Sigma 135mm f/1.4レビュー
Sigma 135mm f/1.4のレビューが公開されています。どのように評価されているのか、この記事で詳しくお伝えします。
これまで、このサイトで紹介されたほとんどすべての135mmレンズをレビューしてきた。今でもお気に入りは描写のために選んでいるツァイス135mm f/2 Apochromaticだが、このSigma 135mm f/1.4も素晴らしいレンズだ。
2017年にはキヤノンのEFマウント用のシグマ135mm f/1.8をレビューし、その性能を高く評価したが、今回のレンズはまったく別の次元の体験をもたらしてくれる。寄れる、高速、そして正確にピントが合う。さらに重要なのは、Lマウントカメラでの低照度撮影や、メラニンが多い肌色の被写体を美しく描写できるということだ。
画質については以前から背景ノイズのようなものと表現してきたが、このレンズを最大限に活かすためには、やはりLUMIXのリアルタイムLUT機能と組み合わせるのが最適だと思う。もちろん、ライカのSL2-Sでも素晴らしい写真を撮影することはできたが、LUMIXのカメラが生み出す独特の、より幻想的なルックには敵わない。
このレンズは、これまで使用した中で最も速いAFのシグマレンズだ。Viltroxやタムロンと比較しても速く、ライカSL2-Sでさえ、これまで以上に俊敏に感じられた。
これは冗談ではなく、私はここ何年も数多くの135mmレンズを使用してきたが、その中で間違いなく最速のAFを誇る135mmレンズだ。実際にLマウントで最速クラスとされるLeica 28mm f/2 Apochromaticよりも高速なのだ。おそらくそれ以上に速いのは、LUMIX 100mm f/2.8 Macroや35mm f/1.8くらいだろう。ただし、それも「おそらく」という程度だ。
率直に言えば、このレンズを手にして最初に撮影した瞬間から、これほど135mmを使いたいと思ったのは本当に久しぶりだった。最後に同じような気持ちになったのは、ツァイス135mm f/2 Apochromaticをレビューしていたとき以来だ。あのレンズはただ素晴らしく、まるで幻想の中にいるかのように被写体を美しく描きだしてくれた。今回のSigma 135mm f/1.4も、それと同じくらい衝撃的で、手にした瞬間に驚くほどの完成度を感じさせてくれる。
使いたくなる135mmレンズ
Sigma 135mm f/1.4のレビュー記事をThePhoblographerが公開しています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
レビューではSigma 135mm f/1.4を実際に使用した感想が記述されています。テストした結果、Sigma 135mm f/1.4はかなり高速なレンズで、Lマウントレンズの中でも高速と言われているレンズと同等のオートフォーカス速度を実現しているとしています。かなりオートフォーカスが速いことがわかりますね。
また、他のどのような135mmレンズよりも使いたくなるレンズで、思ったほど大きなサイズでもないと評価され、描写性能もかなり優れていることがわかるレビューですね。
Sigma 135mm f/1.4の価格は約30万円で発売され、高価とはいえf/1.4の大口径レンズと考えると、それほど高いという値段でもないのかなと思わせられてしまいます。
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