LUMIX ZS300/TZ300 手振れ補正で高い汎用性もEVF、チルト液晶が欲しい

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LUMIX TX300

LUMIX ZS300/TZ300 レビュー

LUMIX ZS300/TZ300には好ましい点が多く存在する一方で、いくつか気になる部分もある。まず良い点として、1.0型裏面照射CMOSセンサーは非常に満足度の高い画質を実現しており、夕方以降や屋内など光量が少ない環境でも優れた描写を可能にしている。15倍光学ズームレンズは、旅行写真において極めて高い汎用性を発揮し、野生動物、アクション、一般的な望遠撮影まで難なくこなす。これを支えているのが強力な5軸ハイブリッド手振れ補正であり、安定した撮影を実現している。

一方で、少なくとも自分の感覚では、固定式タッチスクリーンがチルトやバリアングルに対応していない点が気になる。現代の“トラベルカメラ”であれば、旅行中に自撮りをしたい時やVlog撮影の際に、自分をフレームに入れられる機構が欲しいところである。また、前モデルに搭載されていた小型のファインダーは決して優秀とは言えなかったが、少なくとも“無いよりは良かった”のは確かである。

最後に、レンズの開放F値は特に望遠端でかなり暗いが、これは全体のズームレンジが非常に大きいことを考えれば当然とも言える。総合的に見れば、このパナソニックは非常にスマートなトラベルカメラであり、驚くほどコンパクトで旅に最適な存在である。ただし、さらに良くなる余地はあると感じる。

長所

  • 1.0型 裏面照射 CMOSセンサー
  • 15倍光学ズーム
  • 5軸ハイブリッド手振れ補正

短所

  • 固定式のタッチ式背面液晶
  • ファインダー非搭載
  • 開放F値がやや暗い

コンパクトで魅力的だが改善してほしい点もある

LUMIX ZS300/TZ300のレビュー記事をDigitalCameraWorldが伝えています。上記はまとめ部分を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

レビューではLUMIX ZS300/TZ300は、歴代の“トラベルズーム”シリーズを継承しつつ、より洗練された万能コンパクトとして仕上がっていると評価されています。特に、1インチセンサーと15倍ズーム(24–360mm相当)をポケットサイズに収めた点は、このシリーズの最大の魅力であり、スマートフォンでは代替できない撮影領域をしっかりカバーしているとされています。

レンズは広角から超望遠まで幅広い焦点域をカバーし、風景から街角スナップ、遠くの被写体、さらには3cmまで寄れるマクロ撮影まで対応できるため、旅行用カメラとして非常に高い汎用性を持つと評価されています。望遠端でもシャープネスが保たれており、360mm相当の画角でここまで安定した描写が得られる点は、コンパクト機としては特筆すべきだとされています。

画像処理についても、色再現が自然でありながら鮮やかで、コントラストも良好だと述べられています。ハイライトからシャドウまでの階調もよく保たれており、1インチセンサーの強みがしっかり活かされているとのことです。高感度性能も良好で、ISO3200でもノイズが抑えられ、ディテールが比較的残る点は旅行カメラとして大きな利点だとされています。

また、光学式手ブレ補正と5軸ハイブリッド補正の組み合わせにより、望遠端や夜景撮影でも手持ちで安定した結果が得られると評価されています。動画性能も優秀で、4K 30pや1080/120pのスローモーションに対応し、手ブレ補正も動画撮影でしっかり機能するとのことです。

一方で、このカメラにはいくつかの明確な弱点も指摘されています。まず、EVF(電子ビューファインダー)が廃止された点は大きなマイナスだとされています。前モデルのTZ100/TZ200にはEVFが搭載されていたため、晴天下での撮影や安定した構図決めが難しくなるという不満が多いとのことです。

さらに、背面モニターが固定式で、チルトもバリアングルも非対応という点も大きな欠点として挙げられています。自撮りやVlog用途に対応できず、同社の下位モデルであるSZ99/TZ99のほうがむしろ利便性が高いという逆転現象が起きていると指摘されています。

One Point!:固定モニターのデメリットって? チルトやバリアングルがないと、 ローアングルや自撮り、Vlog撮影が難しくなるんだ。

レンズの明るさも弱点で、f/3.3–6.4という控えめな開放値は、室内や夜間の撮影ではISOを上げざるを得ず、ノイズが増えやすいとされています。手ブレ補正があるとはいえ、暗所での動体撮影には向かないとのことです。

価格面でも、発売時の$899 / £849という設定は、同じ1インチセンサーを搭載するRX100 VIIよりは安いものの、より安価なSZ99/TZ99やSX740 HSと比較すると割高感があると指摘されています。特に、EVFなし・チルトなしという仕様を考えると、価格に対する説得力が弱いという声もあるとのことです。

まとめるとLUMIX ZS300/TZ300は、1インチセンサーと24–360mmの強力なズームを備えた“本格派トラベルコンパクト”として、依然としてスマートフォンでは代替できない価値を持つカメラだということがわかりますね。スマホでは不可能な表現の写真が撮影できることがわかります。

一方で、EVFの廃止や固定式モニター、控えめなレンズの明るさなど、前モデルからの“後退”と感じられる部分もあり、価格に対する評価は分かれるとされています。特に、Vlog用途や晴天下での撮影を重視するユーザーにとっては、仕様面で物足りなさが残るとのことです。このあたりは使用する人によって評価がわかれるのかもしれません。

そして、やはり気になるのは、なぜ国内発表が遅れているのかということですね。日本国内での発表の予定はないのでしょうか?

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LUMIX TX300/ZS300/TZ300 主な仕様

LUMIX TX300/ZS300/TZ300 主な仕様
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項目内容
有効画素数2010万画素
イメージセンサー1型センサー
手ブレ補正レンズ内光学式 / センサーシフト式
焦点距離8.8〜132mm(35mm判換算:24〜360mm)
光学ズーム15倍
絞り開放:f/3.3〜6.4 / 最小:f/8
ISO感度ネイティブ:80〜6400(拡張:80〜6400)
最大動画記録形式MP4 / UHD 4K対応
メディアスロットSD/SDHC/SDXC(UHS-I)×1
無線802.11b/g Wi‑Fi(内蔵)
ディスプレイ固定式3型タッチパネルLCD
内蔵フラッシュ/ライトあり(フラッシュのみ)
バッテリーリチウムイオン充電池 7.2V / 1025mAh(付属)・約360枚撮影可能
寸法(幅×高さ×奥行)111.25 × 66.29 × 45.21 mm
質量295g(バッテリー・記録メディア含む)

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