PEN レビュー “市場で最もコスパに優れた美しいカメラ”

当ページには広告が含まれています。
PEN

OM SYSTEM PEN レビュー

半世紀もの間、私はこのカメラを待っていた。2021年に発売されたE-P7以来となる、PENファミリーの新メンバーだからだ(ちなみにE-P7は、OM SYSTEMがオリンパスから分社後に初めて発売したカメラでもあった)。

このOM SYSTEM PENはPEN-F IIではない、と言う人もいるだろう。その意見も理解できる。なぜなら、私ほどPEN-F IIを望んでいた人はそう多くないはずだからだ。しかし正直に言うと、このカメラは名前以外のあらゆる点でほぼPEN-F IIそのものだ。

画質はより良くなった。手ブレ補正もより良くなった。オートフォーカスは比較にならないほど進化した。動画性能も制限はあるものの、はるかに良くなっている。IPX1の防滴性能を備えている。そして巧妙なコンピュテーショナル機能がこれでもかというほど詰め込まれている。

見た目に関しても、むしろこちらの方が優れていると言えるかもしれない。もちろん、その意見に反論する人もたくさんいると思う。

本当のところどうか? 今となっては、私がPEN-Fを手に取る理由はまったくなくなった。この新しいPENは、PEN-Fでできたことをすべて、より大きく、より良く、より多くこなしてくれる。

機能面では、このカメラはOM-5 Mark IIによく似ている。ただし、プロファイルコントロールスイッチの追加、そして特に被写体認識AFのおかげで、PENの方が実際には優れていると私は思う(被写体認識AFはOM-5の唯一の大きな弱点だった。ただしOM-5の方がわずかにシーリング性能に優れている)。

しかし、他のOM機と比較したくなる一方で、私が最も強く感じたのは、このOM SYSTEM PENをLUMIX L10と比較したときのことだ。そして最初に断っておくが、私はLUMIX L10で撮影するのが大好きだ。

だがPENの方が小さく軽い。防滴仕様だ。ボディ内手ブレ補正も備えている。さらに前後ダイヤルも搭載している。言い換えれば、LUMIX L10が満たせなかった条件をすべて満たしているということだ。そしてもちろん、レンズ交換もできる。確かに動画性能ではLUMIX L10が圧倒的だ。しかし現実的に考えれば、LUMIX L10を動画目的で買う人はほとんどいないし、それはPENについても同じだ。

LUMIX L10の購入を検討している人なら、PENを選んだ方が良いと私は思う(文字通り金銭的にもそうだ)。PENの方がはるかに豊かな創造性を提供してくれるし、使い続けても物足りなさを感じにくい。対してLUMIX L10は、マクロ撮影や望遠撮影を試したくなった瞬間に限界を感じるようになるだろう。

OM SYSTEM PENは、市場で最もコストパフォーマンスに優れたボディだ(そして最も美しいカメラのひとつ、あるいは最も美しいカメラと言ってもいいかもしれない)。そして間違いなく、写真を愛する純粋主義者にとって最高の日々持ち歩けるカメラだ。

長所

  • お買い得な価格
  • 象徴的な見た目
  • 耐候性
  • 手振れ補正
  • 内蔵のビューファインダー
  • 片手での操作
  • コンピュテーショナルフォト

短所

  • ネイティブ解像度が限られている
  • 8ビットビデオのみ

LUMIX L10よりPENを選ぶべきだ

OM SYSTEMが新たに発表したデジタルカメラPENのレビュー記事をDigitalCameraWorldが伝えています。上記はまとめ部分を引用したものになり、より詳細な解説やレビュー、作例などがありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

このOM SYSTEM PENのレビューでは、従来のPENシリーズを受け継ぐレトロなデザインと高い携帯性が大きな魅力として評価されているようですね。小型軽量なボディに電子ビューファインダーやボディ内手振れ補正を搭載し、日常的に持ち歩くカメラとして非常に完成度が高いと伝えられています。

静止画撮影では2040万画素センサーに加え、ライブNDや8000万画素ハイレゾショットなどのコンピュテーショナルフォト機能を利用できる点が評価されており、JPEG撮影を重視するユーザー向けのカラープロファイルやモノクロプロファイルも魅力とされています。オートフォーカスについても人物や動物の被写体認識に対応し、信頼性の高い性能と評価されています。また、30コマ/秒のPro Captureによる高速連写も強みとして挙げられています。

一方で、動画性能については8bit記録に限定されていることや、動画撮影時に被写体追従機能が利用できないことが弱点として指摘されています。そのため、本機は動画よりも静止画撮影を重視したカメラという位置付けのようです。

