パナソニックへのインタビュー
LUMIX GH7の発表に関連したパナソニックへのインタビュー記事が掲載されています。パナソニックは今後のマイクロフォーサーズに関してどのように扱っていく予定なのでしょうか?
(前略)
― 動画に強いフルサイズモデルが増える中、マイクロフォーサーズでのハイエンド動画モデルを出し続ける理由はありますか?
先に述べたように、フルサイズ比較で、マイクロフォーサーズには2つの優位性があります。
1つ目はシステム全体の小型・軽量性による機動力、2つ目はイメージセンサーの高速性に起因するハイスピード撮影時の時間表現を指します。当社としては、マイクロフォーサーズには、十分に優位性があると考えており、映像クリエイターの皆様のニーズに対応できると考えております。
一方でフルサイズは、そのイメージセンサー特性に起因するリッチな絵作りやボケ表現が特徴となり、お客様の目的に応じて、使い分けていただけると考えております。
さいごに
昨今流行しているフルサイズに比べて、イメージセンサーのサイズでは一見、不利に見えるマイクロフォーサーズですが、当社としては、現在でもしっかりとその優位性を発揮しながら、活躍できる現場が、まだまだあると考えており、当社としても、今後もマイクロフォーサーズの訴求を継続してまいります。
(後略)
パナソニックへのインタビュー記事が掲載されています。記事ではGH7の基本性能などに関して詳細なインタビュー内容などもありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事によれば、マイクロフォーサーズはシステム全体の小型化を実現できることや、イメージセンサーが高速であることをメリットとして挙げています。そして、そのメリットを活かしながら今後もマイクロフォーサーズを継続していくと述べています。
何かとセンサーサイズが比較されるマイクロフォーサーズですが、フルサイズと比較してAPS-Cのクロップファクターが1.5倍なのに対しマイクロフォーサーズは2倍とフルサイズセンサーの半分ほどのセンサーになっていることがわかります。そのため画素数をあまり多くできなかったり、ボケの表現がやや不得意だったりします。
しかし、センサーサイズが小さいことでカメラそのものや、レンズを小型化にすることができ、それによりメリットが生じるとしていますね。具体的には焦点距離は実質的に2倍になるので、200mmのレンズがあれば400mmのレンズとして利用できるので魅力的に感じます。
そしてパナソニックが今後もマイクロフォーサーズに関わっていくということがわかり安心している人も多いのではないでしょうか?
さらに「LUMIX S1H IIが2024年第4四半期に登場するという噂」ではパナソニックの新製品の噂について詳しくお伝えします。
(記事元)カメラのキタムラ
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コメント
コメント一覧 (0件)
GH6以降、解像感が飛躍し、一部のメーカーのAPS-C機よりも綺麗に解像します。なので動画機ではなくてスチルメインの小型機を待望するのですが(GX7MK4とか)、前モデルが売れなかったことからメーカーは慎重のようですが。
マイクロフォーサーズ初号機のDMC-G1の頃から使っていますが
軽くて便利です。
色々と言われるコントラストAFも使いこなしで何とかなる。
荷物を軽く小さくしたい時にはその時によってNikon1かパナソニック機。
Nikon1は今でも現役。
>>フルサイズと比較してAPS-Cのクロップファクターが1.5倍なのに対しマイクロフォーサーズは2倍とフルサイズセンサーの半分ほどのセンサーになっていることがわかります。
マイクロフォーサーズはクロップファクターが2倍なので、センサー面積は半分ではなく1/4ですね。
それでも、高感度性能と実焦点距離500㎜以上の超望遠以外は、十分な写りだと思っています。
m4/3は超望遠域ユーザー(特にライト層)には確固たるポジションを築いています。現場に出向いても大手3社と肩を並べるレベルで見かけます(パナのボディはあまり見かけませんが)。
やはり望遠に対する優位性、ここではクロップファクターによるコンパクトさとフルサイズと比べて安価にシステムを構築できるためです。しかしながらこのパイを小さく見積もっている人が多いのも事実です。