Nikon Z8の新ファームを告知
ニコンがNikon Z8の新ファームを公開することを告知しています。この記事では、Z8の新ファームの変更内容について詳しくお伝えします。
平素はニコン製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
株式会社ニコンは、「ニコン Z マウント」を採用したフルサイズ/FXフォーマットミラーレスカメラ「ニコン Z8」（2023年5月発売）のファームウェアVer.3.00を近日公開予定です。
「Z8」用ファームウェアVer.3.00では、「ピクセルシフト撮影」機能の進化によってワークフローの簡略化と撮影時間の短縮を実現。また、ユーザーの意図に沿った高画質かつ高精細な画像をより手軽に撮影できるようになりました。さらに、事前にユーザー自身が直感的な操作で色表現を精密に調整して画作りができるピクチャーコントロール「フレキシブルカラー」にも対応。コントラストや彩度・色相を自由に調整した理想の画作りを、カスタムピクチャーコントロールとしてカメラに登録することで撮影に使用でき、ユーザーの映像表現の幅をさらに拡げます。また、ピント合わせを行う撮影距離の範囲を限定する新機能「ボディー内フォーカスリミッター」の搭載などにより、AF性能を一段と強化。その他、撮影のスピードアップや効率化につながる操作性・機能性の向上により、ユーザーのニーズを満たす高画素機としての「Z8」の完成度をさらに高めます。
ニコンは、今後もファームウェアアップデートにより製品をさらに進化させ、ユーザーのニーズに応え続けます。
ニコンがNikon Z8の新ファーム V3.00を近日に公開することを告知しています。すべての詳細な変更内容については、本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、今回のプレスリリースをみると、主に以下のような変更内容になっているということです。
- 「ピクセルシフト撮影」のさらなる進化
- ピクセルシフト撮影時に、フォーカスシフト撮影またはAEブラケティングの併用動作が可能に
- 映像表現の幅をさらに拡張する機能の追加
- オリジナルの色味を作るフレキシブルカラーに対応
- 正確なフォーカス合わせをサポートする新機能の追加
- ピント合わせを行う撮影距離の範囲の限定が可能に
- 操作性・機能性の向上、その他の機能の追加
今回のバージョンアップは整数部分がインクリメントされV3.00となっているためメジャーアップデートと考えることができます。そのため、やはりかなりの機能が追加されていることがわかりますね。特にボディー内フォーカスリミッターなどは、被写体までの距離がある程度決まっているような場合には便利に利用できそうです。
新ファームに関しては、Nikon Z6IIIに鳥専用モードが搭載されることも告知されており、今後の他のカメラの新ファームにも期待がかかりますね。
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(source)ニコン
コメント
コメント一覧 （7件）
Ｚ８は機能追加よりもＡＦの食いつきがソニー、キヤノンの
同グレードのカメラより遅れるようなのでそちらを改良されて
いればいいですね。
そこが一番肝心な部分かなと思います。
要はＺ５Ⅱ、Ｚ５０Ⅱ並になっていればいいですね。
Z8のAFがZ5ⅡやZ50Ⅱより弱い。
どこから出た噂でしょうか？
使ってもいない方が、伝聞で適当なことを言っているだけですよ。
Z8のAFは、α1Ⅱには及ばないという評価であっても、α7シリーズのどれよりも強力ですが。
ボディ内フォーカスリミッターは良さげな機能ですね。カスタムボタンで有効・無効を切り替えられたら一層便利そう。
フォーカスリミッター機能は置物には使えても野鳥など予測できない動きをする動体には無理そうです。被写体認識やＡＦの弱さを少しでも補おうという涙ぐましい努力ともいえますね。ＡＦの改良は現Ｚ機ではすでに頭打ちなので、次世代機でせめて他社の背中が見えるところまで近づいてほしいです。
レンズに付いているフォーカスリミッターは、野鳥撮影では必須でほぼ常に望遠側にしていますが。
被写体認識やＡＦの弱さって、どのレベルでしょうか？
Z9、Z8のAFは非常に強力ですし、Z5ⅡやZ50Ⅱも他社の普及機以上になっています。
フォーカスリミッター機能はいいですね。無理だと思うけどZfにも搭載してほしいです。
レンズのフォーカスリミッターとすぐに切り替えられるようなので、動きものにも使えるし、かなり便利だと思います。
既存モデルのファームアップが行われるのは素直に嬉しいのですね。
ただ、次期フラグシップ機であるZ9Ⅱの登場が近いと言われる中で新機能を既存モデルに載せてくるとZ9Ⅱ登場時のインパクトが薄くなりそう…。