さらに、新型バッテリーによる十分な撮影可能枚数や、サイド配置のメモリーカードスロット、優れた携帯性も評価ポイントとして紹介されています。全体的にみると、小型で持ち運びやすく、静止画撮影を中心に楽しみたいユーザーにとって非常に魅力的なモデルであり、高いコストパフォーマンスを備えた日常撮影向けカメラと評価されているようですね。

レビューにもありますが、高機能ながら低価格なのはうれしいポイントだと思います。さらにデザインも良いということなら、確かに供給不足になるほど人気がでるのも理解できるところですね。個人的にも、今一番衝動買いしてしまいそうなカメラです。

LUMIX L10とPENのどちらを購入すべきかというくだりですが、レンズを交換して撮影したい人にとってはPENしか選択肢がないわけですが、LUMIX L10は大口径レンズでありながらレンズ固定式のために可能となったサイズの小ささや、動画配信のサブカメラ、Vlog用途などの撮影での利便性の高さなどを考えれば、機能全部入りのオールインワンともいえるデジカメのLUMIX L10も十分に魅力的なデジカメになると思いますね。

PEN レビュー要約
項目レビュー内容
製品品質レトロな外観と携帯性の高さを評価、日常的に持ち歩ける仕上がり
静止画の画質20.4MPセンサーによる静止画撮影性能と各種コンピュテーショナル機能の組み合わせを高評価
AF性能人物や動物の被写体認識を備えた信頼性の高いAF
連射性能30fpsのPro Capture対応による高い連写性能
動画の画質・性能8bit動画や動画時の被写体追従非対応を弱点として指摘
オーバーヒート耐性レビューなし
ボディ内手振れ補正ボディ内手振れ補正を搭載し評価
操作性カラープロファイルやモノクロプロファイルなどJPEG撮影向け機能
EVF電子ビューファインダー搭載を評価
背面液晶レビューなし
重量携帯性の高さや持ち運びやすさ
バッテリー新型バッテリーによる良好な撮影可能枚数
記録メディアサイド配置のメモリーカードスロット
アプリ連携レビューなし
Wi-Fiなどの接続性レビューなし
総合的な使い勝手携帯性と性能のバランスに優れた静止画重視のカメラとして高評価
価格高い価値を持つ魅力的な価格設定との評価

ミラーレスカメラ情報Xで最新デジカメ情報を入手できるよ!
フォローしてね!

OM SYSTEM PEN 関連情報アーカイブ !

OM SYSTEM PEN 最新情報

OM SYSTEM デジタルカメラ 最新情報

OM SYSTEM PEN 主な仕様

OM SYSTEM PEN 主な仕様
項目内容
センサーサイズ17.4mm × 13.0mm(4/3型 Live MOS)
有効画素数約2037万画素
連射性能(メカ)約5コマ/秒(通常)、約4.8コマ/秒(低振動)
連射性能(電子)静音連写H:30コマ/秒、静音連写:8コマ/秒
動画フォーマット(最大)C4K(4096×2160)24p / IPB
フォーカス方式ハイスピードイメージャAF(位相差+コントラスト)
測距点数(静止画)121点(クロスタイプ位相差AF/コントラストAF)
測距点数(動画)
被写体認識(静止画)顔・瞳、犬・猫
シャッター方式メカ、電子先幕、電子
シャッター速度(メカ)60秒〜1/4000
シャッター速度(電子)60秒〜1/32000
ISO感度AUTO LOW(約64相当)〜6400、マニュアルLOW〜25600
ファインダー形式OLED 約236万ドット、倍率約1.10〜1.23倍
背面液晶3.0型・約104万ドット・2軸可動式・タッチ
手振れ補正の有無あり(ボディ内5軸)
手振れ補正効果中央5.5段/周辺4.5段
コンビュテーショナルフォトハイレゾ、ライブND、深度合成、多重露出、デジタルシフト、ライブコンポジット
ワイヤレスLANIEEE 802.11b/g/n
BluetoothBluetooth Ver.5.2(BLE)
マイク端子外部ステレオミニジャック(φ3.5)
ヘッドホン端子記述なし
USB端子USB Type‑C(USB2.0)
質量(バッテリー・カード含む)約393g
サイズ125.8 × 74.5 × 43.3 mm
価格16万5000円(14-42mm F3.5-5.6 III レンズキット)

コメント

コメント一覧 (1件)

  • L10をキャンセルしてOM PENを予約しました。概ねこの記事と同意見です。
    動画は撮らないし、m4/3レンズも色々あるので、価格面以外でもPENのほうがメリットが多いんですよね。

    パナは供給が少なすぎるし、望遠の弱さが不満の種になると思いました。コンデジにG9と同等のAFは不要です。

コメントする