FE 28-70mm F2 GM正式発表
FE 28-70mm F2 GMの主な仕様
レンズの主な仕様
名称 | FE 28-70mm F2 GM | |
---|---|---|
型名 | SEL2870GM | |
レンズマウント | ソニー Eマウント | |
対応撮像画面サイズ | ●35mmフルサイズ | |
焦点距離(mm) | 28-70 | |
焦点距離イメージ(mm) * | 42-105 | |
レンズ構成 (群-枚) | 14-20 | |
画角 (APS-C) *1 | 54°-23° | |
画角 (35mm判) | 75゚-34゚ | |
開放絞り (F値) | 2 | |
最小絞り (F値) | 22 | |
絞り羽根 (枚) | 11 | |
円形絞り | ○ | |
最短撮影距離 (m) | 0.38 | |
最大撮影倍率 (倍) | 0.23 | |
フィルター径 (mm) | 86 | |
手ブレ補正 | – (ボディ側対応) | |
テレコンバーター (1.4x) | 非対応 | |
テレコンバーター (2.0x) | 非対応 | |
フードタイプ | 花形バヨネット式 | |
外形寸法 最大径x長さ (mm) | 92.9 x 139.8 | |
質量 約 (g) | 918 |
レンズ構成図
MTF曲線
ソニー初のf/2通しズーム
ソニーがFE 28-70mm F2 GMを正式発表しました。ソニー初となるf/2通しの大口径ズームで、発売日は12月13日です。市場想定価格は約50万円。一般的にショップの売り出し価格は想定価格の90%ぐらいになることが多いので、FE 28-70mm F2 GMは45万円前後が売り出し価格になるものとみられます。
数日前にFE 28-70mm F2 GMと言われる仕様が流れていましたが、その仕様はほぼ正しく、重量は約918gで大口径のズームにしては非常に軽量になっているのかなと思いますね。このレンズ1本で、28mm f/1.8、35mm f/1.8、50mm f/1.8、70mm f/1.8の代替として利用できそうなので、このあたりの焦点距離の単焦点を複数持ち歩くと考えれば、それほど悪くないサイズと重量なのかなと思います。
問題は開放からどの程度の画質になるのか?というところですが、最近のレンズの設計技術の発達から少なくとも数段絞れば十分な性能になることは間違いなく、単焦点代わりに使える可能性があるので、今後のレビューが楽しみなレンズです。
価格に関しては、FE 24-70mm F2.8 GM IIの想定価格が約30万円でしたので、それより20万円ほど高い設定になっており、このあたりは意見が分かれるかもしれません。
(via)ソニー
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コメント
コメント一覧 (4件)
やはりソニーは可搬性を重要視してることがわかりますね。
F2通しのズームレンズでもこのサイズと質量にしてきたのは拘りを感じます。
これに続いて14-28mm F2や70-150mm F2といったF2通しの広角・望遠ズームレンズも出すのでしょうか。
キヤノンもどうするのか、ニコンもF2通しのズームレンズを出すのか注目ですね。
前玉はキヤノンと比べると少し小さいようですが中群以降光路が太く
小さいマウントながら良い設計のように見えます。
今まで見えていたツァイスの影が分かりにくくなり設計手法が
次の段階に進歩したのかなと思います。
ただし、前群の径の関係から周辺光量落ちと歪曲はでそうなので多少
電子補正は掛けていそうですね。
キヤノンの光学補正に頼った設計とは違うのでそれぞれの考え方があって
面白いです。
電子補正への依存度は高くないようなのにこの小型軽量化、先行レビューを見るに写りも相当いいようで、これには脱帽です。
キヤノンとの差は単なる6年分の技術進化と設計思想変化だけではなく、それまでのミラーレスレンズ設計の積み重ねでしょうね。
キヤノンが今同じのを作ればガッツリ電子補正+IS内蔵、になりそうな予感。
流石に6年前の設計と比べてマウントとってもなw