Nikon Z5IIC レビュー
要約
ニコンは、2025年のカメラ・オブ・ザ・イヤーを受賞したNikon Z5IIによって、エントリークラスのフルサイズカメラの従来の常識を覆した。今回、同社はさらに、フルサイズはプロ向けだけのものという考え方を覆そうとしている。それが、このフォーマットで最も手頃な価格かつ最もコンパクトなモデルとなるNikon Z5IICだ。
名前が示すように、Nikon Z5IICはNikon Z5IIの「コンパクト」版であり、最大の違いはファインダーを搭載していないことだ(加えて、デュアルスロットではなくシングルカードスロットを採用している)。そのため、「C」モデルはより小型で、より軽量で、より低価格になっている。
ニコンUKのトレーニングスペシャリストであるRicci Chera氏は、9月24日の発表と10月中旬の発売に先立ち、このカメラについて説明した。その中で同氏は、Nikon Z5IICは選択肢を提供する製品であり、「決して使うことのないもの(ファインダー)のためにお金を払うことなく、フルサイズの恩恵を得たい」ユーザー向けのモデルだと強調した。
ニコンは正しい方向を向いているのだろうか。1399ドル/1349ポンド/2399豪ドルという価格差は、初めてカメラを購入するユーザーを引き付けたり、Nikon Z5IIから乗り換えさせたりするのに十分なのだろうか。
「C」バージョンの1349ポンド/2399オーストラリアドルという低価格は、搭載されているスペックや機能を考えると非常に魅力的に見える。
LUMIX S9を除けば、これほどコストパフォーマンスに優れたフルサイズカメラは思い当たらないし、これほど低価格で登場したフルサイズ機も思い浮かばない。
Nikon Z5IICは選択肢を提供する製品
ニコンのデジタルカメラNikon Z5IICのレビュー記事をTechRadarが公開しています。上記は一部を要約したものになり、より詳細な説明がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューではNikon Z5IICはNikon Z5IIの機能をほぼ継承しながら、価格を大幅に安くすることを実現しており、コストパフォーマンスに優れるカメラだと評価されています。Nikon Z5IIとの違いはファインダーがないこと、シングルカードスロットになることとしていますが、このほか背面液晶の解像度はNikon Z5IIよりも低いはずです。Nikon Z5IICもマイクロSDカードでデュアル化できればよかったですね。
製品価格ですが、Nikon Z5IICは1396.95ドル、Nikon Z5IIは1846.95ドルのため7万円ぐらいの差があることになり、この差はかなり大きいと思いますね。ただし、今はNikon Z5IIは150ドルのインスタントキャッシュバックが行われているため、その差は小さくなっています。
レビューで興味深いのは、イギリスニコンの担当者がNikon Z5IICは選択肢を提供するデジカメだとしていることです。つまりファインダーを使わない人はまったく使わないので、それだったらファインダーがなくてもいいので安いカメラがほしいということで、完全にファインダーを使わない人を対象にしていることがわかりますね。つまりファインダーを使いたい人にはNikon Z5IIがありますよということになるので、そのため割り切った設計になっているようです。
あとはこのデジカメが市場に受け入れられるかどうかということになりそうですね。今後のランキングやレビューでわかるかもしれません。
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Nikon Z5IIC 主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| センサーサイズ | 23.9 × 35.9 mm(FXフォーマット/フルサイズ、CMOS) |
| 有効画素数 | 約2450万画素 |
| 連射性能(メカシャッター) | 最大約14コマ/秒(連続高速(拡張)) |
| 連射性能(電子シャッター) | 最大約30コマ/秒(高速フレームキャプチャー+(C30)、フル解像度JPEG) |
| 動画フォーマット(最大) | 4K UHD(3840×2160)60p。内部12bit RAW(N-RAW)記録に対応。ファイル形式はNEV/MOV/MP4、圧縮はH.265/HEVC・H.264/AVC。フルHDは最大120p |
| フォーカス方式 | ハイブリッドAF(位相差検出/コントラスト)、AF補助光付き |
| 測距点数(静止画) | シングルポイントAF 273点、オートエリアAF 299点(FX選択時) |
| 測距点数(動画) | 記述なし |
| 被写体認識対象(静止画) | 顔・瞳のほか、魚を含む10種類の被写体をディープラーニングで自動検出(10種類の内訳は記述なし) |
| シャッター方式 | 電子制御縦走りフォーカルプレーンメカニカルシャッター、電子先幕シャッター、電子シャッター |
| シャッター速度範囲(メカ) | 最速1/4000秒~30秒(Mモードで最長900秒まで拡張可、バルブ・タイム対応)。全体の表記は1/8000~30秒 |
| シャッター速度範囲(電子) | 記述なし(電子先幕シャッターの最速は1/2000秒) |
| ISO感度 | SDR:ISO 100~25600(Lo 0.3~Lo 1.0[ISO 50相当]、Hi 0.3~Hi 1.7[ISO 204800相当]に設定可)/HLG:ISO 400~64000 |
| ファインダー形式 | ファインダーなし(ファインダーレス設計) |
| 背面液晶 | 3.2型、約104万ドット、バリアングル式、タッチ対応TFT液晶 |
| 手振れ補正の有無 | あり(5軸ボディ内手ブレ補正、VRレンズ使用時はレンズシフトにも対応) |
| 手振れ補正効果 | 記述なし |
| ワイヤレスLAN | あり(IEEE 802.11b/g/n/a/ac[米国・カナダ・メキシコ]) |
| Bluetooth | あり(Bluetooth 5.0、Bluetooth Low Energy対応) |
| マイク端子 | あり(ステレオミニジャック 3.5 mm、プラグインパワー対応) |
| ヘッドホン端子 | あり(ステレオミニジャック 3.5 mm) |
| USB端子 | USB Type-C(SuperSpeed USB)。UVC/UAC対応でウェブカメラとして利用可能、USB-Cで充電可 |
| 質量 | 約538 g(バッテリー・メモリーカードを含むかどうかは記述なし) |
| サイズ | 約134 × 80.5 × 72 mm(幅×高さ×奥行) |


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