプ位相差AF/コントラストAF)
測距点数(動画)
被写体認識(静止画)顔・瞳、犬・猫
シャッター方式メカ、電子先幕、電子
シャッター速度(メカ)60秒〜1/4000
シャッター速度(電子)60秒〜1/32000
ISO感度AUTO LOW(約64相当)〜6400、マニュアルLOW〜25600
ファインダー形式OLED 約236万ドット、倍率約1.10〜1.23倍
背面液晶3.0型・約104万ドット・2軸可動式・タッチ
手振れ補正の有無あり(ボディ内5軸)
手振れ補正効果中央5.5段/周辺4.5段
コンビュテーショナルフォトハイレゾ、ライブND、深度合成、多重露出、デジタルシフト、ライブコンポジット
ワイヤレスLANIEEE 802.11b/g/n
BluetoothBluetooth Ver.5.2(BLE)
マイク端子外部ステレオミニジャック(φ3.5)
ヘッドホン端子記述なし
USB端子USB Type‑C(USB2.0)
質量(バッテリー・カード含む)約393g
サイズ125.8 × 74.5 × 43.3 mm
価格16万5000円(14-42mm F3.5-5.6 III レンズキット)

コメント

コメント一覧 (2件)

  • YouTubeなどでも案件動画が早速出回りましたが、誰も「動画の機能」話をしていなかったので、まぁ静止画、写真向けの一台だよな。と…思って納得しましたが、それなら動画重視の「バリアングル」じゃなくて静止画特化の「チルト」の方がこのカメラの目指す立ち位置がよりハッキリして良かったのでは….と思いました。

  • オリンパス時代から縁が無かったメーカーですが、今回初めて新品購入する予定です。
    こういうカメラを待っていて、LUMIX GX7の後継機が出るだろうと予想してましたが、L10が発売されたので当分それも期待出来ないと思っていました。そんなタイミングで希望通りの仕様で出て来たので迷わず予約を入れました。LUMIX G14mm F2.5を装着して街スナップするのが楽しそうです。

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